舟形容器 (No.89605)
出土状況写真
杭列に接しており、裏返しの状態で出土した完形の舟形容器です。縄文時代最大級といわれています。
実測図
- 長さ(ミリメートル)
- 1107.0
- 幅(ミリメートル)
- 355.0
- 厚さ(ミリメートル)
- 25.0
- グリッド
- 2714
- 層位
- 4.3層
- 備考
- 容器両端の外面には、刻みと孔のある突起が作り出されています。
刻みのある突起の方は、突起両側にあけられた小孔とともに正面から見ると熊を連想させ、動物意匠の可能性もあります。また舷側の一方には軽いえぐりがあり、ここから液体などを流したとみられます。
イメージ画像
両端に穴の開いたつまみの部分があり、熊の顔のような彫刻が施されています。
ちょうど鮭が一匹乗っかる大きさ(1.107m)で、日本で最大の木製舟形容器です。
イメージ画像2
このように使われていたのかもしれない
舟形容器ができるまで

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