大雪時の主な除排雪対策について
令和3年度は記録的な大雪となり除排雪作業に遅れが生じ、市民生活に影響を及ぼしました。このことから市では、大雪時の対応として「ケース1:短期的な大雪」、「ケース2:長期的な大雪」の2つに分けた大雪除排雪体制を設けました。今後は冬を快適に過ごすための大雪時の対策として実施していきます。
除排雪体制の状況
現在は通常の除排雪体制です。
大雪時の判断基準と対応策
下記の判断基準により、大雪除排雪体制へシフトすることが決定した場合は、このページや石狩市LINE公式アカウントなどで情報提供を行います。
ケース1 短期的な大雪
【判断基準】
➀一度に20センチメートル以上の降雪があり、なおも降り続く予報のとき
➁2日以上連続して10センチメートル以上の降雪があったとき
➂暴風雪、大雪警報が発表されたとき
※道路状況や今後の天候によっては、大雪除排雪体制にシフトしない場合があります。
【大雪除排雪体制】
➀大雪時の除雪の優先順位
・幹線道路は、優先度の高いバス通りなどの重要路線の除雪を実施します。
・歩道は、利用頻度が高い路線を優先的に除雪します。
大雪時の除雪優先順位についてはこちらをご覧ください! [PDFファイル/656KB]
➁その他大雪時の除雪体制
・郊外の荒天時危険路線は、一時作業を中断して通行止めにするなど、早くに危険を回避する措置を実施します。
➂大雪時の各地区間の応援体制や連絡体制強化
・除排雪業者の連携による除雪を実施します。
・連絡体制強化やGPSシステムの活用により、除雪が遅れている路線を把握し、早急な対応を実施します。
・市役所のパトロール班を増強し、的確な作業指示を実施します。
➃関係各所との連携
・中央バスや市役所の交通を担当する部署と連携し、バスの定時運行確保を目指します。
・市役所のごみ収集を担当する部署と連携し、ごみ収集業務に影響のある路線の早期対応を実施します。
・石狩消防署と連携し、緊急車両の通行に影響のある路線の早期対応を実施します。
・教育委員会と連携し、通学路の除雪状況について共有し、児童・生徒の安全を確保します。
ケース2 長期的な大雪
【判断基準】
➀過去5年平均の積雪深を概ね20センチメートル以上超える期間
※道路状況や今後の天候によっては、大雪除排雪体制にシフトしない場合があります。
【大雪除排雪体制】
➀大雪時の圧雪管理
・幹線道路は、雪の壁が高くなる前に排雪を実施します。
・準幹線道路は、生活道路のザクザク路面処理の一時堆積場所としての利用を見据え、学校グラウンドなどを利用した排雪を実施します。
・生活道路は、公園や準幹線道路などへ一時堆積を行うなど、早期の圧雪路面解消を図ります。
➁大雪時の排雪作業の対応
・除排雪業者間で連携し、排雪作業のスピードアップを図ります。
・国などへダンプトラック支援を要請し、排雪作業のスピードアップを図ります。
・緊急雪堆積場として公園・グラウンド・調整池などを利用し、排雪作業のスピードアップを図ります。
・交通量の多い日中にも幹線道路の排雪を実施します。