石狩浜海浜植物保護センター情報
【センター情報】
令和5年9月22日(金曜日) New!
‐ 石狩浜の自然を学ぶ ~ 石狩中学校の1年生 ‐
8日に「環境学習」が行われました。 この日は、石狩中学校の1年生、20名が来園。 生徒は、センターの専門職員から石狩海岸の「成り立ち」や「自生する海浜植物」について説明を受けました。 その後、観察園を散策して、海岸から内陸へ、それぞれのエリアで自生する海浜植物を観察。 また、ハマナスの花びらや実の利用方法も学びました。 最後に、再生園でハマナスの苗を植える体験をしました。 この日に学んだこと、感じたことを生徒一人ひとりが授業で発表するとのことです。 「環境学習」を通して、郷土に残る豊かな自然の大切さを認識して頂ければ幸いです。
(1) 観察園を散策: 撮影日:令和5年9月8日(金曜日) (2) 苗を植える体験: 撮影日:令和5年9月8日(金曜日)
令和5年9月13日(水曜日)
‐ ハマボウフウとカシワ ~ 二つの実 ‐
ハマボウフウは、放射状の小さな白い花が集まって傘のような形になっています。 花が散ると褐色の実をつけます。 カシワは、1本の枝に雄花と雌花の花が咲きます。 6月に開花しますが、花は小さく、花びらもないのが特徴です。 ドングリをつけて、成熟すると緑色から褐色になります。 普段、見ないカシワのドングリを見に来ませんか。
(1) ハマボウフウの実: 撮影日:令和5年9月9日(土曜日) (2)カシワの実: 撮影日:令和5年9月9日(土曜日)
令和5年9月4日(月曜日)
‐ 海浜植物の果実について ‐
観察園で自生する多くの海浜植物は、春から夏にかけて鮮やかな花を咲かせます。 ハマナスは、5月下旬から咲き始め、濃いピンクの花を咲かせ芳香を放ちます。 エゾスカシユリは、6月に開花を迎えオレンジ色の花を咲かせます。 どちらの花も、秋になると実をつけ、熟すと種子が出来ます。 植物の移り変わる姿を通して、初秋を感じてみませんか。
(1) ハマナスの花 ハマナスの実 撮影日:令和5年6月4日(日曜日) 撮影日:令和5年8月26日(土曜日)
(2) エゾスカシユリの花 エゾスカシユリの実 撮影日:令和5年6月4日(日曜日) 撮影日:令和5年8月26日(土曜日)
令和5年8月23日(水曜日)
‐ 秋の気配を感じる季節 ‐
センター向かいの石狩浜海水浴場「あそびーち石狩」は20日に終了しました。 猛暑が続く中、時折さわやかな秋風が吹く季節となりました。 ススキは穂をなびかせ、トンボをあちらこちらで見かけます。 観察園では、ハマニガナが咲いています。 ご来館の際、季節の移り変わりを感じてみませんか。
(1) ススキ 撮影日:令和5年8月23日(水曜日) (2) ハマニガナ 撮影日:令和5年8月23日(水曜日)
令和5年8月8日(火曜日)
‐ キアゲハの幼虫について ‐
観察園でキアゲハの幼虫を見つけました。春と夏に、時々観察されます。 キアゲハの幼虫は卵から羽化したのち、2週間ぐらいで蛹(さなぎ)になるといわれています。 幼虫はセリ科(パセリ、ニンジンの仲間)の植物を好むといわれており、保護センターでは、 ハマボウフウを食べています。もう少しで蛹(さなぎ)となります。 成虫の姿で飛ぶ風景が観察できれば幸いです。
(1) ハマボウフウの葉を食べているキアゲハの幼虫 撮影日:令和5年8月4日(金曜日)
令和5年8月1日(火曜日)
‐ 季節の移り変わりについて ‐
少しずつ、季節の移り変わりを感じられるようになりました。 ススキは穂をなびかせ、キリギリスの鳴き声が聞こえるようになりました。 また、ハマナスの実が赤く色付きはじめました。 ご来館の際に、季節の移り変わりを感じ取ってみませんか。
(1)ハマナスの実 撮影日:令和5年7月29日(土曜日)
令和5年7月26日(水曜日)
‐ センター事業について ‐
センター事業の一つに、希少種であるイソスミレの生育状況の把握があります。 令和4年度の内容としては、4箇所の地点で生育するイソスミレの生育状況と植生の現状です。 調査レポート(令和4年度)は、展示室に掲示しています。 観察園では、ナミキソウが開花しています。 センターに訪問した際は、併せてご覧ください。
