パークゴルフ場条例改正(使用料)
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石狩市使用料、手数料等審議会からの答申とその検討結果
(答申)
平成14年10月29日の第6回審議会で結審し、11月14日に下記のとおり答申された。
石使審第12号
平成14年11月14日
石狩市長 田岡 克介 様
石狩市使用料、手数料等審議会
会長 菅野 勲
使用料の改正について(答申)
平成14年10月3日付け石企財第265号で諮問のありました平成15年度保育料及び緑苑台パークゴルフ場増設に伴う使用料の改定についての案件について慎重に審議した結果、次のとおり答申します。
1 平成15年度保育料の改定について
(省略)
2 緑苑台パークゴルフ場増設に伴う使用料の改定について
この度の改定は、パークゴルフ場増設に伴うことによるものとなっているが、コース増設により利用環境の改善とともに利用者の満足度に寄与することは勿論であるが、利用料金の適正化に主眼があると判断し、その点を中心に審議を進めた。
結果として料金の基準となる大人1回300円は、他市町村の公設施設や民間施設の料金との比較、均衡において概ね妥当なものと判断します。
しかしながら、後段の(参考)にあるとおり、シーズン券利用者の利用が全体の5割近くを占め1回当たりの単価も極端に低くなっていること。高齢者の利用が全体の67.6%と高率になっていることなど、現行の料金体系と利用実態に大きな乖離、矛盾が見られ公平性の面から問題点も多いと考えます。
改正案では区分を据置し単に現行料金の5割増のみである。料金体系と利用実態の乖離、矛盾を解決するための対応策、特に、高齢者の増加傾向の現状、数年の利用実態から考えて、高齢者の位置づけの検討を要するものと考えます。そのための例として、利用区分の細区分やシーズン券1回当たり料金単価の一定水準維持のため、料金の額をより増やすなど、公平性を確保するための検討が求められます。また、利用料金引き上げ、利用の平準化の対応として、多様な回数券制の採用も検討するなど、利用者の料金選択の幅を持たせることも検討に値するものと考えます。加えて料金減免のあり方(減免規定案の整合性)についても検討すべき事項と考えます。
(参考)平成13年度の利用実績の分析結果
年間利用延人員109,695人で大人(一般)34,269人(31.24%)、高齢者74,107人(67.56%)となっている。シーズン券発行数は285枚で大人(一般)76枚(26.7%)、高齢者209枚(73.3%)となっている。シーズン券利用の高齢者は延50,250人で年間利用延人員の48.5%を占めている。また、シーズン券1回当たりの平均で見ると大人(一般)58.6円、高齢者34.1円と極端に低額となっている。
(検討結果)
平成14年11月14日に答申を受けた後、庁内の検討機関である使用料、手数料等検討委員会において、修正案を協議し、条例提案することを決定しました。11月21日に市長の決定を受け、関係条例案を12月議会に提案し、議案どおり議決されました。
緑苑台パークゴルフ場の増設に伴う使用料の改定については、
《小人・高齢者の料金について》
諮問では、1ラウンドの料金は現行の5割増の改定を予定し、小人・高齢者の料金は150円としていましたが、答申の主旨に沿って、大人300円との格差を縮めることとし、小人・高齢者の料金を200円としました。
《シーズン券について》
答申で述べられているように、シーズン券利用者は、1回当たりの平均使用料単価が一般の料金に比較し極端に低くなっていることから、大人18,000円、小人・高齢者10,000円に見直しました。
《3月定期券、回数券の導入について》
諮問では、これらの料金設定は含まれていませんでしたが、利用者のプレー頻度に合った料金選択ができるように、これら2つの料金を設定することとしました。
石狩市使用料、手数料等審議会への諮問事項
平成14年10月3日の第5回審議会で諮問した。
【参考資料】