石狩市下水道中期ビジョンについて
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月31日更新
市民参加手続のテーマ
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- 問合せ
- 下水道課 Tel:0133-72-3176
- E-Mail:gesui@city.ishikari.hokkaido.jp
答申内容
平成22年1月29日開催の平成22年第1回審議会で結審し、平成22年2月24日に下記のとおり答申されました。
平成22年2月24日
石狩市長 田岡 克介 様
石狩市下水道事業運営委員会
会長 船水 尚行
石狩市下水道中期ビジョン(案)について(答申)
平成21年10月28日付け石下水第89号で諮問のあったこのことについて、下記のとおり答申する。
記
本市下水道が目指すべき将来目標とその実現に向け取り組むべき施策をまとめた「石狩市下水道中期ビジョン(案)」は妥当なものと判断する。
なお、審議内容等は別紙の通りである。
- 【審議内容】
- 本市の下水道は、昭和48年に事業を着手して以来、市街地の拡大や人口増加などを前提に整備を進めてきたが、近年、整備率の向上や、少子高齢化、人口減少時代の到来などにより、下水道を取り巻く環境は大きく変化している。
- 市は、このような変化に対応するため、下水道が目指すべき将来目標と今後10年間に取り組むべき施策をまとめた「石狩市下水道中期ビジョン(案)」を策定した。
- 本委員会は、市から「石狩市下水道中期ビジョン(案)」について意見を求められたことから、その考え方について説明を受けるとともに、提出された資料等に基づき、慎重かつ熱心に審議を進め、次の通り確認し了承した。
- 1.市下水道が抱える現状と課題は、次の7項目であることを確認した。
-
- 下水道経営について
- 下水道施設について
- 汚水の処理について
- 地震対策について
- 浸水対策について
- 水環境について
- 低炭素・循環社会について
- 2.「石狩市下水道中期ビジョン(案)」の基本理念を「暮らしと環境を守る下水道を次代へ」とすることを了承した。
- 3.基本理念に基づき、3つの基本方針と6つの将来目標を設定し、将来目標を実現するための具体的施策を次の8項目とすることを了承した。
-
- 効果的な汚水処理の推進
- 公共用水域の水質保全 (高度処理)
- 耐震診断と補強工事
- 雨水の整備
- 施設の効率的な改築・更新
- 支出の削減 (民間委託・維持管理費・職員数の見直し)
- 収入の確保 (有収率および収納率の向上・使用料の見直し)
- 札幌市建設負担・維持管理負担の軽減
- 4.アクションプログラムについては、各具体的施策の実施時期について了承した。
- 5.パブリックコメントについては、条例に基づき実施され、提出された意見と市の考え方について説明があった。
- 【結論】
- 本委員会は、市下水道が目指すべき将来目標と今後10年間に取り組むべき施策をまとめた「石狩市下水道中期ビジョン(案)」は妥当なものと判断する。
- 今後は、基本理念として定めた「暮らしと環境を守る下水道を次代へ」を踏まえ、下水道の持つ役割を十分に発揮させるよう努めるとともに、市民の大切な財産である下水道を健全な形で次の世代へ引き継ぐため、本ビジョンの着実な実施を要望する。
諮問事項
平成21年10月28日開催の平成21年第3回下水道事業運営委員会で下記のとおり諮問する。
石下水第89号
平成21年10月28日
石狩市下水道事業運営委員会
会長 船水 尚行 様
石狩市長 田岡 克介
石狩市下水道ビジョンについて(諮問)
本市公共下水道事業の健全な運営を図るため、石狩市下水道事業運営委員会条例(昭和56年条例第8号)第2条の規定により、標記の件について貴委員会の意見を求めます。