十時 葵(ととき あおい)さん〔浜益生活インターンチャレンジ〕
8月9日(金曜日)「初めての石狩市」
はじめまして。立教大学2年の十時葵です。
石狩市マルチインターンシップに取り組ませて頂くことになりました。8月10日から23日までの14日間、民宿日本海でお世話になります。
今回の石狩市までの道のりは、飛行機に乗り目的地まで行く初めての一人旅だったため、予定通りに日本海に着くか不安でした。
しかし、日本海に向かっている途中に寄った道の駅石狩「あいろーど厚田」で、ジェラートを食べ、きれいな海の景色を見ていると、次第に不安より、期待やこれから頑張っていこうという思いが膨らんできました。
道の駅から日本海までは、乗合自動車を利用しました。とても便利で、事前に予約していた時間通りに来てくださいました。運転手の方と、石狩市や最近北海道では熊が問題になっていることなど、たくさんお話しでき楽しかったです。
日本海に着くと、坂口さんと同室のメンバー4人が、部屋の使い方や仕事の流れなどを細かく教えてくれました。19時からは日本海の皆さんとカレーをはじめとする、おいしい夕食を頂きました。
短い期間ですが、たくさんの人と関わり、色々なことを吸収し、成長していきたいと思っています。また、石狩市のことをもっと知り、魅力を発信していきたいです。
これからよろしくお願いします。
8月10日(土曜日)「就業初日」
ついに今日から民宿日本海でのお仕事が始まりました。
お盆時期である、8月10日から18日までは食堂でランチ営業を行っています。
そのため、今日は朝から食堂の準備をしました。
まず、ご飯を炊く準備をしました。お米を一度に15合研ぐのは、意外と力が必要で大変でした。また、エビの背ワタ抜きと殻むきをしました。背ワタを勢いよく抜こうとすると途中で切れてしまうため、力加減がとても難しかったです。頭としっぽの先の殻は残し、身の部分の殻をむきました。この作業は思いのほか時間がかかってしまいました。
私が飲食店のホールのバイトをしているということで、昼間は主にホールのお仕事をさせていただきました。お客様を席にご案内し、注文を受け、料理をお出しする、という一連の流れを営業前にシミュレーションしていたので、あまり慌てずにできたように思います。
今日は天候が悪く漁ができなかったため、ウニが仕入れられず、ウニを使った海鮮丼はお出しすることができませんでした。ウニ丼を食べたがっていたお客様もいらしたので、残念に思いました。また、お魚を扱う仕事は、どうしても天候に左右されてしまうとも思いました。
今日教えていただいた内容を忘れないようにして、明日も気を引き締めて頑張っていきたいと思います!
ちなみに、こちらが今日のシミュレーションの時に、私たちの早めのお昼ご飯として食べた海鮮丼です。おまかせ丼、エビイクラ丼、サーモンイクラ丼をいただきました。おまかせ丼にはイクラ、ホタテ、エビ、マグロ、サーモン、タコと6種類ものお魚がのっていて豪華でした!甘えびはクリーミーでおいしかったです!
