石狩浜海浜植物保護センター情報
【センター情報】
令和6年度
令和6年9月27日(金曜日)
‐ ミヤマアキノキリンソウの花 -
秋も深まり石狩浜は、人もまばらとなりました。
観察園内は、遅咲きのハマナスが所々にぽつんと咲いています。
そして秋の花、ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)の黄色が目立っています。
9月は、センターに多くの小中学生が授業のため来館しました。
石狩浜の自然を知って親しんでくれることを願っています。
ミヤマアキノキリンソウ
撮影日:令和6年9月26日(木)
令和6年9月24日(火曜日)
‐ 海浜植物のタネを見て、知って、遊ぼう -
9月22日(日曜日)に石狩市民図書館で開催された「第14回 科学の祭典in石狩」にブース出展してきました。
今回は石狩浜でみられる海浜植物のタネと、流木を使ったフォトスタンドを体験してもらいました。
普段目にすることのない海浜植物の種を、クラフトを通じて観察してもらいました。
当日は147名の方に体験いただきました。
体験していただいた皆様、ありがとうございました。
保護センターでは開館中は毎日クラフト体験ができます。
今回、出張したフォトスタンド以外にもご用意しておりますので、ご来館お待ちしております。
クラフト作成の様子
撮影日:令和6年9月22日(日曜日)
令和6年9月11日(水曜日)
‐ 観察園に生息する動物 -
観察園では、海浜植物だけではなくヒガシニホントカゲもみられます。
日光浴のために木道に姿を現します。よく見かけるのですが、すばしっこく
なかなか写真に収めることができませんでした。
この日は、大雨が上がり、日が照ってきたタイミングでした。
体全体に光沢があります。主に昆虫やクモ、ミミズなどを食べて生活しています。
日光浴中のヒガシニホントカゲ
撮影日:令和6年8月31日(土)
令和6年9月3日(火曜日)
‐ 実りの秋を迎えた観察園 -
8月末でも、日中は30度以上の暑さでした。台風の影響でしょうか。
海岸草原の野鳥は、このところめっきり少なくなった感じがします。
海岸道路は、一面ススキで見事な景観になっています。
そして「実りの秋」。センターの海浜植物たちも実りを迎えています。
真っ赤に熟して色づいたハマナスの実。実を加工してジャムなどにします。
ビタミンCが豊富で、ほんのり甘くておいしいです。
ハマボウフウは、7月に花火のような放射状の小さな花がたくさん集まって白い花が咲きます。
今は、花が散って茶色くなり、たくさんの実をつけました。
ススキ群落海岸道路 ハマナスの実 ハマボウフの実
撮影日:令和6年8月31日(土) 撮影日:令和6年8月31日(土) 撮影日:令和6年8月31日(土)
令和6年8月29日(木曜日)
‐ 観察園に咲く紫の花たち -
石狩浜は海水浴場が終了し、少しずつ秋の気配が感じられる頃となりました。
観察園ではトンボが飛び交い、ススキの穂が揺れています。
この時期、当センターでは紫色の花をつける植物が目立ちます。
一番多く見られるのはヒロハクサフジ、春と秋に二度咲くハマエンドウ、
そして小さな花のナミキソウです。
ヒロハクサフジ ハマエンドウ ナミキソウ
撮影日:令和6年8月24日(土) 撮影日:令和6年8月24日(土) 撮影日:令和6年8月24日(土)
令和6年8月13日(火曜日)
‐ コウボウムギの実 -
このところ30度以上の猛暑が、北海道でも続いています。
この暑さで向かいの海水浴場は連日、にぎわっています。
当センターの植物たちは、さすがに海浜植物というだけあって、
砂の高温にも耐えています。
ハマナスは、赤い実がなり、少ないですが花も咲いています。
コウボウムギも、雌株はしっかりと実をつけました。
コウボウムギを見ていると、畑の麦の収穫期に重なって見えます。
ハマナスの実 コウボウムギ
撮影日:令和6年8月10日(土) 撮影日:令和6年8月10日(土)
