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国指定文化財

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年9月27日更新

国指定文化財

史跡 荘内藩ハママシケ陣屋跡

ハママシケ陣屋跡
指定年月日:1988(昭和63)年5月17日
所 在 地:石狩市浜益区柏木1-27ほか

 浜益川河口近くの北岸に残る「史跡ハママシケ陣屋跡」は、1859(安政6)年、幕府から領地を与えられた出羽鶴岡藩(通称荘内藩)が蝦夷地の経営を行った際の本拠地として建設したものです。その目的は、蝦夷地をロシアから防衛することと領内の開拓を目指したものです。陣屋内の主な建物としては、奉行所を中心に藩士たちが住む御家中長屋、足軽長屋、大工小屋、火薬蔵をはじめ各種の蔵、演武場などが建てられ、約200人の武士が暮らしていました。
 現在は大手門が復元されており、物資の輸送に使われた水路「千両堀」も見ることができます。

ピリカノカ 黄金山(ピンネタイオルシペ)

黄金山
指定年月日:2009(平成21)年7月23日
所 在 地:石狩市浜益区実田

 浜益のシンボル黄金山(標高739.1m)は、その山容が富士山に似ていることから地元の人々は親しみを込めて「浜益富士」「黄金富士」と呼んでいます。この山は、新生代新第三紀鮮新世(530万年前~260万年前)にマグマが地表付近に上昇して冷えて固まり、その後、周囲のもろい部分が崩落して今のような姿になったと考えられています。「黄金山」という名前の由来は、その昔この付近で金が採掘されたからだと伝えられています。