8月11日(日曜日)「お部屋の掃除と海の家」
今日は久しぶりに天気が良く、とても気持ちいい朝でした。
午前中は、お部屋のシーツを取り替え、掃除機をかけました。
掛け布団のシーツを取り替えるコツを同室の子に教えてもらったため、やりやすかったのです。しかし、布団を持ち上げる動作が多く、民宿のお仕事は体力が必要だと身をもって感じました。北海道は地元より涼しいのにもかかわらず、一仕事を終えた頃には汗だくになっていました。
昼間は昨日と同じようなホールのお仕事をして、落ち着いてからは、民宿の前にある海の家のお仕事を手伝いに行きました。
暑かったため、海の家を利用してくださるお客様が多く、飲み物やかき氷がよく売れました。かき氷を見様見真似で作ったのですが、特製の氷を削りやすいように砕くのが大変でした。一度に大勢のお客様がお店を訪れることもあり、効率よく、作業の順番を考えて行動することが大切だと思いました。
海の家の前のスペースは誰でも自由に遊ぶことができる場所になっています。バランスボールを使った小さなトランポリンや、スラックラインが設置してあります。
スラックラインを実際に体験してみたのですが、バランスが悪いと、すぐにひもが揺れてしまいます。そのため、上を歩くことはとても難しく、3歩が限界でした。
お客様にやり方を説明することがあるので、早くライン上を歩けるようになって、実演しながら、うまく説明できるようになりたいです。
8月12日(月曜日)「早く覚えたい」
今日は8月なのにも関わらず、半袖では肌寒いと感じる1日でした。
昨日と同じように、お部屋の掃除、シーツの取り換えから行いました。やり方のコツを思い出しながら行いました。お部屋掃除の流れが徐々に分かってきたので、昨日よりスムーズにできるようになったと思います。
海の家も少し手伝いに行きました。ぽつぽつと雨が降ってきたため、食べ物は思うように売れませんでした。しかし、海の家の前のトランポリンやスラックラインで遊んでくださるお客様は多く、にぎわっていました。中には、トランポリンでバク宙を披露する方がいて、運動神経の良さに感心するとともに、お客様自身がいろいろな楽しみ方を見つけてくださることが嬉しかったです。
食堂の片付けでは、食器をしまう場所をまだ覚えきれてなく、何度も聞きながらの作業になってしまいました。テーブル席のセットについても、食堂用から宿泊客の夕食用に変える際の手順が分からず、時間がかかってしまいました。早く覚えて、どんどん仕事をこなせるようになりたいです。
1日の営業を終え、みんなで夕食を食べているときに、北海道弁の話題になりました。「ごみを捨てる」ということを、北海道では「ごみを投げる」と言います。一番驚いたことは、「鍵をかける」ということを「じょっぴんかる」と言うことです。普段ふれることのない北海道弁について知ることができ、嬉しかったです。インターンの期間で、いくつ北海道弁を覚えられるかということも、ひそかな楽しみです。
ちなみに、今日はスラックラインで最高5歩進むことができました。体のブレも少なくなり、昨日より成長…!!明日もチャレンジしていきたいです。
8月13日(火曜日)「大忙し」
今日は1日中、民宿のお仕事をしました。
まず、食堂の掃除から始まりました。広い面積の掃除機やモップ掛けはあまりしたことがなかったので、床をきれいにするのはとても大変でした。コンセントを何度か差し替えながら、部屋の隅や台の下まで掃除をしました。
食堂の掃除が終わると、すぐに客室の掃除に取り掛かります。掃除する部屋の数が多かったのですが、みんなで分担して、シーツ交換、掃除機掛け、アメニティの追加などをしました。他のみんながてきぱきと仕事をこなしている様子を見て、自分も頑張ろうと思いました。
客室の掃除がやっと終わったころ、次は接客のお仕事です。注文を聞き、料理を運び、食器を片付けるという動作を何度も繰り返しました。何度かお客様と話す機会があり、去年もこの食堂を訪れたという話を聞いたり、インターンで石狩市に来たという話をしたりと、お客様とコミュニケーションがとれて嬉しかったです。
夕方にお休みをいただくことができ、短い時間で宿舎の目の前に広がる海に行きました。海に入りたいと民宿の方と話していたのを覚えていてくださり、海で泳げるように少し長めの休み時間にしてくださいました。ありがとうございます!
海は少し冷たかったのですが、太陽の光できれいに輝く海を堪能することができました。
最後に夕食の準備と片付けをして、長い1日が終わりました。お盆の時期は繁忙期のため、まだまだこれから忙しくなりそうですが、毎日気合を入れて頑張っていきたいです!!
