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茨戸川清流ルネッサンス

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月9日更新

茨戸川清流ルネッサンス

石狩川水系茨戸川及び札幌北部地区河川水環境改善緊急行動計画


こども茨戸川自然観察会の写真  茨戸川は、昭和8年に石狩川本流から切り離された延長約20キロメートル、幅約200メートルの三日月湖です。流域には石狩市及び札幌市の市街地が広がり、全域がワカサギ・エビ漁などの漁業生産や釣り、ボート、散策など市民の憩いの場として利用されています。昭和40年代頃までは札幌市北部や石狩市の都市化が進んだことなどにより、工場・生活排水で川の水が富栄養化し、アオコで川面が緑色に覆われたり、その腐敗臭が周辺を漂うなど、汚濁が著しかった時期がありました。しかし、国など関係行政機関による底泥の浚渫、下水道の整備、排水規制強化や企業・市民などの合成洗剤の使用自粛、無リン洗剤への転換など、官・民あげて様々な水環境改善施策を実施した結果、水質は一時より改善しましたが、環境基準を達成するには至っていない状況です。

 このようなことから、国、道、札幌市、石狩市及び地元市民代表、NPO団体などで構成する「茨戸川清流ルネッサンス地域協議会」では、平成24年度を目標として茨戸川に流入する河川を含む河川整備事業、下水道整備事業のほか、清掃、植栽、観察会や環境学習などの環境保全意識を啓発する活動を推進する「茨戸川清流ルネッサンス計画」を策定し、目標達成のための施策を行っています。

 特に、茨戸川の浄化を目的に、創成川ルート(平成19年)、石狩川ルート(平成22年)により、河川水の導水を開始したほか、平成26年度からは、創成川雁来ルートにより導水を開始し、茨戸川の水質改善を図って行きます。

こちらもご覧ください。

     国土交通省北海道開発局石狩川開発建設部にリンクします。