2010年彭州市訪問の旅 平成22年4月11日から4月17日
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年4月17日更新
2010年彭州市訪問の旅
中国四川省彭州市との姉妹都市提携10周年を記念して、NPO法人石狩国際交流協会の吉田彭州部会長を団長とする市民26人の訪問団が4月に彭州市を訪れました。彭州市滞在中には、10周年記念式典のほか、彭州市の発展の様子がうかがえる工業団地や、2008年の大地震の復興の様子などを視察しました。

4月14日
彭州市人民政府(市役所)を表敬訪問。再会を喜ぶとともに熱烈な歓迎を受けました。
記念式典では、彭州市のほか、四川省や成都市から多くの方々が出席し、盛大に開催されました。

両市における交流の成果を礎に、今後もさまざまな分野において互いに協力し合い、相互理解、友情と平和、両市の発展と繁栄に寄与することを内容とした覚書を交わしました。

彭州市人民対外友好協会の譚(たん)会長から、四川大地震の復興に協力したNPO法人石狩国際交流協会の稲見会長に、お礼として友好の旗が贈られました。

中国の内陸部にある彭州市においても、大都市である成都に隣接している立地条件を生かし、工業団地の開発が進められています。

市内で開催された「国際野菜見本市」。彭州市は都市と農村の調和と一体化を目指した「世界現代田園都市」を目指し、発展に向けて努力を続けています。

4月15日
倒壊した「小魚洞大橋」。大地震により甚大な被害を受けた様子がうかがえます。
復興住宅の様子。中国政府、四川省、成都市、福建省の支援のもと、市内の小中学校や病院などの公共施設の復興事業は完了し、現在は農民住居の再建を進めています。

石狩国際交流協会は、市民交流の一環として平成18年から彭州市の短期留学生を石狩に受け入れています。今回の訪問の際に、過去の留学生たちが集まり、再会を喜びました。

4月16日
朝、再会を誓って、彭州市を離れました。短い期間ながら、彭州市の皆さんの温かいおもてなしと、彭州市の発展の様子を見ることができ、充実した訪問となりました。