魚たたき棒 (No.97136) 出土状況写真
実 測 図
出土状況写真
モクセイ科トネリコ属の木(おそらくヤチダモ)を使った野球のバット形の木製品です。
両端は切断され、握る部分と末端が削られています。握りは加工途中で焼かれており、黒色に変化しています。
この形状の木製品は、アイヌや本州の民俗例にもみられ、サケマスの捕獲の際、魚の頭をたたく「魚たたき棒」と考えられます。