A:
 「市町村の合併」というのは、いくつかの市町村が一緒になって、より規模の大きな市町村になることです。

 新設合併…例えば、現在のA市・B町・C村をなくして、その区域で新しくD市を設けることをいいます。

 編入合併…例えば、現在のB町C村をなくして、その区域がA市に加わることをいいます。

 市町村合併は、住民の皆さんの今の暮らしを守り、地域の産業、歴史、文化・伝統などの特性を活かしたまちづくりを進めるために、市町村が合併することによって、行政の効率化や財政基盤の強化などを行うものです。
<新設合併と編入合併の比較[PDF形式.10.7KB]>

A:
地方分権の流れ
 中央集権型社会から地方分権型社会の実現に向けた改革が進められ、市町村の役割が拡大しています。
多くの分野で高度かつ専門的な事務処理を効率的に行うことが求められ、その体制整備が急務となっております。また、高度情報化社会に対応した行政サービスの基盤整備が必要になっており、これらを推進するための人材の育成・確保が求められています。

時代の変化
 社会基盤の整備が進むことによって住民の生活圏が広くなり、市町村の区域を越えて活発な交流が行われている実態があります。また、多くの町村で急速に進んでいる人口の減少と少子・高齢化によって、今後、高齢者対策や保健福祉・医療の充実に多くの財政支出が必要になると予想されています。

財政の悪化
 バブル経済の崩壊後に、景気回復のために、減税や公共事業の追加策が取られましたが、同時に多額の借金が発生し、国も地方も財政の悪化に陥っています。こうした中、全国の自治体の計画的な運営を保障している「地方交付税制度」の見直しが進められており、小規模市町村では単独での財政運営ができないのではないかという懸念から、合併の議論にも拍車がかかっています。

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