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ジェネリック医薬品について

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年12月1日更新

ジェネリック医薬品をご存知ですか?

 病院で診療を受けた際に処方される薬について、受診者自身がジェネリック医薬品と新薬どちらかを選択することができます。


【ジェネリック医薬品について】
 新薬は、長い時間と多大な費用の投資によって開発された薬のことです。薬の開発に多大な費用がかかるため薬の価格もそれに見合った価格設定となります。新薬は、20年から25年の特許期間がありこの期間が過ぎると同じ有効成分の薬を他のメーカーが発売できるようになります。こうして発売されたのがジェネリック医薬品です。

【ジェネリック医薬品の安全性・品質】
 医薬品は、薬事法により規定が定められておりジェネリック医薬品もさまざまな規定にもとづく厳しい試験をクリアして初めて販売されるもので、新薬と同等の品質・有効性・安全性が確保されています。

【ジェネリック医薬品選択のメリット】
 薬代が安くすむことから新薬選択時に比べ自己負担額が節約できます。薬代を節約できるので経済的負担も少なくてすみます。
 また、伸び続ける国民医療費の削減にも貢献するものとして期待されており、厚生労働省ではジェネリック医薬品の使用促進対策に取り組んでいます。


【ジェネリック医薬品選択の方法】

 1.処方せんを受け取る
    病院などの医療機関で処方せんを受取ります。  

 2.処方せん内容の確認
    処方せん内容を確認します。医師の署名がなければ、ジェネリック医薬品に変更できます。

 3.薬剤師に相談説明を受ける
    薬剤師からジェネリック医薬品の特徴や価格、変更した際の注意点や在庫の有無などの説明を受けましょう。  

 4.薬を選択する
    薬剤師の説明を参考に薬を選びます。原則としてジェネリック医薬品へ変更した場合、薬剤師が医師に報告
    します。


【注意事項】 
・医師が変更すべきでないと判断し処方せんに医師が署名している場合は、替えることができません。 また、処方されている薬が特許期間中の新薬の場合ジェネリック医薬品は発売されていません。
・ジェネリック医薬品に切り替えた場合、効き始めにかかる時間や持続時間などで新薬との違いや、まれにかゆみや発疹などこれまでにない症状が現れる可能性があります。その場合には、医師や薬剤師に伝えましょう。