WP-FGKJ
ここではWP-FからKまでの簀だてや杭列(エリの支柱)の出土状態と復元図を示します。
特にWP-F,Gは粗い目の簀状のしがらみがそのまま残っていたエリ(簀だて)で、ほぼ使用時のままと考えられます。
また距離などから見て二つは同時に存在した可能性もあります。簀だてはヤナギの丸木をヤマブドウのツルで編んだもので、
柵の作りとは違っています。そしてGには開口部があり、ここに筌(うけ)を仕掛けていた可能性があります。
出土状況
WP-F
WP-G
WP-J
WP-Jは数回にわたってエリが作り直されたとみられ、深さの異なる杭が見られます。
WP-K
WP-KはWP-Fの西側で出土した杭列で、Fと一連の可能性もあります。本遺跡は、江戸時代の地震のため地層がずれた部分もあることから、折れ曲がったり、先端部が見つからない杭もあります。
復元図

WP-FG想像図

WP-FG断面図

周辺回転映像
このページに関するお問い合わせ
教育委員会社会教育部 文化財課
〒061-3372 北海道石狩市弁天町30番地4 いしかり砂丘の風資料館
電話:0133-62-3711 ファクス:0133-77-5011
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。











