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石狩市と北海道電力株式会社による再生可能エネルギー発電事業等に関する地域連携協定の締結について

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月13日更新

石狩市と北海道電力株式会社による再生可能エネルギー発電事業等に関する地域連携協定の締結について

石狩市と北海道電力株式会社(以下、北海道電力)は、石狩市における再生可能エネルギー(以下、再エネ)発電事業等に関し、緊密な相互連携と協働による活動を推進することにより、石狩市のより一層の地域活性化を図るため、地域連携協定(以下、本協定)を本日締結しましたので、お知らせします。

1.協定締結の背景

近年、石狩市において風力や太陽光、バイオマス発電などの電源の開発が進んでいます。特に、石狩湾は洋上風力発電の開発候補地として、風況や開発等を支援する港湾機能、都市部に近接するといった地理的な優位性から、国内でも有力な開発候補海域と目されています。
石狩市では、北海道を代表する産業空間「石狩湾新港地域」内の一部の区域「REゾーン※」において、こうした再エネ資源を100%活用できる仕組みの構築を目指すと同時に、更なる産業集積を図るなど、再エネを切り口とした地域経済の活性化に向け取り組んでいます。
しかし、再エネ発電の開発主体の多くが道外資本であることから、開発に伴う地域内での資金循環が担保されていないことや、再エネ電力を地域で活用する仕組みが整っていないこと が課題となっています。
そこで、石狩市および北海道電力は、互いに連携・協力して、地域内において資金循環を図る仕組みの構築や再エネを利活用した地域の低炭素化、さらに、再エネの利活用技術等を有する産業の育成検討、持続可能な地域社会の実現に向けた地域密着型のビジネス開発検討などを進めていくこととしました。

※REゾーン:電力需要の100%を再エネで供給することを目指す区域

2.連携項目

石狩市と北海道電力は、次に掲げる事項について連携、協力して取り組みます。
なお、詳細な検討事項や成果については、今後の協議の中で具体化していきます。
(1)再エネ(洋上風力発電、バイオマス発電など)の開発促進に向けた協力体制の構築
(2)石狩湾新港地域「REゾーン」の実現に向けた手法の検討
(3)再エネの利活用を軸とした産業の育成検討
(4)地方創生につながる地域密着型ビジネス等の実現方策の検討

3.役割分担

協定の連携項目の実現のため、石狩市は地域の課題等の整理や関係機関との連絡調整、地域振興の手法の検討など、また、北海道電力は、既存の設備や、総合エネルギー企業としての知見を活用し、洋上風力発電などの再エネ開発や地域密着型ビジネス等の検討を進め相互に協力します。
本協定に基づき、石狩市と北海道電力は、強固な協力体制を構築し、石狩市から北海道全体の持続的な振興・発展を目指した取り組みを進めてまいります。