特定健康診査・特定保健指導等(国保保健事業)のご案内
特定健康診査について
石狩市国民健康保険に加入されている方には、年に1回の特定健康診査(以下「特定健診」)の受診をお勧めしています。
特定健診は生活習慣病の早期発見、早期治療を目的とし、採血(血糖やコレステロールなど)や心電図等の検査によりご自身の健康状態をみることができます。
特定健診と同時にがん検診を受診したり、または脳ドック・人間ドックを受診することで、さらに効果的に生活習慣病等の早期発見・早期治療をすることができます。
対象者
石狩市国民健康保険に加入されていてる40歳以上の方
(令和7年3月31日までに40歳に到達する39歳の方も受診可能です)
※後期高齢者医療制度に加入されている方は『後期高齢者健康診査について』をご覧ください。
検査内容
・診察 ・問診
・身体計測
・血圧測定
・血液検査(血糖、脂質、肝機能、腎機能)
・尿検査(蛋白、糖)
・心電図
※医師の判断により貧血検査、眼底検査を追加で実施する場合があります。
費用
600円(市民税非課税世帯の方は無料)
※自己負担額は受診券に記載しています。
受診券の送付について
毎年5月下旬に受診券を郵送しています(令和6年度は5月24日(金)に発送しました)。
令和6年度の受診券の色は桃色です。
また、年度途中に国民健康保険に加入された方については、手続された月の翌月末に受診券をお送りします。
特定健康診査の受診を希望される方で、受診券がお手元にない場合には、健康推進課(0133-72-3124)までご連絡ください。
受診・申し込みの方法
特定健康診査を受診する方法は下記のとおりです。
(1)集団健診
市内コミセン等の会場で受診する。
(2)バス送迎健診
市内会館等の集合場所からバスに乗り、対がん協会(札幌市東区)までバスで移動し受診する。
※(1)(2)の申し込みについては、健康推進課(0133-72-3124)でお受けしています。日程等の詳細は「おとなのけんしんガイド」 [PDFファイル/1.28MB]をご覧ください。
(3)個別健診
決められた医療機関にご自身で予約をして、都合のよい日程で受診する。受診可能な医療機関については、実施機関一覧 [PDFファイル/386KB]をご覧ください。
健診結果を受け取ったら
特定健診は受診するだけでは生活習慣病予防として十分ではありません。特定健診の結果をみて、ご自身の体の状態を正しく理解し、必要な生活習慣の見直しを行うことで十分な予防効果を発揮します。健診結果の説明を希望される方は、成人健康相談 [PDFファイル/477KB]をご利用ください。
また、メタボリックシンドロームと判定された方は、市の保健師や管理栄養士による3か月間の生活習慣改善サポート(以下、「特定保健指導」)を受けていただくことで、生活習慣病の発症予防・重症化予防を目指しましょう。
さらに、精密検査の受診や通院治療開始の必要性があると判定された方については、早めに医療機関を受診することをお勧めいたします。なお、精密検査の受診が国保の記録では確認できなかった方については受診勧奨のご連絡を差し上げる場合もあります。
特定保健指導について
特定健診を受診した結果、「メタボリックシンドローム該当者」、「メタボリックシンドローム予備軍該当者」と判定された方、及び「動脈硬化性疾患の危険度が高い方」が指導対象となります。
指導は市の保健師や管理栄養士が約3か月間の特定保健指導を実施いたします。
対象者の詳細については「特定保健指導対象者」 [PDFファイル/96KB]をご覧ください。
特定健診・特定保健指導に関するQA集
(特定健診について)
Q1 特定健診はみんなが受診しているの?
A1 令和3年度の特定健診受診率は、国36.4%、道27.9%に対し、石狩市の受診率は23.0%となっており、道内でも低い状況です。学校や職場等で毎年健康診査を受診していたことと同様に、特定健診も年に1回の受診を心がけてください。
Q2 特定健診とドックは何が違うの?
A2 石狩市国民健康保険が実施する脳ドック・人間ドックには特定健診の検査項目がすべて含まれています。そのため、脳ドック・人間ドックの当選者には特定健診の受診券はお送りしていません。
脳ドックは特定健診+MRI(脳をみる検査)+MRA(脳血管をみる検査)です。
人間ドックは特定健診+採血・尿の項目追加+胃バリウム+検便+胸部レントゲン+腹部超音波検査です。
Q3 特定健診はお得なの?