令和6年8月7日(水曜日)
‐ 季節の移り変わりを感じます -
観察園では、5月下旬から咲き始めたハマナスも現在、赤い実を付けています。
また、ヤナギタンポポの黄色い花が目につきます。花の形はタンポポに似て、
葉の形はヤナギに似ていることから名付けられました。
虫たちの鳴き声を聞きながら、穂をなびかせているススキを
観賞していると季節の移り変わりを感じます。
ハマナスの花と実 ヤナギタンポポの花 ヤナギタンポポの葉
撮影日:令和6年8月5日(月) 撮影日:令和6年8月5日(月) 撮影日:令和6年8月5日(月)
令和6年7月5日(金曜日)
‐ エゾカワラナデシコが咲き始めました -
石狩浜は一気に夏本番といった感じで、6月29日と30日の2日間は30度、29度の暑さでした。
向かいの駐車場は、早くも海水浴客で賑わいを見せています。海開きももうすぐです。
センターの観察園では、ハマナスの最盛期は終わり、代わってエゾカワラナデシコ
が咲き始め、一面に覆われるのももうすぐです。また、ハマボウフウは今が見頃で、
美しい花火のような白い花を咲かせています。ぜひ、見にいらしてください。
エゾカワラナデシコ ハマボウフウ
撮影日:令和6年6月30日(日) 撮影日:令和6年6月30日(日)
令和6年6月14日(金曜日)
‐ はまなすフェスティバルが開催されました -
初夏に咲くハマナスを五感で楽しむフェスティバルが、9日に開催されました。 この日は、約500人の来場者で賑わい、盛りだくさんのイベントに多くの方が参加しました。 かぐわしいハマナスの香りに包まれた再生園で「花つみ」を体験された方。 ハマナスを観察して、花びらの形などを調べてクイズに答え記念品を受け取る
「クイズラリー」に挑戦された方。
また、ワークショップで、ハマナスハニーを使った石けん作りやハマナスの入浴剤作りに参加した方など。
多くの来場者が、ハマナスを満喫した一日でした。
ハマナス再生園 展示室
撮影日:令和6年6月9日(日) 撮影日:令和6年6月9日(日)
令和6年6月7日(金曜日)
‐はまなすフェスティバルの開催 - 「はまなすフェスティバル」が今年も6月9日(日)に開催されます。
当日はクイズラリー、花つみ体験、各種出店があります。
今年も多くの人で賑わってくれると思います。 センターはハマナスのピンクの花が目立ち、そろそろ一面が満開になります。
ハマナスにちなんだ商品も販売しますので、来場お待ちしています。
また、エゾスカシユリが咲いています。石狩浜の自然を楽しんでください。
ハマナス エゾスカシユリ
撮影日:令和6年6月6日(木) 撮影日:令和6年6月6日(木)
令和6年5月2日(木曜日)
‐春の息吹を感じる早春の観察園 -
4月29日(月)に当センターがオープンしました。
厳しい冬を耐え忍び、春の息吹を待ち続けた植物たち。
最早、花を咲かせた植物があります。
チャシバスゲとスズメノヤリです。 日の光を浴びて真っ先に成長していきます。
今後は、イソスミレやハマハタザオも開花していきます。
今年も、皆様のご来園をスタッフ一同お待ちしております。
季節の花を楽しんで頂ければ幸いです。
チャシバスゲ スズメノヤリ
撮影日:令和6年4月24日(水) 撮影日:令和6年4月24日(水)
令和5年度
令和6年1月17日(水曜日) ‐ 開館中に紹介しきれなかった情報
- 普及員が撮影した写真 -
センターでは、普及員が活躍しています。 来館者の対応や観察園の整備など、多面にわたりセンターを支えています。 今回は、普及員が撮影した写真を紹介します。 春から秋へ、季節の移ろいを感じながら撮影したものです。 なお、写真は、展示室で紹介しています。 園内を散策される前に、ご覧ください。
撮影期間:令和5年4月~令和5年11月 撮影場所:観察園 ハマナス再生園
イソスミレ | ハマエンドウ |
