WP-FGKJ

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ページID 1004790  更新日 2025年2月28日

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ここではWP-FからKまでの簀だてや杭列(エリの支柱)の出土状態と復元図を示します。
特にWP-F,Gは粗い目の簀状のしがらみがそのまま残っていたエリ(簀だて)で、ほぼ使用時のままと考えられます。
また距離などから見て二つは同時に存在した可能性もあります。簀だてはヤナギの丸木をヤマブドウのツルで編んだもので、
柵の作りとは違っています。そしてGには開口部があり、ここに筌(うけ)を仕掛けていた可能性があります。

出土状況

WP-F

写真:WP-F
WP-F 出土状況写真

WP-G

写真:WP-G
WP-G 出土状況写真

WP-J

写真:WP-J
WP-J 出土状況写真

WP-Jは数回にわたってエリが作り直されたとみられ、深さの異なる杭が見られます。

WP-K

写真:WP-K
WP-K 出土状況写真

WP-KはWP-Fの西側で出土した杭列で、Fと一連の可能性もあります。本遺跡は、江戸時代の地震のため地層がずれた部分もあることから、折れ曲がったり、先端部が見つからない杭もあります。

復元図

イラスト:復元図

WP-FG想像図

イラスト:WP-FG想像図

WP-FG断面図

イラスト:WP-FG断面図

周辺回転映像

イラスト:WP-FGKJ周辺
WP-FGKJ周辺の回転映像

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