性感染症について
増えている性感染症
性感染症を知っていますか?
性行為(口を使った性行為を含む)をとおして誰もがかかる可能性のある病気です。
2007年10月現在、北海道内では、性器クラミジア1,708人、淋病374人、ヘルペス461人、尖圭コンジローマ286人が性感染症患者として
報告されています。(北海道感染症動向調査より)特に、10~20代を中心に増えている病気です。
また、厚生労働省によりますと、ここ5年で、『梅毒(ばいどく)』の感染者が、平成22年の621例から平成27年の2,697例と約4倍に増えて
いるとのことです。
性感染症は「一部の人の病気」ではありません。症状が出ないことも多くあり、病気に気づきにくいこともあります。
自分の体について、「心配なことはなかったか?」「体の様子の変化はないか?」と一度考えてみてはいかがでしょうか。
※厚生労働省では、アニメとコラボレーションし、性感染症の予防や、早期発見・治療の必要性を啓発するためのポスターなどを作成しました。(右記)
【代表的な病気の一覧】
各疾患について詳しく説明している「国立感染症研究所」のページにリンクします。
病名 | 原因は? | どうやってうつる? | 症状は? |
---|---|---|---|
梅毒(ばいどく) (別ウィンドウで表示) |
梅毒スピロヘーター | キス、ペッティング、セックス、オーラルセックス | 外陰部や肛門周辺部のしこり |
淋病(りんびょう) (別ウィンドウで表示) |
淋菌 | セックス、オーラルセックス |
男性:排尿時の激しい痛み |
性器クラミジア(別ウィンドウで表示) | クラミジア・トラコマティス | セックス、オーラルセックス |
多くの場合無症状 |
ヘルペス(別ウィンドウで表示) | ヘルペスウイルス | キス、セックス、オーラルセックス | 外陰部や膣内に米粒程の大きさの水泡ができ、激しい痛みあり。キスで唇に水泡 |
尖形(せんけい)コンジローマ(別ウィンドウで表示) | パピローマウイルス | セックス | 外陰部や肛門周辺などにいぼ、かゆみ。 |
エイズ | 石狩市ホームページ「HIV/エイズについて」(別ウィンドウで表示) |