(1)掲示板 撮影日:令和5年7月23日(日曜日)
(2)ナミキソウ 撮影日:令和5年7月23日(日曜日)
令和5年7月19日(水曜日)
‐ ハマナスが咲く風景をみんなでつくる、触れ合いの場 ‐
センター隣接地の「ハマナス再生園」で、13日に「ハマナスHealthyタイム」が開催されました。 この日は、さわやかな潮風に吹かれながら、ハマナスの周りに生えた草を抜く作業に市民ボランティア5人の 方々が参加されました。このイベントは、ハマナスの咲く石狩湾の風景を未来に残し、ハマナスをシンボルに 自然と共生する地域づくりをめざすプロジェクトです。 「ハマナスHealthyタイム」は、10月まで毎月開催され、実を摘む作業のほか、苗の移植やタネをまく作業もあります。 また、休憩時間に専門家から海浜植物のお話も聞くこともできます。 ハマナスに触れ合いながら、石狩湾の風景を未来に残す活動に参加してみませんか。
(1)ボランティアの様子 撮影日:令和5年7月13日(木曜日)
(2)再生園に咲くハマナス 撮影日:令和5年7月13日(木曜日)
令和5年7月18日(火曜日)
‐ 海浜植物の特徴について ‐
先週は、市内小学校3年生が、観察園で行った「ほりほり体験」の学習について記載しました。 掘り上げた海浜植物に少し触れたいと思います。 海浜植物は、(1)葉の表面が、つやつやして厚みがある。(2)背丈が低く地面をはう。そして根が長いという特徴があります。 こういった特徴を確かめるため、掘って、手で触れて見て確認するものです。 常時体験できますので、ご訪問をお待ちしております。 観察園では、エゾカワラナデシコ(ピンク)がそろそろ終わりになりますが、カセンソウ(黄色)とのコラボがきれいです。
(1)ハマエンドウ 撮影日:令和5年7月15日(土曜日)
(2) エゾカワラナデシコ(ピンク)とカセンソウ(黄) 撮影日:令和5年7月16日(日曜日)
令和5年7月12日(水曜日)
‐ 海浜植物を観賞して、手に触れてその特徴を知る ‐
センター向かいの石狩浜海水浴場「あそびーち石狩」は8日、海開きでした。 気温は30度に近づき、いよいよ夏本番を向かえます。 今朝、ウグイスの鳴き声がさわやかでした。ノビタキは観察園で見られます。 7月3日には、市内小学校3年生の児童が環境学習に来ました。 観察園でテンキグサ、ハマボウフウ、ハマナス、カシワなどを観察。次に、「ほりほり体験」です。 この体験は、海浜植物の砂の中の様子を知るものです。掘り上げて、根や地下茎の長さを調べます。 一番長く掘り上げたのはハマエンドウの96cmでした。実物に触れて海浜植物の特徴を知る体験です。 センターでは常時体験できますので、ご訪問をお待ちしております。ぜひチャレンジしてください。 観察園ではカセンソウ、ノコギリソウも開花しています。
(1)カセンソウ 撮影日:令和5年7月5日(水曜日)
(2)ノコギリソウ 撮影日:令和5年7月5日(水曜日)
令和5年7月4日(火曜日)
‐ 観察園に咲くエゾカワラナデシコ ‐
6月から7月は、集中的に市内小学校の環境学習の一環として、児童たちがセンターを訪問します。 「海浜植物とはどんな特徴があるのか、どうして保護するのか」など石狩浜の自然を学習します。 わが郷土の石狩浜を知り、自然を大切にする心が育ってもらえれば幸いです。 今、センターでは一面にエゾカワラナデシコが見事です。エゾノカワラマツバも開花しました。
(1)エゾカワラナデシコ 撮影日:令和5年7月2日(日曜日)
(2)カセンソウ 撮影日:令和5年7月2日(日)
(2)エゾノカワラマツバ 撮影日:令和5年7月2日(日)
令和5年6月28日(水曜日)
‐ 夏至が過ぎて、生長する植物たち ‐
