ゼロカーボンシティの達成に向けた石狩市の取り組み

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ページID 1002422  更新日 2025年2月28日

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ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組み

地球温暖化は世界的な課題です。国は「2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロ」にする「ゼロカーボン(カーボンニュートラル)」を目指すとともに、自治体にも同様に取り組むことを求めています。
本市は令和2年12月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、「2050年ゼロカーボンシティ(2050年に温室効果ガス排出量実質ゼロ)」の実現を目指すことを表明しました。令和32(2050)年の温室効果ガス排出量実質ゼロ、「脱炭素社会」実現に向けて、様々な取り組みをしています。

石狩市の取り組み

環境普及啓発パネル展

市内5か所を巡る「環境普及啓発パネル展」を開催します。

開催日程

浜益支所1階ホール
令和6年8月19日から令和6年8月30日まで
道の駅石狩「あいろーど厚田」2階展示スペース
令和6年9月24日から令和6年9月30日まで
花川南コミュニティセンター1階ロビー
令和6年10月9日から令和6年10月15日まで
花川北コミュニティセンター1階ロビー
令和6年11月13日から令和6年11月18日まで
石狩市役所本庁舎1階展示ロビー
令和6年11月25日から令和6年12月6日まで

写真:本庁舎2

写真:本庁舎1

写真:本庁舎3


令和5年度「環境普及啓発パネル展」会場(本庁舎)の様子

「再生可能エネルギーの地産地活モデル構築に関する連携協定」の締結について

令和6年4月22日(月曜日)、石狩市、株式会社市民風力発電(発電事業者)、株式会社再生可能エネルギー推進機構(特定卸供給事業者)、王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社(小売電気事業者)の4者で、新港南地区に設置されている風車「かぜるちゃん」の電力を、小中学校など公共施設23施設に導入する連携協定を締結しました。

写真:2024年4月22日協定式

石狩市にゼロカーボンキャラクター「石狩イクラ三兄弟」

イラスト:石狩イクラ三兄弟 ゼロたん(元気いっぱい)カーたん(ひょうきん)ポンたん(おっとり)


名前は「ゼロ、カー、ボン」を頭文字に、炭素の「たん」で「ゼロたん、カーたん、ボンたん」です。環境問題について、皆さんと一緒に取り組んでいきます。よろしくお願いします!

脱炭素先行地域(第1回)に選定されました

「2050年カーボンニュートラル」の達成に向けて、地域脱炭素の先進的な取組を行う地域として国が選ぶ「脱炭素先行地域(第1回)」の公募において、本市が選定されました。

石狩市の「脱炭素先行地域」計画の概要

札幌圏の産業拠点である「石狩湾新港地域」内において、地域の再生可能エネルギーを供給する「REゾーン」を設定し、再生可能エネルギーの「地産地活」を図ることで、地域脱炭素と産業集積の両立を目指します。
さらに、石狩市役所及び周辺の公共施設群の脱炭素化に向けて、太陽光発電設備等の設置など、再エネの最大限の導入を図るとともに、石狩湾新港地域等の再生可能エネルギーからの供給を目指します。
これらの取組を軸に、再生可能エネルギーを活用した水素製造や交通部門の脱炭素化によるCO2削減と同時に、地域の活性化に向けた各種施策を展開し、地域の脱炭素と地域経済の発展を図ります。

※「脱炭素先行地域」とは
「脱炭素先行地域」とは、地域脱炭素社会の実現のため、電力消費に伴うCO2排出量実質ゼロの実現に向けた先進的な取組を行う地域として、国が選定するものです。
国は「脱炭素ロードマップ」では、全国で少なくとも100か所以上の「脱炭素先行地域」を選定することとしています。
この度1回目の公募において、本市を含む全国26自治体(北海道は3自治体)が「脱炭素先行地域」として選定されました。
環境省HP「脱炭素先行地域選定結果(第1回)について」は下記からご覧ください。

デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)

デコ活とは「二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉」です。脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動を「デコ活」と呼び、国では国民運動として推進するとともに、私たちの行動を後押しするために様々な情報を提供しています。

ロゴ:デコ活くらしの中のエコろがけ


イラスト:脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後


令和32(2050)年の温室効果ガス排出量実質ゼロ、「脱炭素社会」を実現するために、市も令和5年9月に「デコ活宣言」し、取り組んでいます。

皆さまに取り組んでもらいたいことをまとめた下記のページ「市民の皆さま、事業者の皆さまに取り組んでもらいたいこと」もぜひご覧ください。

各種計画

市では、こうした地球温暖化の防止のほか、生物多様性の保全やごみの減量など、複雑化する環境問題の解決に向けて、環境に関する様々な施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とした、環境分野の総合計画である「第3次石狩市環境基本計画」や、市内で排出される二酸化炭素量の削減を目的とした「石狩市地球温暖化対策推進計画【区域施策編】」、石狩市における事務事業及び公共施設から排出される二酸化炭素量の削減を目的とした「石狩市地球温暖化対策推進計画【事務事業編】」を作成し、様々な施策に取り組んでいます。また、本市における再生可能エネルギー施策を通じた、人とくらし・産業・自然が調和した自立的かつ持続的な地域社会の創造を推進するため「風力発電ゾーニング計画」を策定しています。
各種計画は下記のリンクからご覧ください。

ゼロカーボンとは?

私たちが日々の暮らしで出す二酸化炭素の量を、森や海が吸収できる量まで減らし、これ以上二酸化炭素量を増やさないようにすることを、「ゼロカーボン」といいます。
二酸化炭素などが原因で起こる地球温暖化は、今、世界的な問題となっています。温暖化が進み世界の平均気温が1.5℃以上上昇すると、取り返しのつかない影響が出始めるといわれています。

これは、遠い未来の話ではなく、このままのペースでは令和12(2030)年には気温上昇が1.5℃を超えるといわれています。

地球温暖化による影響って?

地球温暖化が進むと、次のようなことが起こる可能性があります。

  • これまで取れていた農作物が育たなくなったり、病害虫による被害が大きくなる
  • 普段食卓に上がる魚が捕れなくなり、高級魚になってしまう
  • 大雨などの異常気象による災害が増え、これまで災害がなかった地域でも被害を受ける
  • 生態系が変化し、身近な動物や植物がいなくなったり、感染症を媒介する生物が増えたりする

こうした影響を防ぎ、私たちの暮らしを守るには、世界中の国・企業・人々が自分のこととして脱炭素について考え、市、事業者及び市民が連携し、協働で取り組むことが大切です。

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このページに関するお問い合わせ

環境市民部 環境課 環境政策担当、ゼロカーボン推進担当
〒061-3292 北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2
電話:0133-72-3698 ファクス:0133-75-2275
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。