石狩市こども・若者支援地域協議会主催の講演会を開催しました

石狩市こども・若者支援地域協議会主催　ひきこもり講演会

石狩市こども・若者支援地域協議会主催のひきこもり講演会を開催しました。

この講演会は、ひきこもりに関する理解を深め、親やきょうだい等の家族をはじめ市民一人ひとりにできることを共に考える機会として開催しました。

講演会の前半では、札幌学院大学教授の山本彩（やまもと　あや）氏をお招きし、「こども・若者の発達の視点からみる不登校・ひきこもりの理解と関わり」と題し、ご講演いただきました。

講演会の後半には、ひきこもり当事者の方から自身の経験談や当時の心境、今に至るまでをお話ししていただきました。

また、講師の山本彩氏とひきこもり経験者の方を交え、石狩市ひきこもりサポートセンターの新田理事長、統括支援スタッフがファシリテーターとなり、講演会に参加してくださった方も含めての座談会を行いました。参加してくださった方からの質問に対して、支援者/当事者としての考えをお話ししていただき、支援をするときはどのような意識を持っているのか、当事者の立場からどのようにふるまってほしいのかを知ることができ、有意義な時間を過ごすことができたと感想がありました。

開催日

2025年2月16日（日曜日）

講師紹介

山本　彩（やまもと　あや）氏

プロフィール

北海道大学大学院教育学院博士課程修了、博士（教育学）。

病院、スクールカウンセラー等を勤務後、札幌市障がい者相談支援事業所 相談室ぽらりす管理者、札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる所長を経て、現在は札幌学院大学心理学部教授。

研究テーマは、自閉スペクトラム症（ASD)の発達支援・家族支援・地域体制整備やひきこもり状態にある本人・家族への支援、司法福祉連携、と多岐にわたる。

著書に、
『CRAFTひきこもりの家族支援ワークブック（分担執筆）』
『発達障害支援の実際（分担執筆）』等がある。