地域福祉懇談会
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月31日更新
市民参加手続のテーマ
- 市民参加手続のテーマ
- 石狩市地域福祉計画の策定について
- 問合せ
- 福祉総務課 Tel:0133-72-3127
- E-Mail:fsoumu@city.ishikari.hokkaido.jp
地域福祉懇談会の結果
厚田会場
- 日時
- 7月22日(水) 18時00分から20時00分
- 場所
- 厚田保健センター1階 多目的ホール
- 参加者
- 16人(石狩市地域福祉推進会議(代表:白戸一秀旭川大学教授)の会員を除く)
- 第1部 地域の課題は何か
- 【参加者の意見】
- 交通の便が悪い(将来に向け、不安がある)。
- バスの便数が少ない(特に濃昼地区の人は大変だ)。
- 地域で抱える問題がたくさんあるので、何から意見すべきかわからない。
- 独居高齢者の安否確認が必要。
- 要援護者マップを作成しようにも、個人情報保護が支障となる。
- 団体役員等の担い手(跡継ぎ)がいない。
- 会議をするにも、人を集めるのが大変だ。
- スキー場の廃止はあまりにも早すぎだ。
- 厚田中央クリニックは存続してほしい。
- 体育振興会の補助金もカットされた。
- 財政的な理由でなんでも減らされてばかりで困る。
- 健康づくりのための方策が必要だ。
- 地域福祉の推進は社協と行政とが両輪となって連携することが必要だが、なぜ厚田支所の社協職員がいないのか。本庁に行ってしまっているのでは、社協として機能していないと思う。
- 厚田保健センターの職員はお客さんへの挨拶がなく、暗い印象を感じるので、センターに親しみがもてないし、行きづらい。
- 聚富地区の核となっている、聚富小中学校を今後とも存続してほしい。
- トーメンの会館で貸し出している本に高校生の定期的な施設訪問を題材とした書籍があり、それを読んで感じたが、中学生にもそのような活動を促すような取組みを是非してほしい。
- 地域が活性化するための予算をもっと増やしてほしい。事業の有効性ばかりで予算を決めてほしくない。
- 介護保険制度は単体の市町村では立ち行かなくなっていくのでは。近隣市町村との広域化も視野に入れるべきではないか。
- 厚田中央クリニックのバスが利用者数に対し、サイズ的に大きすぎるので無駄となっているのではないか。
- 計画策定に向けてのアンケートでも、今までに出た意見が出ているのではないか。意見を聞く前にこの場でそのアンケートの内容を説明してもよかったのでは。
- 古潭老人クラブが解散したのは憩いの家が閉鎖され、集まる場所がなくなったからだ。
- 福祉関係の懇談会が開催されたのは、今回が初めてだ。
- 普段、仕事が忙しくてなかなか地域に目を向ける機会がないので、自分の住んでいる地域のことをよく知らない。
- 第2部 地域で何ができるのか
- 【白戸代表】
- 福祉関係の懇談会的な集まりが今までになかったことや、地域のことをよく知らない人がいる事実を聞き、大変驚いている。
- 懇談会等を今後、継続して行うことができる環境づくりが必要ではないか。例えば、地区社協や自治会単位でなぜ今まで行うことができなかったのかを知りたい。
- 【参加者の意見】
- 旧村時代には自治会の連絡協議会があったが、今はないし、集まるための交通手段(福祉バス)が利用しにくくなり、集まりづらくなった。
- 地域協議会の基金(1億円)を運用することができない。
- 地区社協を自治連合会単位で3つ(厚田・望来・聚富)立ち上げたが、それぞれ敬老会の運営が手いっぱいで、見守りなど、理想とする活動にはいたっていないのが現状である。
- 中心となる人物は自治会や婦人会等、各団体の役員などと兼任になっており、それぞれの分野での人材がいない。
- 厚田支所に事務員でも構わないので、社協の職員を配置してほしい(社協の窓口がない)。
- 意見を言っても結局実現されない(達成感がなくなる)。
浜益会場
- 日時
- 7月24日(金) 18時00分から20時00分まで
- 場所
- 浜益支所1階 第1会議室
- 参加者
- 12人(石狩市地域福祉推進会議(代表:白戸一秀旭川大学教授)の会員を除く)
