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開拓使のりんご
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掲載日:2014年7月31日更新
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13.開拓使のりんご(幌(ぽろ)地区)
幌(ぽろ)のりんご園は、開拓使が苗をくばったことから、はじまったんだと。
収穫したりんごは、てんびん棒でかつぎ出し、リヤカーで、はかり売りして歩いたもんだと。
「ポンポン船」にりんごを積んで、石狩川をのぼって、江別や、ときには遠く樺太までも売りにいったもんなんだと。
ニシンがいっぺいとれて、拾いニシンをして、かわかして、りんごの木のまわりにうめたんだと。
これが肥料になって、幌(ぽろ)のりんごは、すんごく、めんだと。
りんごの木は、熊がでないようにと、山の神として、おがんだもんだと。
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