8月14日(水曜日)「新しく来たインターン生とお仕事」
今日は、民宿日本海にやってきた新しいインターン生2人と一緒にお仕事をしました。お仕事を始めてまだ5日目の私ですが、掃除の仕方やシーツの換え方を教えながらの作業になりました。布団の畳み方やシーツのかけ方など、注意しなければならないところを教えることで、自分も再確認することができました。
私が民宿日本海に滞在している間にもう1人インターン生が来ます。その時はもっと分かりやすく教えられるようになっていたいです。また、口伝えでどんどん教えていくので、大事なところが抜け落ちないように注意したいです。
お仕事を終え、部屋でゆっくりしていると、きれいな夕日を見ることができました。写真では伝わりにくいのですが、とても大きく真っ赤な夕日でした。あまりにもきれいだったため、陽が沈む瞬間まで見てしまいました。
今日でついに5連勤が終わりました!毎日新しいことを覚え、頭がいっぱいいっぱいになってきた頃だったので、明日の休みを有効に使いたいと思います。石狩市の観光もできたらしたいです。どこに行こうかな…。
8月17日(土曜日)「たくさんお洗濯」
今日は、全部で6部屋のお掃除をしました。昨日来たインターン生とバイトの人と一緒に作業しました。
まず、シーツを換えました。部屋の窓を開けながら行ったのですが、今日は湿度が高く暑かったので、すぐに汗だくになりました。教えてもらったシーツ換えのコツが身についてきたのか、以前より早く交換できたと思います。
シーツ換えが終わった後は、使用済みのコップを洗い、ごみの分別をしました。私は、今までホテルや旅館に泊まったとき、分別のことを考えずにごみを捨てていたので、今回このような仕事をして、分別のことを考えて捨てようと思いました。
シーツをたくさん換えたということはいうことは、そのあとに洗濯が待っています。なんと、今日は4回も洗濯機を回しました。部屋にあるハンガーのほとんどを使い、シーツを干しました。シーツは大きいため、干すのは少し難しかったです。
掛け布団のシーツを干すときに、網状になっている部分が表側に来るようにして干す、と教わりました。次の日畳むとき、敷布団のシーツと掛け布団のシーツの区別がつきやすいようにするためと言っていました。次の日のことや、次に作業する人のことを考えて行動していくことが大切だと感じました。
だんだん仕事ができるようになってきたと思っていましたが、民宿のお仕事はまだまだ奥が深いです。残りのインターン期間もしっかりと学んでいきたいです。
ちなみに、8月15日と8月16日はお休みをいただきました。
台風10号が接近しているということで、遠出はせず、お昼を食べに近くのレストランに行きました。
行ったのは民宿日本海から徒歩1分のところにある「サンセット」というお店です。スパゲティーやラーメン、定食などを提供しています。
メニューが多く、悩みましたが今回は海賊ラーメンという海の幸をたっぷりと使った塩ラーメンを食べることにしました。
あっさりとした塩ベースラーメンの上に、ホタテやイカだけではなく、エビとカニまでのっていてとてもおいしかったです!量も結構あり、大満足です。
その後、天気が怪しくなってきたので宿舎に戻ろうとしたのですが、外の看板に「手焼きどら焼き」の文字を見て、思わず「ふじみや製菓」を訪れました。
お店に入るとちょうど、どら焼きの実演販売をしていたので、できたてホカホカのどら焼きを買うことができました。甘い香りがする生地はふわふわでおいしく、また買いたくなりました!
他にも、浜益の名物というお菓子が何種類もあり、どら焼きを買うだけの予定が、思わず他のお菓子も買ってしまいました。美味しかったものをお土産に買っていこうと思います。
風が強い1日でしたが、近くのおいしいお店を発見できて良かったです。浜益ならではのものを、また発掘しに行きたいです!
8月18日(日曜日)「食堂最終日」
今日で、お盆期間の食堂営業は最終日だったため、みんなで張り切ってお仕事をしました。
昨日天気が悪く、食堂の目の前にある海水浴場を利用する人が少なかったため、あまりお客様は見られないと思っていました。しかし、午後になり晴れ間が見えてくると、ツーリングのお客様を中心に、食堂はにぎわってきました。
昨日から始めた、ホタテ、イクラ、サーモンを使った三食丼や、甘えびとイクラ丼などたくさんの種類の海鮮丼が出ました。
スムーズにお客様を案内するだけではなく、料理の説明や、ご飯がお替り自由ということをしっかり伝えることができました。お客様の中に、イクラがお苦手な方がいらっしゃいましたが、具材を変更してもらうなど、臨機応変に対応できました。今までの集大成になったと思います。
今日は日本海で働いている方々がお出かけの日だったので、仕事が終わった後は、インターン生のみんなで残った食材を使った、海鮮丼食べ放題をしました!
贅沢に具材をたくさん乗せ、自分だけのオリジナル海鮮丼を作りました。おなかがパンパンに膨れるまでおいしい魚を食べることができて幸せでした!!
明日のお仕事はお休みですが、朝ごはんとお昼ご飯はインターン生だけで作ることになっています。みんなで協力しておいしいご飯を作りたいです!
