舟形容器 (No.89605)

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ページID 1004755  更新日 2025年2月28日

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出土状況写真

写真:舟形容器

杭列に接しており、裏返しの状態で出土した完形の舟形容器です。縄文時代最大級といわれています。

実測図

イラスト:実測図

長さ(ミリメートル)
1107.0
幅(ミリメートル)
355.0
厚さ(ミリメートル)
25.0
グリッド
2714
層位
4.3層
備考
容器両端の外面には、刻みと孔のある突起が作り出されています。
刻みのある突起の方は、突起両側にあけられた小孔とともに正面から見ると熊を連想させ、動物意匠の可能性もあります。また舷側の一方には軽いえぐりがあり、ここから液体などを流したとみられます。

イメージ画像

イラスト:舟形容器

両端に穴の開いたつまみの部分があり、熊の顔のような彫刻が施されています。
ちょうど鮭が一匹乗っかる大きさ(1.107m)で、日本で最大の木製舟形容器です。

イメージ画像2

イラスト:魚がのった舟形容器

このように使われていたのかもしれない

舟形容器ができるまで

イラスト:舟形容器ができるまでの工程
巨木・原材を半割りした後さらに分割、整形を経て完成

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〒061-3372 北海道石狩市弁天町30番地4
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