オロロンラインとは、2本の国道と1本の道道で結ばれる、小樽から稚内までの沿海ルートに加え、天売、焼尻、利尻、礼文の4離島の航路のことをいいます。
このラインを広域観光地として18市町村が手を携えることができた要因は、なんといっても札幌市と留萌市を結ぶ国道231号線の、悲願の開通が実現できたことです。
このルートの一部、厚田から増毛町間の46キロメートルは永い間「幻の国道」といわれたほど難攻不落のルートでした。この間に取り残されていた雄冬(おふゆ)地区は陸の孤島と呼ばれ、交通網は雄冬(おふゆ)港と増毛港を結ぶ一日一便の海上航路のみとされていたのです。昭和56年11月、最も難所を極めた雄冬(おふゆ)岬トンネルの完成で全線開通。しかし、その40日後、不幸にも山崩れが発生し、トンネルの一部損壊、再び陸上交通の不通を余儀なくされました。その2年後の昭和58年に復旧工事が完成、改めて国道231号線の全線完全開通に至ったのです。総工費180億円、昭和33年着工以来四半世紀をかけた難工事でした。これによって国道231・232号線は、南北1本に結ばれたのです。
日本海サンセットビーチに沿って連なる4市11町1村の16エリアを、最北に貫くオロロンラインと定めました。
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