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4月29日(土) 観察園 |
5月21日(日) 観察園 |
ハマナス再生園 | ナミキソウ |
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6月4日(日) 再生園 |
7月23日(日) 観察園 |
トンボ | 遅咲きのハマナス |
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8月23日(水) 観察園 |
9月6日(水) 観察園 |
カシワのドングリ | 閉館後の観察園 |
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10月14日(土) 観察園 |
11月8日(水) 観察園 |
令和5年11月30日(木曜日) ‐ 開館中に紹介しきれなかった情報
‐ 観察園に生きる昆虫 ‐
観察園では、春から秋にかけて色とりどりの花を咲かす海浜植物を観賞することができます。 紫のイソスミレ、ピンクのハマナス、そして黄色のハマニガナなど、来館者の心を和ませてくれます。 多種多様な植物が生育している観察園ですが、植物だけではありません。 昆虫の「エゾアカヤマアリ」も生息しています。 このアリは、腹部が黒く、頭部後縁にくぼみがあることから当センターにいる他のアリと区別されます。 また、石狩浜に生息している集団は、同種の群れと縄張り争いはみられません。 お互いの群れが家族関係にあるとされ、1970年代にはスーパーコロニー(大営巣地)を形成していました。 しかし、1980年代になると海浜のレジャー利用などから巣の数が激減。 現在では、最盛期の10分の1になったといわれます。 観察園を訪問した際は、足元に注意して観察してはいかがですか。
エゾアカヤマアリの巣 撮影日:令和5年9月20日(水曜日)
令和5年11月15日(水曜日) ‐ 開館中に紹介しきれなかった情報
- 閉館中の冬支度 -
当センターは、11月4日から冬期閉館となりました。 ただいま、冬支度の真っ最中です。 作業の一つに、観察園の木道の整備があります。 防腐剤塗布で、腐食を防止して木目の美しい状態を維持します。 そのほか、看板などにシートをかける作業も行います。 再開館日は、令和6年4月29日です。 皆さまのご訪問を心より、お待ちしております。
防腐剤塗布する様子 シートをかける様子 撮影日:令和5年11月9日(木曜日) 撮影日:令和5年11月6日(月曜日)
令和5年10月31日(火曜日)
‐ 秋の気配を感じつつ、初夏の花 ハマナス -
観察園は秋色に染まり、葉は赤や黄色、黄褐色に色づいています。 その中に、ちらほら濃いピンク色の花をつけたハマナスが目に留まります。 初夏に咲く花ですが、遅咲きでこの時期に開花しています。 寒さに負けず、凛とたたずむ姿に魅了されます。 当センターは、11月4日から冬期閉館となります。 閉館前に、秋の気配を感じつつ季節外れのハマナスを観賞してみませんか。
秋の気配が漂う観察園 遅咲きのハマナス 撮影日:令和5年10月27日(金曜日) 撮影日:令和5年10月27日(金曜日)
令和5年10月27日(金曜日)
- 季節の移ろいを楽しむ、晩秋の植物観察 –
観察園では、美しい晩秋を感じる季節となり来館者の目を楽しませています。 落葉低木のコマユミは、すっかり秋色に染まり、美しい紅葉と赤い実を付けています。 また、大人の背丈以上に伸びたススキは、秋の陽射しを浴びてキラキラと輝きをみせています。 当センターは、11月4日から冬期閉館となります。 閉館前に、晩秋の植物観察を楽しんでみませんか。 みなさまの訪問をお待ちしております。
コマユミの紅葉 コマユミの実 陽射しを浴びるススキ 撮影日:令和5年10月22日(日曜日) 撮影日:令和5年10月22日(日曜日) 撮影日:令和5年10月22日(日曜日)