- 第1部 地域の課題は何か
- 【参加者の意見】
- バスの時間帯が悪い(特に診療所からの帰りのバスの時間)。
- 家から道路までの距離が長いため、除雪に苦慮している。
- 何をするにも人手が不足している。人を増やす手立てが必要。
- 増加する高齢者への対応ばかりではなく、若い人たちへの手立ても必要でないか。高校がなくなって、そのうち小中学校までなくなるかもしれないのだから。
- 公的なサービスにいたらない中間的なサービスに対する相談窓口もあればいいと思う。
- 高校の通学費援助もそのうちなくなってしまう。
- このままでは冠婚葬祭もできなくなってしまうし、実際そうなっている地区もある。
- 近隣の町へ行くにも、家からバス停までに距離があり、不便だ。
- 地区ごとになにかしらの交通手段がひとつくらいあるといい。
- 地元のハイヤー運転手も高齢化している。
- 厚田と浜益間の交通手段がない。厚田まで行くことができれば今のような不便さは軽減される。
- 沿岸バスという交通手段もあるが、停留所が限られているため使いづらい。
- 診療所がなくなったら大変だ。
- 健康な老人が多いのも確かだが、老人が働かなければならない状況もある(特に漁師)。
- 身近に自分から電話できない知的障がいを持つ人がいたらどうしようかと、不安に思う。
- 配食サービスは土日には行われていないので、不便を感じることがある。
- 在宅の知的障がい者などは、食材の買い物も自分でできない。
- 市役所から高齢者あてに郵送される書類について、内容がわかりづらいし、枚数も多すぎる。横文字やカタカナの使用も多すぎる。
- 小学生に対する放課後児童会等の学童保育がない。
- 旧職員住宅を改修してグループホームにしてはどうか。
- 限界集落の共同生活化ができないか。
- 施設入所の待機者を解消してほしい(はまなか荘で18名程度いると聞いている)。
- 聞いた話だが、詐欺等の犯罪にあっても恥ずかしいのか黙っている高齢者もいるようだ。
- 第2部 地域で何ができるのか
- 【白戸代表】
- 地区内ではなく、地区同士の助け合いをできる仕組みは作れないのか。お年寄りの方が多い地区について、今は元気な方々ばかりかもしれないが、将来、自由に動けないお年寄りばかりとなった場合の手立てを、今のうちに考えておく必要があるのではないか。
- 【参加者の意見】
- 田舎の良いところとして、助け合いの風潮がいまだ残っている。
- 人数が少なくなっている自治会があり、隣接自治会との統合の話が出ている。
- 地元ハイヤーは営業時間が夜9時までで、早朝・深夜は対応してくれない。ハイヤー営業時間外の交通手段や電球交換などのちょっとした手伝いをしてくれる便利屋さん的な人が、自治会ごとに2・3人いてくれると非常に助かる。
- 川下地区で平成12年頃に小地域ネットワーク活動(道社協事業)を3年間ほど行った経緯があるが、自治会役員が変わった途端に活動が終わった。
- 高齢者クラブの集まりや温泉でのコミュニケーションで情報を得られたりする。
- 自治会等、既存の組織を利用して小地域ネットワーク活動を立ち上げてもよいのではないか。
地域福祉懇談会を開催します
- 開催日程
- 厚田会場
- 7月22日水曜日 18時00分から20時00分まで
- 厚田保健センター1階多目的ホール
- 浜益会場
- 7月24日金曜日 18時00分から20時00分まで
- 浜益支所1階第1会議室
- 申込方法
- 開催日の前日までに電話でお申込みください。
- 申込み・問合せ
- 福祉総務課 TEL0133-72-3127
- 「地域の課題は?」、「地域で何ができるの?」みなさんと一緒に考えます
- 市では、これからの地域福祉のあり方を考える上で、個人・家庭、地域社会、行政など社会を構成するものの各機能の適切な役割分担を明らかにし、子どもから高齢者まで、障がいのある人もない人も、すべての人々が住み慣れた地域の中で健康でしあわせに暮らせるような仕組みを定める「地域福祉計画」の策定に取り組んでいます。
- この計画策定にあたっては、地域の皆さんの声をできる限り反映するため、特に高齢化が著しい厚田・浜益区において「地域福祉懇談会」を開催します。
- みなさんの参加をお待ちしています。