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石狩市水道事業中期経営計画について

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月31日更新

 

 

市民参加手続のテーマ

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石狩市水道事業中期経営計画について
問合せ
水道室業務課Tel:0133-72-3224
E-Mail:gyoumu@city.ishikari.hokkaido.jp

答申内容

平成21年3月27日開催の第2回水道事業運営委員会で結審し、同日、下記のとおり答申されました。
平成21年3月27日
石狩市長 田岡 克介 様
石狩市水道事業運営委員会
会長 余湖 典昭
石狩市水道事業中期経営計画について(答申)
 平成20年11月26日付け石業務第348号で諮問のあった下記案件について、審議の結果、妥当であると判断する。

 

石狩市水道事業中期経営計画について

石狩市水道事業中期経営計画に対する答申

 当委員会は、平成20年11月26日に市から諮問のあった石狩市水道事業中期経営計画(以下「本計画」という。)について、石狩市水道ビジョンの基本理念である「市民の安心と豊かな生活を次代へ持続させる水道」の実現を念頭に、審議を進めました。
 諮問された主な内容は、本計画の策定期間である平成21年度から24年度までにおける施設の更新計画などの取り組み内容や財政収支の見通しなどについて、将来にわたって安定した継続性ある水道サービスの提供が可能かどうかという視点から検証していただきたいとするものであります。
 当委員会は、3回にわたる熱心かつ積極的な審議を踏まえ、次のとおり結論を得たので、答申いたします。
主な審議内容
  1. 経営効率化への取り組み
     当委員会は、水道事業の再評価を踏まえた建設費の抑制、的確な工事手法の選択によるコスト縮減、補償金免除繰上償還による支払利息の縮減および上水道事業区域における第三者委託導入などの事務事業見直しの取り組みについて検討しました。その結果、水道事業の効率的経営の推進が図られており、相当のコスト縮減が見込まれることから、その取り組みは妥当なものと考えます。
  2. 水道施設の更新・整備計画
     浄水場などの基幹的施設の多くは、老朽化が進み更新時期を迎えています。石狩西部広域水道企業団(以下「西部企業団」という。)からの用水供給を見据えたとき、浄水場などの施設を必要最低限度の維持補修にとどめるとともに、老朽管の更新および広域化に伴う施設整備を進めようとする本計画は、必要かつ妥当なものと考えます。
  3. 水道料金収入の見込み
     市では、上水道事業区域と簡易水道事業区域に分け、「給水収益の予測 概要版」の中で、給水人口や有収水量などの推計のもと本計画期間内の水道料金収入の見込みを推計しています。その結果、今後上水道事業区域では少子高齢化、簡易水道事業区域では人口減などの影響により、水道事業全体で、年平均0.2%程度の料金収入の減少が見込まれています。この推計結果について、当委員会は妥当であると考えます。
  4. 財政収支の見通し
     収益的収支の見通しについて、本計画期間内では、約3億6千万円の純損失が見込まれています。この純損失は法の定めに基づき、利益積立金で補填することとしていますが、平成24年度末の利益積立金の残高は、約8千万円にまで減少すると見込まれています。しかし、水道サービスを維持するためには、この状況を漫然と放置することなく経営の健全化を早急に図るべきと考えます。また、過去の配水管破損による漏水事故や水道事業の統合などを踏まえ、2億円程度の利益積立金は確保する必要があると判断します。
  5. 経営基盤の強化に向けて  現行の料金体系では、数年のうちに安定した事業継続が困難な状況に陥ります。したがって、本計画期間内において、利益積立金を取り崩し収支を図る経営手法では、健全な水道事業経営とは言い難く、経営基盤の強化に向けて水道料金の値上げは避けて通れない状況にあります。
おわりに
 水道事業を取り巻く環境は、時代の大きな変革期を迎え、新しい時代にどう立ち向かっていくかが問われており、その中にあって、先ずは本計画を着実に実行していくことが肝要です。当委員会の審議を通じて、経営基盤を強化するためには、水道料金の値上げが避けられないことが確認されました。このことから、料金算定の方針を定めたうえで平成24年度までには料金値上げを行う必要があります。
 また、平成25年度以降の西部企業団からの用水供給単価は、これまでの事業再評価による需要水量の下方修正などにより、上昇することが想定されます。したがって、市は、今後とも、経営改善に最大限の努力を尽くすほか、市民に対し、財政状況や本計画の進捗状況などの積極的な情報の提供を行うとともに、市民の意向把握やその理解に努めていく必要があると考えます。
石狩市水道事業運営委員会
会長 余湖 典昭
副会長 菅野 勲
特別委員 小笠原 紘一
特別委員 眞柄 泰基
特別委員 永井 雅師
特別委員 松井 隆文
委員 堂柿 栄輔
委員 佐藤 雅代
委員 渡辺 信善
委員 土門 隆一
委員 神田 一昭
委員 安藤 牧子
委員 阿部 武男
委員 中村 嘉光

諮問事項

平成20年11月26日開催の平成20年第3回水道事業運営委員会で下記のとおり諮問する。
石業務第348号平成20年11月26日
石狩市水道事業運営委員会
 会長 余湖 典昭 様
石狩市長 田岡 克介
石狩市水道事業中期経営計画について(諮問)
 下記案件について、石狩市水道事業運営委員会条例(平成5年条例第10号)第2条の規定に基づき諮問いたします。

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