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市内初の登録文化財

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月12日更新

旧山谷家住宅石倉と旧山谷家住宅木倉が国の登録有形文化財となりました。

登録文化財登録証が交付されました

伊藤部長と江崎氏

 

 令和6年3月6日に八幡町高岡の旧山谷家住宅石倉と旧山谷家住宅木倉が国の登録有形文化財に登録されました

 文化庁から送られてきた登録証を、4月5日に現地で伊藤社会教育部長(写真左)から所有者の江崎幹夫さん(写真右)にお渡ししました。

 今年は3月に入って気温が上がらなかったので、建物の周辺にはまだ雪が残っていましたが、観光シーズンに向けて準備が進められていました。建物の周囲は水田となっており、雪解けを待って5月にかけて田植えが行われます。青々とした苗から秋の黄金色に実った稲へ、季節によって彩りを変える水田の中に立つ木倉、石倉は古き良き農村の姿です。ぜひ足を運んでお楽しみいただければと思います。

 
名称 旧山谷家住宅石倉(樋口季一郎記念館) 旧山谷家住宅木倉
写真 旧山谷家住宅石倉 旧山谷家住宅木倉
区分

登録有形文化財(建造物)

登録有形文化財(建造物)
所在地 石狩市八幡町高岡103-3 石狩市八幡町高岡102-16
建設年代等 昭和13年/同20年代・平成31年改修 明治44年/昭和50年頃改修
登録基準 国土の歴史的景観に寄与しているもの 国土の歴史的景観に寄与しているもの
特徴・評価 知津狩川南岸の農村集落に位置し、かつて米を収納した石倉。二階建切妻造鉄板葺で東妻を戸口とし下屋を付す。内部は一室の土間で上部に梁と束の和小屋を現す。西妻には鉄扉付の窓を開け、鏝絵で屋号を掲げる。札幌軟石を用いた外観が集落景観を形成する。

石倉の南西に東面して建ち、米や雑穀を収する倉。二階建切妻造鉄板葺で東面中央を戸口とし、外壁は下見板張とする。内部は中央に独立柱を立て棟木を支える。各階板敷とし一階南端を穀物用に三室に仕切り、二階は物置とする。石倉とともに集落景観を形成。