教育委員会と教育委員

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ページID 1003418  更新日 2025年10月28日

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教育委員会とは

  • 平成27年4月に、責任体制の明確化や迅速な危機管理体制の構築、地方公共団体の長との連携強化などを図るため、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が一部改正され、新しい教育委員会制度が始まりました。
  • 教育委員会は、政治的中立性・安定性の確保、地域住民の多様な意見を反映、生涯学習などの教育行政の一体的な推進等を目的として設置され、教育長及び4名の教育委員による合議制の組織であり、市長から独立した執行機関です。
  • 教育長は、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有するもののうちから、議会の同意を得て市長が直接任命します。教育委員会の会議を主宰し、教育委員会を代表します。
  • 教育委員は、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもののうちから、議会の同意を得て市長が直接任命します。
  • また、子どもを教育している保護者の意向が教育行政に適切に反映されるよう、教育委員には保護者を含めることが義務づけられています。
  • このほか、市長と教育委員会が相互の連携を図りつつ、より一層民意を反映した教育行政を推進していくため、「総合教育会議」が設置されました。

教育長と事務局

  • 教育長は、教育委員会の指揮監督の下に、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどり、事務局の事務を統括します。
  • 教育委員会の権限に属する事務を処理するため、教育長の統括の下に事務局が置かれています。

教育長と教育委員の紹介

教育長 西田 正人(にしだ まさと)

(任期:令和7年10月12日から令和10年10月11日まで)

プロフィール

厚田郡厚田村(現:石狩市厚田区)出身。平成元年4月、当時の浜益村役場へ奉職。教育委員会には累計26年間在籍。厚田支所長、教育委員会理事を歴任した後、令和5年4月からは石狩市公務サービス株式会社で市内公共施設の管理・運営に携わった。令和7年10月より現職。

教育への考え

これまでの教育委員会勤務の中で、社会教育を担当していた頃は「街づくり=人づくり」であるという教えのもと、各関係団体の方々とお付き合いをさせて頂き、コミュニケーションを通じながらお互いを高め合うことを知りました。また、子育て支援担当時には、立場を超えた「協働」を通じて、共に課題の解決や目標の達成を目指す関係性を構築することの重要性を学びました。さらに特別支援教育の担当時には、苦手意識を持つ子どもが成功体験を積むことで自信を持ち、学びに前向きになる姿を目の当たりにして、子どもの「特性」を理解し、個に応じた指導を実践することの大切さを学びました。

教育とは、個人の成長を促し社会の一員として生きる力を育むことであり、さらに、他者との関係を深め社会を支え、社会に貢献する力を育てることだと思います。

石狩市の教育のさらなる充実のためには、多くの市民をはじめ教育関係団体者との対話が何より大切であり、皆様の理解を得て一層連携を深めながら、より良い施策を展開していきたいと考えております。

今後も市民の皆さんや教育関係団体のお力をお借りしながら、微力ではありますが、石狩市の教育の可能性をさらに広げ、愚直に取り組んで参りたいと考えております。

教育委員(教育長職務代理者)
松尾 拓也(まつお たくや)(任期:令和6年10月20日から令和10年10月19日まで)
プロフィール

花川北陽幼稚園、石狩町立若葉小学校・同花川北中学校(ともに当時)、北海道石狩南高校で学んだ石狩育ち。現在 有限会社三愛 代表取締役。また、働きながら学ぶ現役大学院生でもあり、事業の傍ら、商工会議所を始めとする地域の様々な団体を通じて、地域活動にも関わっている。

教育への考え
「教育」とは孟子が創った言葉ですが、「教える」と「育てる」の二つの言葉から成り立っています。この二つの側面を両立させていくことが、教育にとって大切なことだと考えます。
子どもたちには、「自分の足で立ち、自分の頭で考える」ことができる大人になってもらえたらと思います。そのために何が必要なのか、多くの方と一緒に考えてまいりたいと思います。
より多くの人が、より良き人生を送るために。
教育には、それを実現できる力があると信じています。

教育委員
根本 壽夫(ねもと としお)(任期:令和5年10月20日から令和9年10月19日まで)
プロフィール

オホーツク管内の生田原町(現遠軽町)に生まれる。小学校入学の年に札幌市白石区に転居し、大学卒業まで過ごす。1977年、当別町で教職に就いてから37年間を公立小中学校で勤務。石狩市では紅葉山小学校、花川南小学校、紅南小学校の3校合わせて23年間勤めた。石狩エンジェル・クレア少年少女合唱団を1984年に立ち上げ、他の市町に転勤した時以外は、ずっと関わりを持ち続けている。

教育への考え

現職の時、教育は決して大人から子どもたちへの一方通行的な働きかけではなく、共に育ち合う「共育」なのだと考えていました。

また、取り巻く大人(保護者・家族・教師・地域の人々)が共に力を合わせて子どもを育てる「共育」の在り方・考え方は、現在とても大事だと思います。令和3年から本格的に始まるCS(コミュニティ・スクール)の定着が、子どもたちにさらに良い学習環境を提供するものであればこの上ないと思います。


教育委員
鈴木 里美(すずき さとみ)(任期:令和4年12月25日から令和8年12月24日まで)
プロフィール

北海道江別市で生まれ育ち、平成6年から石狩市に居住。石狩市役所・石狩市教育委員会に21年間非常勤職員として在籍し、社会教育・家庭教育・青少年健全育成・子育て支援に携わってきた。現在は市内の児童館に勤務。地域活動として小中学生に野外活動の指導を行ってきた経験から市内の高・大学生とともにジュニアリーダーサークルを設立し活動している。

教育への考え
人はいくつになっても学ぶことで成長していけます。これは、私が社会教育で携わった高齢者大学の学生の方々から教えていただいたことです。子どものみならず大人であっても自らが進んで学びたいことを学べると生き生きします。ひとりひとりの学びへの気持ちを大切に、あらゆる年齢やさまざまな立場の人が学びたいときに学べる教育環境をどう整え、どのようにサポートしていけるか考えていきたいと思います。

教育委員

朝倉 恵(あさくら めぐみ)(任期:令和7年10月6日から令和11年10月5日まで)

プロフィール
石狩町立南線小学校、花川南中学校を卒業した後札幌市立開成高等学校、藤女子短期大学(保育科)を経て最初のキャリアは幼稚園教諭からスタート。30代になってからITエンジニアを目指し転職を重ね、現在はさくらインターネット株式会社に勤務。主に石狩市で実践を重ねたプログラミング教育出前授業等の活動が評価され、令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)を受賞。幼稚園教諭とエンジニアの経験を活かし、次世代育成や市民の学びを支援する活動を行っている。
教育への考え
私は子どもの頃「勉強」が大嫌いでした。しかし、大人になった今「学ぶこと」は仕事の一部になり、いろいろな人の学びを手助けすることが私自身のやりがいにつながっています。振り返ってみると、学校での勉強以外に吹奏楽の部活動やバンド活動、新たな仕事へのチャレンジなどの中に様々な学びが埋め込まれていました。生活の中に学びはたくさんあります。石狩市が様々な年代の市民にとって「学ぶことが楽しい」と感じられる環境であるよう働きかけ、自分自身がそれを体現していきたいと思います。

リンク

このページに関するお問い合わせ

教育委員会学校教育部 総務企画課
〒061-3292 北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2 石狩市役所4階
電話:0133-72-3169 ファクス:0133-75-2276
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