地域誌資料センターパブリックコメント
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月31日更新
市民参加手続の状況
テーマ;(仮称)石狩市地域誌資料センターの利用条件を定める条例、規則等の検討について
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パブリックコメント(意見募集) の結果
(仮称)石狩市地域誌資料センターの利用条件を定める条例、規則等の検討に関してのパブリックコメント手続の結果
「(仮称)石狩市地域誌資料センターの利用条件等を定める条例、規則等の検討」に関してのパブリックコメント手続の結果は、次のとおりです。ご意見をくださった方にお礼を申し上げます。
担当:生涯学習部文化財・博物館開設準備室文化財担当
Tel:0133-72-6123
Fax:0133-74-2276
E-Mail:bunkazaih@city.ishikari.hokkaido.jp
- 実施期間 平成15年11月25日 月曜日から平成15年12月24日 水曜日迄
- 意見提出状況 意見提出者5人、意見等の件数14件
- 意見検討経過 文化財・博物館開設準備室が作成した原案をもとに、関係課等との協議を経て、1月16日付で教育長による決定を受けました。
- 意見検討結果とその理由 以下のとおりです。なお、パブリックコメントによる意見などを踏まえ、修正した条例案を、平成16年3月に開催される第1回市議会定例会に提案予定です。議会提出の条例案については、決定次第ホームページ等でお知らせします。
1 市の原案に対する意見
原案 | 意見の要旨 | 検討結果・理由 | 関係課等協議経過 |
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(措置の方針)センターでは、学芸員を配置し、体験学習を織り込んだ事業を展開してゆきます。 | 文化財担当 |
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(今後の検討課題)石狩振興公社及び関係機関と実現性について協議をします。 | 石狩市、文化財担当 |
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(採用)入館料については有料とする方向で進めています。市の使用料・手数料審議会の答申を得て決定します。 | 文化財担当 | |
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(今後の検討課題)開館時間については、管理上の問題、利便性などを考慮して検討してゆきます。 | 文化財担当 |
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(採用)休館日は周辺の施設と同じほうが利用しやすいという声が多く、周辺施設との統一による利便性を考慮して採用しました。 | 文化財担当 | |
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(採用せず)休館日は周辺の施設と同じほうが利用しやすいという声が多く寄せられ、検討した結果採用しませんでした。 | 文化財担当 | |
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(今後の検討課題)写真撮影の制限については、展示内容と関係もあり検討しています。 | 文化財担当 |
2 その他の意見
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(今後の検討課題)展示との兼ね合いもあり、検討しています。 | 文化財担当 |
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(今後の検討課題)石狩の歴史を網羅する年表については、展示全体の構成のなかで検討してゆきます。 | 文化財担当 | |
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(措置の方針)現在製作中の展示については、ご指摘のように展示に広がりを持たせるよう作業を進めてまいります。 | 文化財担当 | |
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(採用)施設がより身近になるよう原案どおりとしました。 | 文化財担当 |
3 質問
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(回答)本市の博物館施設の開設は、なお相当の時間を要することから、その間、本施設を拠点として本町地区の他施設との連携により博物館機能を充実していきます。 | 文化財担当 |
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(回答)市所有の施設に分散して収蔵・保管しておりますが、収蔵庫の併設も検討してゆきます。 | 文化財担当 |
