ヒト白血病ウイルス-1型(HTLV-1)について
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月31日更新
ヒト白血病ウイルス-1型(HTLV-1)について
ヒト白血病ウイルス-1型(HTLV-1)は、成人T細胞白血病(ALT)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)などの原因になります。感染からおおむね40年以上(平均55年)を過ぎると、年間およそ1,000人に1人の割合で発症するといわれています。これは、タバコを吸っている人が肺がんになるのと同じ位の確率です。このウイルスの感染経路は、主に母親からこどもへの母乳を介した母子感染です。妊婦健診等で血液検査を受けることで、お母さんがウイルスを持っているかどうかわかります。その場合、授乳方法を工夫することで母子感染を減らすことができます。
厚生労働省のホームページでも情報提供していますので参考にしてください。