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石狩ファイル0055-01(2006年3月31日)

石狩通

いしかりどおり


現在の札幌市中央区北3条西1〜6丁目、北4条西1〜6丁目を指した町名。同時に北4条通のこともこう呼びました。明治5(1871)年2月に札幌市街の町名をつける際、東創成(そうせい)町以下33町に本道の郡国名にちなんだ命名をし、通りにもそれぞれ郡国名をつけました。また、このときに大友(おおとも)堀が創成川と改称されました。こうした町名、通り名は、明治14(1881)年、明治天皇の巡幸を期に、現在の条丁目に改められました。

(工藤義衛)

旧名称現名称旧名称現名称旧名称現名称
南後志通大通本願寺前通南7条小樽通西4丁目北部
北後志通大通浜益通北1条有珠通西5丁目
渡島通南1条西部厚田通北2条室蘭通西6丁目
日高通南1条東部札幌通北3条幌別通西7丁目
爾志通南2条西部石狩通北4条白老通西8丁目
沙流通南2条東部樺戸通北5条勇払通西9丁目
檜山通南3条西部空知通北6条千歳通西10丁目
新冠通南3条東部西創成通西1丁目岩内通西11丁目
津軽通南4条西部胆振通西2丁目南部東創成通東1丁目
静内通南4条東部夕張通西2丁目北部浦河通東2丁目南部
福島通南5条西部山越通西3丁目南部雨龍通東2丁目北部
三石通南5条東部上川通西3丁目北部様似通東3丁目
上磯通南6条虻田通西4丁目南部幌泉通東4丁目
(札幌市教育委員会,1985)

※このほか古宇通、積丹通、美国通、古平通、余市通、忍路通、高島通があったと言われるが、位置は不詳である。


参考文献


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