平成16年度標準小作料の設定について
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石狩市標準小作料設定協議会からの答申とその検討結果
(答 申)
平成17年3月16日の第1回審議会で結審し、同日、下記のとおり答申された。
答 申 書
17年3月16日、石農委第408号で諮問のありましたこのことについて、次のとおり答申します。
平成17年3月16日
石狩市農業委員会
会長 伊藤 昇様
石狩市標準小作料設定協議会
会長 山谷 藤雄
記
1. 答申内容
本協議会として、原案は適当と認める。
2. 審議経過及び結果
標準小作料が、農業合理化事業や利用権設定等促進事業等における利用権設定の借賃算定の基準になっていることから、農業の担い手を育てる意味でも、また農地の貸し手から信頼されるという意味でも、地域の実情に合った合理性のある標準小作料に改定することが必要である。
平成16年産の低米価に見られるように農産物価格の低落傾向がつづき、農業生産費用も低下してきている。また、平成16年度からの産地づくり対策も相まって、小作料については、担い手の経営コストの相当部分を占めてきている。
これらの状況を鑑み、今回の10ヘクタール当たり田の上で2000円減額、中で1000円減額、他は据え置きについては、農業の担い手と農地の貸し手の両者に配慮されており適当であると判断した。
3. 附帯意見
小作料の設定は、平成17年4月1日からの3年間であるが、産地づくり対策の当初の3ヵ年が平成18年で終了するため、それを見定めた適切な対応をすること必要である。また、農地の区分が上中下の3段階であるが、区分を設けないことについても検討すべきである。
石狩市標準小作料設定協議会への諮問事項
平成17年3月16日開催の第1回協議会で次のとおり諮問する。
平成17年3月16日
石狩市標準小作料設定協議会
会 長 山 谷 藤 雄 様
石狩市農業委員会
会 長 伊 藤 昇
石狩市標準小作料の改定について(諮問)
農地の利用調整を円滑に推進するため、石狩市標準小作料設定協議会条例第2条に基づき、下記について貴協議会の意見を求めます。
記
近年、我が国の農業経営をめぐる情勢は大きく変化しております。米は平成15年産価格が作柄不良等により高水準に推移したが、それを除くとほとんどの銘柄が平成6年産から低落傾向がつづいており、特に平成16年産の価格は著しく低下しました。
米以外の作目の価格においても、民間流通に移行したり(麦)、より実勢を反映した交付制度に移行する(大豆、加工原料乳)等価格制度の仕組みが変わってきたなかで、その行政価格の水準もほとんどの品目で低落してきています。
また、各作目の生産に要する農業労賃、農業生産資材等の価格水準も変化しております。
このような状況の下で、平成17年度からの標準小作料については、農地流動化の推進と担い手の育成を図ることを考慮して、田は上で2000円減額、中で1000円減額、下は据え置きとし、畑については上・中・下とも据え置きとします。なお、これによる石狩市標準小作料改定案は下記のとおりであります。
田
上 15,000
中 12,000
下 9,000
畑
上 9,000
中 6,000
下 3,000