パブリックコメント(意見募集)手続
- 対象案件
(仮称)石狩市地域誌資料センターの利用条件を定める条例、規則等の検討について - 意見の提出先
〒061-3292 石狩市花川北6条1丁目30-2
石狩市教育委員会文化財・博物館開設準備室
Tel:0133-72-6123 Fax:0133-75-2276
E-Mail:bunkazaih@city.ishikari.hokkaido.jp - 意見の提出方法
文書、ファックス、電子メール、録音テープのいずれか
(住所、氏名、連絡先を明記) - 意見募集期間
平成15年11月25日 火曜日から平成15年12月24日 水曜日迄 - 意見提出者の範囲
どなたでも提出できます。 - 意見の検討結果の公表
平成16年1月中頃に公表します。 - 市の原案及び関連事項
原案については、市民図書館、公民館、市ホームページ、市庁舎1階情報公開コーナー、市掲示板(あい・ボード)でご確認ください。 - 原案の概要
これまで博物館資料の「収集、保管、展示」は、石狩市郷土資料室(旧石狩町役場庁舎内)で行ってきました。今回、本町地区再開発事業に伴って旧役場庁舎が取り壊しになることから、石狩番屋の地ビール館内で新たに博物館資料の収集、保管、展示、調査、研究といった役割をもった(仮称)石狩市地域誌資料センターを開設します。今回は、施設の利用条件についての意見を求めるものです。 - 原案の理由
1 設置及び目的
石狩市の歴史、文化、自然などの地域に関わる資料の収集、保管、研究、展示を行い、文化の向上に寄与するため、(仮称)石狩市地域誌資料センター(以下「資料センター」)を設置します。
(理由)旧石狩町役場庁舎で公開していた石狩市郷土資料室の廃止に伴い、石狩市の歴史、文化、自然などの資料の収集、保管、研究、展示のための施設とします。
2 名称
名称については、公募します。(期間:12月1日から12月22日迄)
3 事業
資料センターでは以下の事業を行います。
(1)石狩市の歴史、文化、自然に関する資料を収集、保管、及び展示すること。
(2)石狩市の歴史、文化、自然に関する資料について、専門的な調査研究を行うこと。
(3)資料の利用に関して必要な説明、助言を行うこと。
(4)他の博物館等との連絡、協力を図り、刊行物及び情報の交換、資料の相互貸借を行うこと。
(5)その他施設の設置の目的にかなう事業。
4 管理運営
資料センターの管理運営は、市教育委員会が行います。
(理由)3、4については、資料センターの目的を達成するため、学芸員等必要な職員を配置し、市教育委員会が管理運営を行います。
5 入館料
入館は有料とします。
(理由)受益者負担の原則から、施設の維持管理経費の一部を入館者に負担していただきます。金額については、別途、「石狩市使用料、手数料等審議会」に諮問します。
6 開館時間及び休館日
開館時間及び休館日は、次のとおりとします。
(1)開館時間 9時から17時迄
(2)休館日
ア 月曜日
イ 月曜が祝日だった場合はその翌日
ウ 石狩市の休日に関する条例第1条第3号に定める日(12月31日から翌年の1月5日迄の日)
エ 教育長が必要と認めるとき。
(理由)これまで午前10時から午後4時半だった開館時間を、より利用しやすいように延長し、週の休館日も月曜、火曜の2日間から月曜日のみにしました。また、冬季の4ヶ月間は休室していましたが、年間を通してご利用いただけるようにします。
7 入館者の遵守事項
下記の場合、入館を拒否し、又は退館していただきます。
(1)館内の秩序を乱すおそれのある場合。
(2)建物、附属設備又は展示品等をき損するおそれのある場合。
(3)その他資料センターの管理運営上支障があると認められる場合。
8 損害賠償
資料センターの建物、附属設備、備品又は展示資料等を汚損し、破損し、又は紛失した者は、その損害を賠償していただきます。ただし、市教育委員会が特別の理由があると認めたときは、その全部又は一部を免除することができます。
(理由)7、8は通常の公共施設と同じ扱いにしました。 - その他関連事項【 施設平面図(PDF形式:672KB)】
1 施設の概要
(1)場所 石狩市弁天町20番地4
(2)規模 358立法メートル
(3)施設の概要
1階:展示室、受付・事務スペース、資料処理室、トイレ
2階:展示室、資料収蔵スペース
(4)展示の基本方針
4-1, 石狩川河口地域全体をひとつの博物館としてとらえた展示を行います。
4-2, 展示の一部は、市民の参加により作り上げます。
4-3, 展示物の入れ替え、レイアウトの変更を積極的に行います。
(5)展示テーマと構成
5-1, 海・川・河口の自然と歴史(1階)
石狩を特徴づける石狩川河口周辺地域を、「海・川・河口」の3つのテーマに沿って自然や歴史など多角的な視点から展示を行います。
5-2, 石狩紅葉山49号遺跡(2階)
日本最古のサケ捕獲遺構が発見された石狩紅葉山49号遺跡の概要と、サケとヒトとのかかわりに関する展示を行います。
2 その他の市民参加手続き
平成15年11月17日、石狩市文化財保護審議会に地域誌資料センターの利用条件について諮問を行い、同日、今回お示しする原案が妥当であるとの答申を得ています。