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山菜採りに伴う事故について

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年5月15日更新

山菜採りに伴う事故について

豊かな自然に恵まれた本市では、山菜採りは年齢を問わず手軽に楽しめるレジャーとして、広く皆さんに親しまれています。しかしながら、本道では例年5月から6月に多くの事故が発生しています。自然への配慮、入山のマナー、行き帰りの交通安全に十分に注意し、楽しい山菜採りにしましょう。
-山菜採りの心構え6か条-
1.行き先を必ず家族等に知らせましょう
○行き先、帰宅時間等は、必ず、家族等に知らせておきましょう。
○自分だけの秘密の場所だからでは、万一の場合、捜索が大幅に遅れることになります。
2.単独での入山はできるだけやめましょう
○山菜採りに夢中になり、方向を見失い迷うことがあります。同行者との位置をお互いに確認することが大切です。
○万一の場合に、一人が救助を求めることができます。
3.目立つ服装等に配意しましょう
○赤や黄色系の服装がよく目立ちます。仲間へ自分の位置を知らせたり、非常の場合に発見されやすくなります。
○ヘリコプターへの合図は、傘、風呂敷を振ったり、鏡の反射光も有効です。
○天候の急変に備え、雨具や保温効果のある被服の携帯が大切です。
4.通信手段(携帯電話、無線機等)や笛、ラジオ、非常食、テープ、懐中電灯等を携帯しましょう
○最近は、携帯電話のエリアも広がり、山中でも高いところでは、通話可能な場合があります。
○笛、ラジオ等の音の出るものは、クマ除けや自分の位置を知らせるのに役立ちます。
○アメ、チョコレート、ビスケット等は非常食になります。
○入山コースの要所にテープやリボン等で目印を付けると、いざというときに役立ちます。
○懐中電灯・ペンライト等は、万が一の場合の必需品です。
5.迷ったら落ち着いて行動しましょう
○迷ったときは、まず、自分の位置がどこなのか冷静に判断して下さい。無闇に歩き回らず、体力の消耗を抑え、落ち着いて捜索隊を待つなど慎重な行動が必要です。
○万一の場合、家族等から捜索願いが出され、捜索隊が救出に向かいますので、発見されやすい場所、野宿に適した場所を早めに探すことが大切です。
○笛を吹いたり、ラジオのボリュームを上げると捜索隊への合図になります。
6.ヒグマに注意しましょう
○市役所、森林管理署などで、事前にヒグマの出没情報を確認してください。出没情報のある地域や、出没を知らせる看板がある場所への立ち入りは避けましょう。
○集団での行動や、鈴などの鳴り物を携行し、見通しの悪い場所では笛を吹くなど、ヒグマに合わない工夫が必要です。
○ヒグマと遭遇したら、慌てず落ち着いてその場を静かに立ち去りましょう。ヒグマと距離が近い場合は、視線をそらさず、ゆっくりと後退してください。
○ヒグマに遭遇したり、足跡などの痕跡を見つけた場合は、市役所、警察などに情報をご提供ください。

直近のヒグマ出没情報については以下のページをご覧ください。

ヒグマ情報


北海道山岳遭難防止対策協議会が登山者及び山菜採りの方向けに注意喚起のためのリーフレットを作成しました。

以下のサイトで公開していますので、あわせてご確認ください。

北海道総務部危機対策局危機対策課のホームページ