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石狩市公共下水道事業受益者負担金負担区の新設及び単価

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月31日更新

 

 

市民参加手続のテーマ: 石狩市公共下水道事業受益者負担金負担区の新設及び単価

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答申内容

平成18年8月29日開催の第5回下水道事業運営委員会で結審し、9月6日に次のとおり答申されました。

 


平成18年9月6日
石狩市長 田岡 克介  様
石狩市下水道事業運営委員会 
会長  福島 雄一郎 
石狩市下水道事業受益者負担金等について(答申)
 本委員会は、平成19年度中に供用が予定されている八幡地区公共下水道事業の運営上、課題となっている公共下水道事業受益者負担金について、平成18年4月19日付けで諮問を受けました。
 このため、本委員会を合計4回開催し、本市の公共下水道事業の実態及び、事務局から提出された道内関係類似団体等の状況、市内各負担区における負担金単価と算定根拠等の資料を参考としながら、下水道事業運営の適正化を図ると言う観点に立ち、慎重かつ活発な審議を行ったところであります。
 その結果、この度の諮問について、下記のとおり結論を得るに至りましたので、答申いたします。

  石狩市下水道事業受益者負担金負担区の新設  「八幡負担区」
  石狩市下水道事業受益者負担金の単価     「485円/平方メートル」
  審議の経過及び結果については、別紙のとおり。

 

 

 

審議の経過及び結果


1.基本的な考え方
 21世紀は、「環境の時代」と言われており、居住環境の改善や水質保全に対する公共下水道事業の重要性は、ますます高くなっていくものと考えられます。本市における平成17年度末時点の下水道普及率は87.3%という状況であり、全国平均値68.1%(平成16年度末数値)を上回っているものの、未だ市街化区域内においても未整備の地区が残っており、地区住民の早期整備に対する強い要望があるところであります。
 この度の、「石狩市公共下水道事業受益者負担金等について」の諮問の審議に当たっては、都市計画法第75条の規定(都市計画事業によって著しく利益を受ける者があるときは、その利益を受ける限度において、当該事業に要する費用の一部を当該利益を受ける者に負担させることができる)を基本的な考え方とし、加えて、国の三位一体改革による国庫補助金や地方交付税の削減により、下水道事業の予算確保が困難になっている状況を踏まえ、下水道整備事業の財源確保及び市民間の負担の公平化等を考慮して、負担金額を設定しようと考えたところであります。
2.負担金単価の試算
 石狩市公共下水道事業受益者負担金の新負担区単価については、石狩市公共下水道事業受益者負担に関する条例第4条「負担区の賦課対象事業費の額は、汚水管渠事業に係る単独事業費を限度とする」旨規定されていることから、八幡地区下水道事業概要から汚水管渠整備の単独事業費を対象経費として、従前の負担金決定の手法を参考に試算したところ1平方メートル当たり906円となり、平成13年度に決定した花川東負担区の負担金に比較して1.86倍となったところであります。
 また、平成18年3月31日付けの総務省自治財政局からの「受益者負担金の徴収額の決定に当たっては、受益の範囲内で事業費の一部を負担するという原則に立脚しつつ、全国の徴収状況も勘案して、公共下水道等の集合処理施設については全事業費の5%程度を徴収し事業費へ充当すること」との通知を受け、これに基づき試算したところ1平方メートル当たり544円となり、平成13年度に決定した花川東負担区の負担金に比較して1.12倍となったところであります。
3.負担金単価の設定
 本委員会は、総務省自治財政局からの通知に基づき試算した1平方メートル当たり544円を限度額とした上で、市民生活の実態、社会・経済情勢等を考慮し負担金単価を設定することとしました。
 平成3年のバブル崩壊以降の長引く不況から、ようやく全国的な景気回復の兆しが見えているものの、北海道においては未だ景気が低滞している状況にあります。
 こうした中、全国消費者物価指数については、平成12年度を100とした場合、平成17年度は98.4と低下しているものの、市民感覚としては、決して生活水準が好転しているとの実感はなく、むしろ、少子高齢化に伴う社会情勢の変化、税及び公共料金などの負担増により市民生活は一層厳しくなっていると受け止めております。
 また、平成13年度に花川東負担区の単価を決定して以来間もないことからも市民間の負担の公平化などを考慮し、これと同額の1平方メートル当たり485円とすることが妥当であると全委員一致した結論に達したところであります。
 なお、石狩市公共下水道事業受益者負担金負担区の新設については、既に八幡処理区として事業認可を得て整備中であること、事業対象地区が八幡市街地としていることから負担区の名称については、八幡負担区と決定したところであります。
 【石狩市下水道事業運営委員会】
  会長    福島 雄一郎
  副会長   小野寺 毅
  委員    葛西 庸三
  委員    押野見 信行
  委員    阿部 孝広
  委員    山田 貞子
  委員    三浦 隆
  委員    藤田 勝
  委員    田原 景子
  委員    後呂 壽重

 

 

 

 

石狩市水道事業運営委員会からの答申を受けた検討結果


 水道部下水道管理課では、9月6日に答申を受けた八幡処理区の負担区単価について、様々な角度から検証を行い、本年12月の第4回市議会定例会へ提案したいと考えております。

諮問事項

平成18年4月19日開催の第2回運営委員会で下記のとおり諮問する


石下管第 15 号  
平成18年4月19日  
石狩市下水道事業運営委員会
会長  福島 雄一郎  様
石狩市長 田岡 克介  
石狩市公共下水道事業受益者負担金等について(諮問)
 石狩市下水道事業運営委員会条例(昭和56年条例第8号)第2条の規定により、下記案件について貴委員会の意見を求めます。

 
諮問第1号  石狩市公共下水道事業受益者負担金負担区の新設及び単価
             仮称 「八幡負担区」