令和5年10月16日(月曜日) ‐ 今年最後のハマナスHealthyタイム ‐
今年最後の「ハマナスHealthyタイム」が12日に開催されました。 この日は、心地よい秋風が吹く中、ハマナスのタネをまく作業に取り組みました。 まず、センター隣接地の「ハマナス再生園」で赤く熟した果実を採集しました。 次に、果実の中からタネを取り出し、最後に、用土を入れた鉢にタネをまきました。 参加者が協力しあって、約200粒のタネを60個の鉢にまきました。 鉢は、網をかぶせて屋外で越冬させ、来年の春の発芽を待ちます。 小さく愛らしいハマナスの新芽が楽しみです。 「石狩浜ハマナス再生プロジェクト」
果実を採集する様子 タネを取り出す様子 タネをまく様子 撮影日:令和5年10月12日(木曜日) 撮影日:令和5年10月12日(木曜日) 撮影日:令和5年10月12日(木曜日)
令和5年10月12日(木曜日)
‐ 科学の祭典、海浜植物のタネでタネアート ‐
10月7日・8日に石狩市民図書館で開催された「科学の祭典 in 石狩」に当センターも出展しました。 内容は、当観察園で採取した海浜植物のタネを使ったクラフト作成を通して海浜植物を知ってもらうことです。 2日間で154人の方にご参加頂き、普段見ることのない海浜植物のタネと触れ合ってもらいました。 今回出展した内容は、当センターでも体験できます。今年の最終開館日は、11月3日です。 最終開館日まで、体験することが可能です。 皆さまのご訪問をお待ちしております。
クラフトを作成する様子 撮影日:令和5年10月8日(日曜日)
令和5年10月10日(火曜日)
‐ 楽しもう! クラフト作成とほりほり体験 ‐
「石狩さけまつり」が、9月23日と24日に開催され多くの方でにぎわいました。 当センターも会場から近いこともあり、2日間で300名以上の方にご訪問頂きました。 観察園で、秋の深まりを感じながらミヤマアキノキリンソウを観賞された方がいました。 また、「クラフト作成」や「ほりほり体験」にチャレンジされた方もいました。 今年の開館最終日は、11月3日(金曜日)です。 残り1か月を切りましたが、皆さまの訪問をお待ちしております。
ミヤマアキノキリンソウ 撮影日:令和5年9月23日(土曜日)
【クラフト作成】無料
海の漂着物や当園の植物の種子、実などを使って作成します。 作成したクラフトは、自宅に持ち帰って飾ることができます。
※7名以上の団体でクラフト体験を希望される方は、スペースに限りがあります。 事前に、センターにご連絡してください。
ご連絡先は、「ご利用案内」で確認してください。
「ほりほり体験」無料
観察園の「ほりほりゾーン」で海浜植物の地下茎・根を掘る体験です。 海浜植物の特徴である根の長さを知ることができます。 掘り上げた地下茎・根は展示室に展示します。
※体験したい方は、センター訪問時に受付に申し出てください。
令和5年10月3日(火曜日)
‐ ハマナスが咲く風景を未来に、みんなでつくる場 ‐
センター隣接地の「ハマナス再生園」で、9月28日に「ハマナスHealthyタイム」が開催されました。 この日は、小雨が降る中、ハマナスの苗を植える作業に取り組みました。 このイベントは、ハマナスの咲く石狩浜の風景を未来に残し、ハマナスをシンボルに 自然と共生する地域づくりをめざすプロジェクトです。 今年最後の開催日は、12日です。タネをまく作業を予定しています。 ハマナスに触れ合いながら、石狩浜の風景を未来に残す活動に参加してみませんか。 「石狩浜ハマナス再生プロジェクト」 苗を植える様子: 撮影日: 令和5年9月28日(木曜日)
令和5年9月22日(金曜日)
‐ 石狩浜の自然を学ぶ ~ 石狩中学校の1年生 ‐
