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市長の部屋/市長からのメッセージ(平成30年10月30日) 

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月30日更新

市長の部屋/市長からのメッセージ(平成30年10月30日)

市長の部屋(平成30年10月30日)

先週火曜、水曜は青森市、土曜、日曜は郡山市で催された手話イベントに参加してきました。青森市では「手話言語フォーラムinあおもり」と題して、三村知事を始めとしたご来賓多数の出席のもと盛会に行われました。地方自治体の条例化。手話言語の理解と普及などについてのパネルディスカッション、鳥取県平井知事の講演とボリュームのある大会でした。石狩市手話言語条例の制定に至る経緯と特徴、 普及のための取り組みを発表してきました。 

◯前日、県ろうあ協会の小沢会長とABA青森朝日放送の地域情報番組に出演し、手話言語を広めることの意義などを話してきました。

 ◯この1年間で、石垣市、 宇都宮市、青森市、郡山市などへ全国手話市区長会の会長として参加しています。手話言語の初期ステージは動きつつあると感じてはいますが、いまだ課題は山積しています。今年は特に自然災害の多い年です。情報の絶たれる恐怖を考えると思いは一層強くなります。情報保障は誰にでもです。 

◯郡山市での手話劇祭は全国手話言語市区長会主催ですが、郡山市、地元N PO 法人聴力障害者協会、手話通訳問題研究会郡山班、市区長会の事務局をしていただいている明石市の職員などの皆さんに全て企画、運営していただいて、午前、午後と2部にわたる盛りだくさんな手話劇祭となりました。子どもたちの手話コーラスや全国高校生手話スピーチコンテストチャンピオンのパフォーマンスは清涼感溢れる堂々としたものでした。この子らが次の多文化、多言語などを認め合う共生社会を築いてくれるのだろうと少々胸が熱くなりました。「いいね」。千葉ろう者劇団九十九の「ある駅での出来事…」手話劇、迫力ある演技は、「手話はろう者の命です」ということをあらためて実感させるものでした。舞台に立たれた方々、席を温めていただいた皆さん全員に心より感謝します。

◯「手話は言語だと思います」久松全国ろうあ連盟事務局長の訪問を受けた際、突然の問いかけに、戸惑うことなくこのように応えたのがおおよそ6年前のことでした。その頃、市では市内のろう者、手話要約サークルなどの要請を受け、既に条例制定に向けた内部検討中で、職員ともどももがいていた時期でした。手話基本条例検討会もなぜ手話だけ、誰のための条例などの基本議論の繰り返しから先の見通しが立ちづらくなっていた時期でもありました。ろうあ連盟より地方自治体の条例化に向けた各種情報の提供をいただくなど時間を費やし検討を重ね条例前文に「手話は言語」と明記されました。今はこの時間がいかに大切であったかを実感しています。

◯寿窯35周年おめでとうございます。アートウォームでの作品展、突然の暴風雨でしたが会場には結構な人数の方々が訪れていました。会場中央のテーブル上に20周年記念からの節年ごとに発刊された記念誌と活動記録のアルバムが置かれていました。「上手、下手は別として、とにかく感謝、感謝です」の一文。もちろん「われながらに傑作」を目指しているはずだが、それを超える満足感を得ているのでしょう。入会規定に年齢制限があり、60歳以上の方でないと入会できず、年を重ねてやっと望み達成できたとの文もありました。作品創りは自己の再確認の機会でもあると思います。思いやり溢れる寿窯の活動から生まれるプラス思考は、人生を豊かに、楽しく素晴らしいものとしているのではないでしょうか。

石狩市長 田岡 克介