8月19日(月曜日)「サイクリング日和」
今日はお休みの日で、天気がいい!ということでサイクリングに行ってきました。
午前中は川下から浜益の方へ向かいました。目指すは、はまます郷土資料館と浜益ふるさと公園です。
海沿いの景色を楽しみながら、自転車を漕ぐこと30分。坂道の手前にある郷土資料館に到着しました。入館料の300円を払って中に入ってみると、そこには鰊漁を行っていた当時に使われていた道具や、この建物が当時どのように使われていたかが分かる模型が展示してありました。
受付の方とお話しすることもでき、漁夫の生活スペースでは40人ほどが寝泊まりしていたということを教えてくださりました。貴重な資料をゆっくりと見学することができ、良かったです。
資料館の裏の坂を上っていくと、浜益ふるさと公園があります。ここからの眺めはとてもよく、海を一望することができました。藤女子大学の学生がデザインしたというハート型のモニュメントと海をばっちり写真に収めてきました。
一旦宿舎に戻り、お昼ご飯を食べてお腹を満たした後、今度は千本ナラを目指して再び自転車を漕ぎました。
私より前に来ていたインターン生も自転車で千本ナラを見に行ったという話を聞いていたので、自分も行ってみよう!という軽い気持ちで向かいました。しかし、山道を登っても登ってもなかなか着きません。すれ違う車は30分に一台程度で、心細くなりながら登り続けました。
1時間半ほど自転車を押したり漕いだりすると…ついに千本ナラにたどり着きました!
空に向かって伸びている枝と、そこに差し込む光が神秘的でした。樹齢が800年を超えているそうで、これからも守っていくべき景色だと感じました。
今日のサイクリングで明日は筋肉痛になっているかもしれませんが、お仕事きちんと頑張りたいです。
8月20日(火曜日)「クッキング」
午前中は、連泊のお客様のお部屋を掃除しました。一泊だけするお客様の部屋とやることが少し異なり、掃除機掛けとごみ捨て、コップの取り換えを行いました。
掃除機の形状が各階で異なるため、初めのころは電源の入れ方から戸惑っていましたが、今日はてきぱきと行動することができました。また、どこにコンセントがあり、そこからどこまでならコードが届くのかも把握してきたため、効率よく掃除機をかけることができたと思います。
午後は時間があったので、キッチンを使わせていただき、インターン生の子とプリンを作りました。生地が固まるかどうか不安だったのですが、冷やしたらしっかり固まり、程よい甘さのプリンを作ることに成功しました!少し酢が入ってしまったので、これから研究していきたいです。
夕方からはお客様の夕食の準備をしました。肉じゃが用のメークインという品種のジャガイモを、大きめのサイズに切りました。メークインは荷崩れしにくいので、肉じゃがに向いていると宿舎の方が話していました。料理によって使い分けることが大切だと思いました。
普段料理をしないのですが、民宿の仕事で料理を手伝わせていただき、さらにインターン生のみんなと料理をしたことで、料理に興味がわいてきました。実家に戻ってからも料理をして、家族に振る舞えるようになりたいです。
8月21日(水曜日)「料理の大変さ」
今日は早起きをして、朝5時30分からお客様用のお弁当作りをしました。主に詰める作業でした。
お新香、ひじきの煮物をカップに盛り付け、ミックスフライとご飯をお弁当に詰めました。ボリューム感が出るように盛り付けをしました。最後に、蓋が外れないように2本の輪ゴムで止め、お箸とウェットティッシュをつけて完成です。
今まで学校がある日のお弁当は母に任せきりだったので、今回この作業をして、母もこんなに朝早くから頑張っていてくれたのだと改めて気づかされました。感謝の気持ちでいっぱいです。
次のお仕事は夕方からだったので、お昼は「そば処冨士味屋」に食べに行きました。海鮮ラーメンや丼ものもあり迷いましたが、今回は、にしんそばをいただくことにしました。そばの上にドンと乗っているにしんは、甘辛い味付けでしっかりと煮込まれていて美味しかったです。
夕方からは夕食の準備をしました。野菜を切ったり、盛り付けをしたり、色々なことをしました。中でも一番きつかったのは、お新香用のキュウリの水分を絞ったことです。
輪切りにしたキュウリをネットの中に入れ、ひたすら絞りました。お新香のおいしさはこの絞りの工程にかかっていると、宿舎の方に言われたので、思いっきり絞りました。強く絞りすぎてキュウリの形が崩れてしまったり、疲れてきて絞りが甘くなってしまったり、加減がとても難しかったです。
ついに明日でお仕事最終日です。民宿日本海に来てから、2週間が経とうとしています。明日も朝早くからのお仕事ですが、最後まで気を抜かず、やり切りたいです!