8日に「環境学習」が行われました。 この日は、石狩中学校の1年生、20名が来園。 生徒は、センターの専門職員から石狩海岸の「成り立ち」や「自生する海浜植物」について説明を受けました。 その後、観察園を散策して、海岸から内陸へ、それぞれのエリアで自生する海浜植物を観察。 また、ハマナスの花びらや実の利用方法も学びました。 最後に、再生園でハマナスの苗を植える体験をしました。 この日に学んだこと、感じたことを生徒一人ひとりが授業で発表するとのことです。 「環境学習」を通して、郷土に残る豊かな自然の大切さを認識して頂ければ幸いです。
(1) 観察園を散策: 撮影日:令和5年9月8日(金曜日) (2) 苗を植える体験: 撮影日:令和5年9月8日(金曜日)
令和5年9月13日(水曜日)
‐ ハマボウフウとカシワ ~ 二つの実 ‐
ハマボウフウは、放射状の小さな白い花が集まって傘のような形になっています。 花が散ると褐色の実をつけます。 カシワは、1本の枝に雄花と雌花の花が咲きます。 6月に開花しますが、花は小さく、花びらもないのが特徴です。 ドングリをつけて、成熟すると緑色から褐色になります。 普段、見ないカシワのドングリを見に来ませんか。
(1) ハマボウフウの実: 撮影日:令和5年9月9日(土曜日) (2)カシワの実: 撮影日:令和5年9月9日(土曜日)
令和5年9月4日(月曜日)
‐ 海浜植物の果実について ‐
観察園で自生する多くの海浜植物は、春から夏にかけて鮮やかな花を咲かせます。 ハマナスは、5月下旬から咲き始め、濃いピンクの花を咲かせ芳香を放ちます。 エゾスカシユリは、6月に開花を迎えオレンジ色の花を咲かせます。 どちらの花も、秋になると実をつけ、熟すと種子が出来ます。 植物の移り変わる姿を通して、初秋を感じてみませんか。
(1) ハマナスの花 ハマナスの実 撮影日:令和5年6月4日(日曜日) 撮影日:令和5年8月26日(土曜日)
(2) エゾスカシユリの花 エゾスカシユリの実 撮影日:令和5年6月4日(日曜日) 撮影日:令和5年8月26日(土曜日)
令和5年8月23日(水曜日)
‐ 秋の気配を感じる季節 ‐
センター向かいの石狩浜海水浴場「あそびーち石狩」は20日に終了しました。 猛暑が続く中、時折さわやかな秋風が吹く季節となりました。 ススキは穂をなびかせ、トンボをあちらこちらで見かけます。 観察園では、ハマニガナが咲いています。 ご来館の際、季節の移り変わりを感じてみませんか。
(1) ススキ 撮影日:令和5年8月23日(水曜日) (2) ハマニガナ 撮影日:令和5年8月23日(水曜日)
令和5年8月8日(火曜日)
‐ キアゲハの幼虫について ‐
観察園でキアゲハの幼虫を見つけました。春と夏に、時々観察されます。 キアゲハの幼虫は卵から羽化したのち、2週間ぐらいで蛹(さなぎ)になるといわれています。 幼虫はセリ科(パセリ、ニンジンの仲間)の植物を好むといわれており、保護センターでは、 ハマボウフウを食べています。もう少しで蛹(さなぎ)となります。 成虫の姿で飛ぶ風景が観察できれば幸いです。
(1) ハマボウフウの葉を食べているキアゲハの幼虫 撮影日:令和5年8月4日(金曜日)
令和5年8月1日(火曜日)
‐ 季節の移り変わりについて ‐
少しずつ、季節の移り変わりを感じられるようになりました。 ススキは穂をなびかせ、キリギリスの鳴き声が聞こえるようになりました。 また、ハマナスの実が赤く色付きはじめました。 ご来館の際に、季節の移り変わりを感じ取ってみませんか。
(1)ハマナスの実 撮影日:令和5年7月29日(土曜日)
令和5年7月26日(水曜日)
‐ センター事業について ‐
センター事業の一つに、希少種であるイソスミレの生育状況の把握があります。 令和4年度の内容としては、4箇所の地点で生育するイソスミレの生育状況と植生の現状です。 調査レポート(令和4年度)は、展示室に掲示しています。 観察園では、ナミキソウが開花しています。 センターに訪問した際は、併せてご覧ください。
(1)掲示板 撮影日:令和5年7月23日(日曜日)
(2)ナミキソウ 撮影日:令和5年7月23日(日曜日)
令和5年7月19日(水曜日)
