ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 分類でさがす > 市政情報 > 市政運営・行政改革 > 情報公開 > はじめての方へ > 石狩市ウェブアクセシビリティガイドライン

石狩市ウェブアクセシビリティガイドライン

印刷用ページを表示する 掲載日:2008年12月4日更新

 

 


  • 平成18年12月4日

 

 

はじめに

JIS制定を受けて地方公共団体のホームページのウェブアクセシビリティ対応の推進・向上が急がれる中、2005年12月総務省は「みんなの公共サイト運用モデル」を発表した。これにより、地方公共団体ホームページがJISに沿ったウェブアクセシビリティを確保、維持向上するための調達や運用のモデルが示され、一層の取組が求められるようになった。
これらの背景を踏まえて、本市ホームページのウェブアクセシビリティの向上を図るための指針として作成されたのが本書である。ホームページの制作に携わる職員は、本書の示す方針・基準に従って、誰にでも使いやすいホームページ作りに努めていくものとする。

●本書の構成
本書は、石狩市のウェブアクセシビリティ向上の取り組みにおける基本的姿勢を示した「基本方針」と、ページの作成・更新における配慮の基準を示す「ホームページ作成・更新における対策基準」の2部構成とし、さらに、運用管理における配慮にも言及した。
また、「関連規格」として、「みんなの公共サイト運用モデル」、JIS規格への対応を示している。「総務省」は基本検討シート・詳細検討シートの検討項目番号、JIS規格はX 8341-3規格書の章・項目番号である。

※ ウェブアクセシビリティ
障がい者や高齢者など、心身の機能に制約のある人でもウェブ(ホームページ)で提供されている情報に支障なくアクセスし、利用できること。

※ JIS X 8341-3
「高齢者・障害者等配慮設計指針 情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス - 第3部:ウェブコンテンツ」(2004年6月制定)。ウェブサイトの提供者・制作者が、主に高齢者や障がい者及び一時的な障がいのある人がウェブコンテンツを利用する際のアクセシビリティを確保・向上させるために配慮しなければならない事項を規定するJIS規格。通称「ウェブコンテンツJIS」「ウェブアクセシビリティJIS」。

石狩市ウェブアクセシビリティ対策基本方針


  • 平成18年12月4日策定

    1. 目的
    石狩市は、高齢や障がいなどによりホームページの利用に制約のある人も含めて、誰でも利用できるホームページの実現を目指します。この基本方針は、石狩市ホームページのウェブアクセシビリティを確保するための基本的な姿勢を示すものです。

    2. 適用範囲
    本基本方針と別途策定した「ホームページ作成・更新における対策基準」は、原則として石狩市ホームページ上で提供する情報に適用します。石狩市ホームページのドメイン(city.ishikari.hokkaido.jp)以外の他の機関等が管理するホームページは適用外とします。

    3. 基本的な考え方
    ホームページの運営管理にあたっては、障がい者・高齢者のホームページの利用に配慮する指針である日本工業規格「JIS X 8341-3」を尊重し、本基本方針と「ホームページ作成・更新における対策基準」に従ったできる限りの対応を行います。
    また、制作時の一時的な配慮に終わらないよう、これと併せて、総務省「みんなの公共サイト運用ガイドライン」で示された運用管理を行うことで、継続してウェブアクセシビリティの維持・向上を目指します。

    4. 配慮の対象と主な内容
    様々な利用者を想定し、主に下記の視点から配慮を行います。

    利用環境への配慮
    できるだけ多くの情報通信機器、ホームページ閲覧ソフト、様々な解像度やサイズのディスプレイで利用できるように対応します。また、低速度回線(64Kbps程度)でアクセスする利用者がストレスなく利用できるように配慮します。
    障がいのある方への配慮
    視覚障がいのある方が音声読上げソフトで利用した際にも情報内容が伝わるよう、画像に適切な代替テキストを付与する等の対応を行ないます。色覚に障がいがあっても情報を読み取ることができるよう、色の組み合わせやコントラストに配慮します。聴覚に障がいがある方のために、音声情報には代替情報を提供し、肢体不自由等によりマウスが利用できない人もキーボードで利用できるようにする等、様々な利用方法への対応に努めます。
    高齢の方への配慮
    文字の大きさを大きくできるようにする、コントラストのある読み取りやすい配色にする等、加齢による視覚の変化に配慮します。また、情報内容や操作方法がわかりやすく伝わるように、使用する用語や表現にも注意を払います。