WP-23~24
出土状況
WP-23
右岸側の杭列を下流から撮影したものです。ここでは杭列が倒れず残っていました。
川底は泥炭質のシルト層で、これより上位は砂層となっていました。
WP-24
この遺構は支柱と支え木、柵の一部が一体となって倒れていたもので、取上げのとき接地面側にブドウ蔓の皮が残っていて「柵」と確認されました。
復元図
この図は上流の上空から二つの遺構をみたところです。
WP-23は左岸側の支柱の大部分が未発掘ですが、中心に開口部があり、支柱が上流にむかいV字形に開く支柱配列がされています。WP-24は支柱と「柵」が倒れているのが見えます。
回転映像
WP-23はV字形の杭配列ですが、右岸側は2列の支柱があります。
また杭の根元に支柱の補強と考えられる2本の支え木があります。
支え木の内、一本にブドウの皮で縛った跡が残っていて、支柱と横木は連結されていたと考えられます。
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