‐ ハマナスが咲く風景をみんなでつくる、触れ合いの場 ‐
センター隣接地の「ハマナス再生園」で、13日に「ハマナスHealthyタイム」が開催されました。 この日は、さわやかな潮風に吹かれながら、ハマナスの周りに生えた草を抜く作業に市民ボランティア5人の 方々が参加されました。このイベントは、ハマナスの咲く石狩湾の風景を未来に残し、ハマナスをシンボルに 自然と共生する地域づくりをめざすプロジェクトです。 「ハマナスHealthyタイム」は、10月まで毎月開催され、実を摘む作業のほか、苗の移植やタネをまく作業もあります。 また、休憩時間に専門家から海浜植物のお話も聞くこともできます。 ハマナスに触れ合いながら、石狩湾の風景を未来に残す活動に参加してみませんか。
(1)ボランティアの様子 撮影日:令和5年7月13日(木曜日)
(2)再生園に咲くハマナス 撮影日:令和5年7月13日(木曜日)
令和5年7月18日(火曜日)
‐ 海浜植物の特徴について ‐
先週は、市内小学校3年生が、観察園で行った「ほりほり体験」の学習について記載しました。 掘り上げた海浜植物に少し触れたいと思います。 海浜植物は、(1)葉の表面が、つやつやして厚みがある。(2)背丈が低く地面をはう。そして根が長いという特徴があります。 こういった特徴を確かめるため、掘って、手で触れて見て確認するものです。 常時体験できますので、ご訪問をお待ちしております。 観察園では、エゾカワラナデシコ(ピンク)がそろそろ終わりになりますが、カセンソウ(黄色)とのコラボがきれいです。
(1)ハマエンドウ 撮影日:令和5年7月15日(土曜日)
(2) エゾカワラナデシコ(ピンク)とカセンソウ(黄) 撮影日:令和5年7月16日(日曜日)
令和5年7月12日(水曜日)
‐ 海浜植物を観賞して、手に触れてその特徴を知る ‐
センター向かいの石狩浜海水浴場「あそびーち石狩」は8日、海開きでした。 気温は30度に近づき、いよいよ夏本番を向かえます。 今朝、ウグイスの鳴き声がさわやかでした。ノビタキは観察園で見られます。 7月3日には、市内小学校3年生の児童が環境学習に来ました。 観察園でテンキグサ、ハマボウフウ、ハマナス、カシワなどを観察。次に、「ほりほり体験」です。 この体験は、海浜植物の砂の中の様子を知るものです。掘り上げて、根や地下茎の長さを調べます。 一番長く掘り上げたのはハマエンドウの96cmでした。実物に触れて海浜植物の特徴を知る体験です。 センターでは常時体験できますので、ご訪問をお待ちしております。ぜひチャレンジしてください。 観察園ではカセンソウ、ノコギリソウも開花しています。
(1)カセンソウ 撮影日:令和5年7月5日(水曜日)
(2)ノコギリソウ 撮影日:令和5年7月5日(水曜日)
令和5年7月4日(火曜日)
‐ 観察園に咲くエゾカワラナデシコ ‐
6月から7月は、集中的に市内小学校の環境学習の一環として、児童たちがセンターを訪問します。 「海浜植物とはどんな特徴があるのか、どうして保護するのか」など石狩浜の自然を学習します。 わが郷土の石狩浜を知り、自然を大切にする心が育ってもらえれば幸いです。 今、センターでは一面にエゾカワラナデシコが見事です。エゾノカワラマツバも開花しました。
(1)エゾカワラナデシコ 撮影日:令和5年7月2日(日曜日)
(2)カセンソウ 撮影日:令和5年7月2日(日)
(2)エゾノカワラマツバ 撮影日:令和5年7月2日(日)
令和5年6月28日(水曜日)
‐ 夏至が過ぎて、生長する植物たち ‐
夏至が過ぎて今が一番日の長い時期、気温も一気に上がってきました。 石狩浜は、ちらほら海水浴やキャンプをする人が見られます。 ノビタキ、ノゴマなど野鳥のさえずり、海は穏やか、ゆっくり楽しめる季節です。 海浜植物保護センターの植物たちは、どんどん生長!花の種類も多くなってきました。 今咲いている植物で珍しいのが、エゾルリトラノオです。カシワ林の林床等に生えます。 またハマボウフウ、エゾカワラナデシコも開花しました。 センターは、これからエゾカワラナデシコの群落が見頃となります。
