松明 (No.91375)
出土状況写真

細い木を半ばまで割って、その割れ目に樺などの樹皮をはさめて火をつける松明の一種です。このタイプの松明は、アイヌ文化ではスネニ(明かりの木)と呼ばれています。根元は固定のため杭状になっています。北海学園大学教授の藤村久和氏によれば、アイヌ文化では丸木舟につけられ夜間漁に使われるタイプに似ているそうです。
実測図

- 長さ(ミリメートル)
 - 358.0
 - 幅(ミリメートル)
 - 28.0
 - 厚さ(ミリメートル)
 - 25.0
 - グリッド
 - 2714
 - 層位
 - 4-3層
 - 備考
 
イメージ画像

乾燥させた白樺の皮をはさみ、火をつけて灯します。
夜間、遡上する鮭などを採るときなどに使われていたと思われます。
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