繁殖期のカラスにご注意ください
カラスの繁殖期について
カラスは春から初夏にかけて、樹木や住宅周辺の街路樹などに巣を作ります。
例年、繁殖期には、卵やヒナを守ろうとする野生の習性から、巣の近くに人を寄せ付けないようにするため、威嚇や攻撃をすることがあります。
カラスが攻撃する前には、下記のような威嚇行動をとります。
・鳴きながら頭上を旋回する。
・とまっている電線や木の枝をつつく。
・とまっている木の枝や葉を落とす。
威嚇でも人が遠ざからない場合は、後方から低空で飛んできて頭をかすめたり、脚で後頭部を蹴るなどの攻撃行動をとります。
カラスによる威嚇・攻撃への対処
1 その場(巣やヒナ)に近づかない
・カラスの縄張りは半径20メートル~100メートルと言われています。巣やヒナから離れれば威嚇や攻撃はおさまります。
・カラスは人を後ろから攻撃するため、親ガラスに背中を向けずにその場を離れましょう。
2 後頭部を守る
カラスは後ろから後頭部を蹴って攻撃してきます。
帽子やカバン、傘などで後頭部を守りましょう。腕をまっすぐに上げて動かさずそっと通り過ぎるのも効果的です。
カラスの巣の撤去について
・市では民有地の巣の撤去は行っていません。
巣を撤去する場合は、土地所有者が民間の駆除業者等へ直接巣の撤去を依頼してください。(費用は自己負担となります。)
民有地以外の場合は,その場所によって連絡先が異なります。
巣がある場所 | 連絡先 | 電話番号 |
---|---|---|
市道 街路樹 | 石狩市都市整備課維持担当 | 0133-72-3138 |
道道 街路樹 | 空知総合振興局 札幌建設管理部 当別出張所 | 0133-23-2220 |
公園 | 石狩市都市整備課公園管理担当 | 0133-72-3671 |
カラスの被害を防ぐために
1 ゴミ出しマナーを守る
ゴミ箱のふたが外れたり、ごみが散乱しないような管理と工夫を行い、カラスに荒らされないようにしましょう。
2 エサを与えない(屋外にペットフードを放置しない)
エサを与えることで人を恐れなくなります。その結果、多くのカラスが集まり、糞の被害等多くのトラブルが発生します。
また、ペットフードもエサにします。犬や猫へのエサの後片付けを、すみやかに行いましょう。
3 庭木を剪定する
庭木にも巣を作ります。巣を作られないよう庭木の剪定をしましょう。
カラスの注意看板について
窓口にて、ラミネート加工した注意喚起看板をお渡ししておりますので、ご希望の方は石狩市役所3階環境課にお越しください。
右記よりダウンロードしてお使いいただくこともできます。 カラス注意喚起看板 [PDFファイル/6KB]