(1)エゾルリトラノオ 撮影日:令和5年6月25日(日曜日)
(2)ハマボウフウ 撮影日:令和5年6月25日(日曜日)
(3)エゾカワラナデシコ 撮影日:令和5年6月25日(日曜日)
令和5年6月19日(月曜日)
‐ 初夏を迎える保護センターに咲く花々‐
先日に行われた「はまなすフェスティバル」には大変多くの皆さん(約680人)にご来場いただきました。 天気にも恵まれ、家族連れも多く出店やハマナスクイズラリーなど楽しい1日になりました。ありがとうございました。 さて、石狩浜の原風景はハマナスが風に揺れるこの季節、今が最盛期です。海浜植物保護センターは初夏を迎え、 季節の花が見ごろを迎えています。ハマナスが次々に開花。ハマヒルガオ、ハマニガナが咲き始めています。 もうすぐ海開き!波も穏やか輝くブルーになってきました。
(1)ハマヒルガオ 撮影日: 令和5年6月16日(金曜日)
(2)ハマニガナ 撮影日:令和5年6月16日(金曜日)
(3)海開き目前の石狩浜海水浴場 撮影日:令和5年6月16日(金)
令和5年6月11日(日曜日)
‐ はまなすフェスティバルが開催されました ‐
はまなすフェスティバルが、当センターで開催されました。この日は、天候にも恵まれ多くの来場者で会場がにぎわいました。 再生園で、実物のハマナスに触れて花びらの香りを楽しみながら「花つみ」を体験された方。 観察園では、ハマナスを観賞しながら展示室と行き来したり、ハマナスの花びらや実などを調べながら、クイズに答え、 スタンプを集めて記念品を受け取る「ハマナスなぞときクイズ&スタンプラリー」に親子で参加された方。 また、ハマナスをつかったお菓子などを口にされた方やハマナスハニーのせっけんづくりを体験された方など。 ハマナスを五感で楽しむ来館者でセンターは大盛況でした。
(1)はまなすカフェの様子 撮影日:令和5年6月11日(日曜日)
(2)花つみ体験の様子 撮影日:令和5年6月11日(日)
令和5年6月4日 (日曜日)
‐ はまなすフェスティバルが間近 ‐
6月に入り、日が一段と長くなり北海道は爽やかな季節を迎えました。 当センターでは、6月11日に行う「はまなすフェスティバル」に向けて準備を進めています。 ハマナスは日に日に開花数が増えています。当日には満開になるはずです。この機会に実物のハマナスに触れて、 花の様子をじっくり観察してみませんか?新たな発見があるはずです。 花びらの香り、花や葉のつくり、茎や根の様子など改めて確認してみてください。 ハマナスは北海道の花、石狩市の花でもあります。明治の開拓期から親しまれてきた植物です。 また、エゾスカシユリの花も目立ち始めました。
(1)ハマナス再生園 撮影日:令和5年6月4日(日曜日)
(2)エゾスカシユリ 撮影日:令和5年6月4日(日曜日)
令和5年5月31日 (水曜日)
‐ 観察園の見頃な植物とクラフト体験の再開 ‐
カシワが若葉に更新し、緑が一層際立っています。 枯れ葉は秋ではなく、新葉と一緒にこの時期に落ちます。枯れ葉は冬場も強風に負けずに落ちません。 不思議ですね。からだのつくりが浜の潮風から守る作りになっています。石狩浜では、この時期カシワ林が輝きを増します。 センターで観察してください。 また、エゾスカシユリはもうすぐ見ごろを迎えます。当園でも一株が咲きましたので次々に見ごろを迎えます。 6月は種々の海浜植物が開花します。どうぞ来園をお待ちしています。 今年からクラフト体験コーナーも再開しました。海の漂着物や当園の植物の種子、実などを使って作成します。 もちろん無料です。
(1)カシワ若葉 撮影日:令和5年5月31日(水曜日)
(2)エゾスカシユリ 撮影日:令和5年5月31日(水曜日)
(3)クラフト 撮影日:令和5年5月31日(水曜日)