舟の舳先 (No.88173)
出土状況写真
丸木舟の舳先の断片です。舳先の約半分が残っています。短辺は折れていますが、長辺は意図的に割られた状態を示しています。破損した舟をさらに割って再利用した残りと考えられます。
実測図
長さ[ミリメートル] | 498.0 |
---|---|
幅[ミリメートル] | 210.0 |
厚さ[ミリメートル] | 47.0 |
グリッド | 3111 |
層位 | 4-3層 |
備考 |
図のように、舳先の底側にスペードのような形の浮き彫りがあります。
縄文の丸木舟に彫刻があるのは極めて異例なことです。
樹種はトネリコ属です。
イメージ図

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