8月22日(木曜日)「お仕事最終日」
明日お休みをいただいたため、今日でお仕事最終日でした。
昨日と同じく5時30分からお弁当と朝食の準備をしました。二日連続での早起きは少し眠かったですが、しっかりと頑張ることができました。その後、厨房と食事処とお部屋の掃除機をかけ、午前中の作業は終わりました。
夕方までお休みをいただいたので、自転車で浜益温泉に行きました。30分ほど国道沿いに走ると着きました。
大人一人500円で温泉に入りました。中には泡風呂、水風呂、サウナ、露天風呂がありました。風が少しあったのですが、露天風呂は入りやすい湯加減で、ゆっくりと浸かり疲れを癒すことができました!
お風呂から上がった後は、町村農場さんのアイスをいただきました。濃厚なミルク味で美味しかったです。札幌にもお店があるようなので、帰りに寄ってみようと思います。
夕方からは夕食の回鍋肉用の野菜を切りました。キャベツを二玉も切ったことはなかったので、時間がかかりました。炒めたらサイズが縮むということを考えながら、大きめに切ったのですが、炒め終わったキャベツを見てみるとかさが結構減っていて、もう少し大きめでも良かったと反省です。
民宿日本海でのお仕事が無事に終わりほっとするとともに、まだまだできることがあったのではないかとも感じました。明日はこれまでの振り返りをして、締めくくりたいと思います。
8月23日(金曜日)「まとめ」
今日は民宿日本海での仕事と石狩市での生活を振り返ってみようと思います。
まず、宿泊に関する業務は、お部屋のお掃除だけでなく、料理をしたり、お客様に対応したりと多岐にわたり、様々なスキルが求められるということが分かりました。朝早く起きて食事の準備をし、掃除、シーツ交換などを毎日こなしていくのは、体力が求められます。私は就業初日からの5日連続勤務でへばっていましたが、毎日行っている宿舎の方々はすごいと思いました。同じことを繰り返していると途中で甘くなる部分が出てきそうですが、そういった部分はなく、お仕事をしっかりとこなしていく宿舎の方々の姿はとても印象的でした。
自分が将来どんな仕事をしているか分かりませんが、今回のインターンで、人と関わる仕事が楽しいと改めて感じました。お客様と話したり、反応を間近で見たり、食堂営業期間中は特に多くの人と関わることができて良かったです。必ずしも将来自分の好きなことが仕事になるとは限りませんが、人と関わる楽しさを、仕事をしていくうえでの大切な要素の1つにしたいです。
石狩市での生活は、交通の面では少し不便でしたが、私は時間があれば自転車を使って、宿舎周辺の施設や観光スポットに足を運びました。浜益で行われていた鰊漁について学ぶことができる資料館や豊かな自然を見ることができるスポット、地元の食材を生かした食事処など、たくさんの魅力あふれる場所があるということに気づきました。しかし、自転車で行ける範囲には限界があるため、カーシェアや主な施設を巡る周遊バスがあれば、もっと多くの人が訪れ、楽しむことができるのではないかと思いました。
今日の夜ご飯はみんなで焼肉を食べに行き、その後宿舎に戻った後も集まり、これまでの振り返りをしました。楽しかったことや困ったことなど、思ったことを自由に言える雰囲気が素敵でした。社長の活動に対する熱い思いも聞くことができました。みんなで真剣に話し、思いっきり笑い、とても濃厚な時間を過ごすことができ良かったです!!
このインターンのおかげで、本当に多くの人たちに出会うことができました。民宿日本海の方々だけでなく、石狩市の方々、お客様方、さらに私と同じようにインターンで来ているインターン生達。仕事の経験だけでなく、こういった方々との出会いも大切な宝物になりました!!
約2週間お世話になりました。不安なことや分からないことだらけで、何度も尋ねてしまいましたが、優しく教えてくださり、嬉しかったです。ありがとうございました!!今回のインターンで得たことを忘れず、これからの活動に生かしていきたいです!