夏至が過ぎて今が一番日の長い時期、気温も一気に上がってきました。 石狩浜は、ちらほら海水浴やキャンプをする人が見られます。 ノビタキ、ノゴマなど野鳥のさえずり、海は穏やか、ゆっくり楽しめる季節です。 海浜植物保護センターの植物たちは、どんどん生長!花の種類も多くなってきました。 今咲いている植物で珍しいのが、エゾルリトラノオです。カシワ林の林床等に生えます。 またハマボウフウ、エゾカワラナデシコも開花しました。 センターは、これからエゾカワラナデシコの群落が見頃となります。
(1)エゾルリトラノオ 撮影日:令和5年6月25日(日曜日)
(2)ハマボウフウ 撮影日:令和5年6月25日(日曜日)
(3)エゾカワラナデシコ 撮影日:令和5年6月25日(日曜日)
令和5年6月19日(月曜日)
‐ 初夏を迎える保護センターに咲く花々‐
先日に行われた「はまなすフェスティバル」には大変多くの皆さん(約680人)にご来場いただきました。 天気にも恵まれ、家族連れも多く出店やハマナスクイズラリーなど楽しい1日になりました。ありがとうございました。 さて、石狩浜の原風景はハマナスが風に揺れるこの季節、今が最盛期です。海浜植物保護センターは初夏を迎え、 季節の花が見ごろを迎えています。ハマナスが次々に開花。ハマヒルガオ、ハマニガナが咲き始めています。 もうすぐ海開き!波も穏やか輝くブルーになってきました。
(1)ハマヒルガオ 撮影日: 令和5年6月16日(金曜日)
(2)ハマニガナ 撮影日:令和5年6月16日(金曜日)
(3)海開き目前の石狩浜海水浴場 撮影日:令和5年6月16日(金)
令和5年6月11日(日曜日)
‐ はまなすフェスティバルが開催されました ‐
はまなすフェスティバルが、当センターで開催されました。この日は、天候にも恵まれ多くの来場者で会場がにぎわいました。 再生園で、実物のハマナスに触れて花びらの香りを楽しみながら「花つみ」を体験された方。 観察園では、ハマナスを観賞しながら展示室と行き来したり、ハマナスの花びらや実などを調べながら、クイズに答え、 スタンプを集めて記念品を受け取る「ハマナスなぞときクイズ&スタンプラリー」に親子で参加された方。 また、ハマナスをつかったお菓子などを口にされた方やハマナスハニーのせっけんづくりを体験された方など。 ハマナスを五感で楽しむ来館者でセンターは大盛況でした。
(1)はまなすカフェの様子 撮影日:令和5年6月11日(日曜日)
(2)花つみ体験の様子 撮影日:令和5年6月11日(日)
令和5年6月4日 (日曜日)
‐ はまなすフェスティバルが間近 ‐
6月に入り、日が一段と長くなり北海道は爽やかな季節を迎えました。 当センターでは、6月11日に行う「はまなすフェスティバル」に向けて準備を進めています。 ハマナスは日に日に開花数が増えています。当日には満開になるはずです。この機会に実物のハマナスに触れて、 花の様子をじっくり観察してみませんか?新たな発見があるはずです。 花びらの香り、花や葉のつくり、茎や根の様子など改めて確認してみてください。 ハマナスは北海道の花、石狩市の花でもあります。明治の開拓期から親しまれてきた植物です。 また、エゾスカシユリの花も目立ち始めました。
(1)ハマナス再生園 撮影日:令和5年6月4日(日曜日)
(2)エゾスカシユリ 撮影日:令和5年6月4日(日曜日)
令和5年5月31日 (水曜日)
‐ 観察園の見頃な植物とクラフト体験の再開 ‐
カシワが若葉に更新し、緑が一層際立っています。 枯れ葉は秋ではなく、新葉と一緒にこの時期に落ちます。枯れ葉は冬場も強風に負けずに落ちません。 不思議ですね。からだのつくりが浜の潮風から守る作りになっています。石狩浜では、この時期カシワ林が輝きを増します。 センターで観察してください。 また、エゾスカシユリはもうすぐ見ごろを迎えます。当園でも一株が咲きましたので次々に見ごろを迎えます。 6月は種々の海浜植物が開花します。どうぞ来園をお待ちしています。 今年からクラフト体験コーナーも再開しました。海の漂着物や当園の植物の種子、実などを使って作成します。 もちろん無料です。
(1)カシワ若葉 撮影日:令和5年5月31日(水曜日)
(2)エゾスカシユリ 撮影日:令和5年5月31日(水曜日)
(3)クラフト 撮影日:令和5年5月31日(水曜日)