A3 特定健診は約10,000円の検査が600円で受診できます。また、市民税非課税世帯の方は0円になります。
(特定保健指導について)
Q1 メタボリックシンドロームとは何ですか?
A1 いわゆる「メタボ」の正式名称です。
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上で、血圧、血糖、脂質のうち2つ以上基準値から外れていることを「メタボリックシンドローム該当者」、1つ基準値から外れていることを「メタボリックシンドローム予備軍」と判定されています。
詳しくは厚生労働省「e-ヘルスネット」HP)を覧ください。
Q2 特定保健指導の案内が届いたけれど、どうすればいいの?
A2 案内が届いてから概ね1週間程度で市の保健師や管理栄養士から連絡があります。ご都合の良い面談日程を調整してください。
Q3 特定保健指導は絶対に受けないといけないの?
A3 参加を強制するものではありません。
特定保健指導は、生活習慣病の発症リスクが高く、ご自身の生活を見直し・改善することにより生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して実施します。
他人を変えることはできませんが、自分自身を変えることは可能です。簡単ではありませんが興味をもった瞬間がチャンスです。未来の健康を勝ち取りましょう。
Q4 特定保健指導が終わったあとはどうするの?
A4 特定保健指導は3か月間で終了しますが、ご自身の生活習慣病対策は終わりません。改善された生活習慣を継続する必要があります。
また、生活習慣を改善した成果を確認するためには、翌年度以降も必ず特定健康診査を受診しましょう。
「情報提供事業」制度にご協力ください
生活習慣病(高血圧や糖尿病)等で治療中の方も特定健診の対象となっていますが、通院中の医療機関にて定期的に採血等の検査をしているときは、特定健診の検査項目と重なるものが多い場合もあります。
その際には、「情報提供事業」制度をご利用いただくことで、特定健診を受診したとみなすことができます。
また、職場等にて健康診査を受診されている場合は、その健診結果を健康推進課に提出していただくことでも特定健診を受診したとみなすことができます。
特定健診の受診率が高い市は、優先的に国から交付金を受ける取ることができるため、ご協力お願いいたします。
定期通院中の方の「情報提供事業」制度ご利用方法
(1)石狩市特定健診情報提供事業同意書兼情報提供書をかかりつけ医療機関へ提出する。
※特定健診受診券送付時に同封しています。
(2)通院先で行っている検査項目が、特定健診の検査項目に足りない場合は追加の検査を実施する。※追加検査の料金はかかりません。
(3)かかりつけ医療機関が必要な検査数値を入力し石狩市へ送付する。
職場等で健康診査を受診している方の「情報提供事業」制度ご利用方法
・健診結果をお持ちいただく場合
(1)職場等で受診した健康診査の結果を健康推進課へ持参する。
(2)問診票を記載する。
(3)健診結果をコピーさせていただき、原本は返却いたします。
・健診結果を郵送していただく場合
(1)健康推進課(0133-72-3124)に連絡し、職場等での健診結果を情報提供する旨を伝える。
(2)健診結果と共に提出していただく問診票と返信用封筒をご自宅に送付いたします。
(3)健診結果のコピーと記入した問診票を返信用封筒に入れて返送する。
脳ドック・人間ドックについて
石狩市では、国民健康保険加入者に対し、脳ドックまたは人間ドックの検査費用を助成しています。
今年度の申し込みは終了しております。来年度の申請は4月中旬までに申請書を配布することを予定しています。
詳細については、広報4月号及び4月初旬に市ホームページに掲載予定でので、ご確認ください。
マイナポータル上での健診結果閲覧について
マイナンバーカードの健康保険証利用申込をした方は、令和3年10月からマイナポータル上で特定健診や事業主健診等の結果の閲覧が可能になりました。
この仕組みを用いて、令和2年度以降に受診した健診の結果は、受診した翌年度の11月1日までに閲覧できるようにデータを登録する予定となっています。
オンライン資格確認等システムによる特定健康診査情報の提供に関する不同意申請書について
令和3年10月より、オンライン資格確認等システムを活用した特定健診等データの保険者間の引継ぎが開始されました。
これにより、石狩市国民健康保険加入以前の健康保険制度で受診された特定健診結果を石狩市国民健康保険が取得することができるようになりました。
なお、保険者間の引継ぎを希望しない場合は、不同意申請書(下記よりダウンロード可能)に必要事項を記入のうえ、国民健康保険課まで提出してください。