石狩市超電導送電プロジェクト
石狩超電導プロジェクト関連プレスリリース
平成29年度
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【平成30年3月30日】「石狩湾新港地域におけるスマートエネルギー構想~地産エネルギーを活用した低廉な電力、冷・温熱の供給~」がまち・住まい・交通の創蓄省エネルギー化モデル構想に策定※(外部リンク)
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【平成29年9月20日】まち・住まい・交通の創蓄省エネルギー化モデル構築支援事業(国土交通省)のモデル地域に採択※(外部リンク)
平成27年度
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【平成27年9月25日】石狩超電導・直流送電システム技術研究組合(データセンターへの超電導送電を開始 )(外部リンク)
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【平成27年8月6日】石狩超電導・直流送電システム技術研究組合(500mの直流超電導送電試験に成功!)(外部リンク)
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【平成27年4月21日】超電導ケーブル技術の現状と応用 「第2 回冷凍部会例会/第1 回超電導応用研究会シンポジウムのご案内」(外部リンク)
平成25年度
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【平成26年3月26日】石狩超電導・直流送電システム技術研究組合HP開設(外部リンク)
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【平成25年6月24日】えりすテレビ(「高温超電導直流送電システムの実証研究」の推進)(外部リンク)
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【平成25年6月15日】住友電気工業株式会社(外部リンク)
平成24年度
超電導国際フォーラムを開催しました!
石狩市が石狩超電導・直流送電システム技術研究組合による「高温超電導技術を用いた高効率送電システムの実証事業」のフィールドに選定されて以来、早4年が経過しました。
この間、超電導による太陽光発電所からの実用直流給電、国内で先例の無い超電導ケーブルの公道埋設、世界最長級となる超電導送電の成功など、数々の成果を挙げており、この度「石狩超電導国際フォーラム」を開催し、これまでの実験成果をご報告することはもとより、そこから得られたイノベーションを今後の実用化に向けた世界的な取組みへと発展させるため、国内外の電力事業関係者をはじめとした「産官学金労言」の広範なネットワークの構築を目指しました。
当フォーラムの2日目には、研究者による国際ワークショップと平行して、中部大学中部高等学術研究所客員教授の涌井 雅之 氏(TBS「サンデーモーニング」でコメンテーターとして活躍!)を石狩市総合保健福祉センター(りんくる)にお招きし、市民の皆さまに向けた、超電導技術をはじめとする国内のイノベーション技術と北海道らしさが融合する地域創生などの展望についてご講演いただきました。
また、経済産業省が所管する「石狩超電導直流送電システム」の実証研究施設(石狩湾新港地域内)の見学会を実施し、3日間で5カ国延べ900名にご参加いただきました。
当日の様子につきましては、次の報告書又はURLをご覧ください。
開催報告書






世界最長の超電導ケーブルが石狩に誕生
出典:石狩超電導・直流送電システム技術研究組合
経済産業省の実証事業として平成26年から石狩湾新港地域において超電導ケーブルの本格的な敷設作業がスタートしました。今回の事業では2本の超電導ケーブル(回線1(500m)、回線2(1000m))を敷設し、実証を行っております。
回線1(500m)は、再生可能エネルギー(太陽光)を超電導直流送電で稼動しているデータセンターに送電する実証を行い、発電・送電・給電すべてを直流で行い、送電ロスを極限まで減らすスキームを実現しました。
回線2(1000m)は、当時世界最長の超電導ケーブルであり、また2箇所の接続部分(マルチジョイント)を有するケーブルとしても世界初でした。本回線では、将来の長距離送電を想定した実証試験が行われております。

世界が注目する超電導直流送電技術
経済産業省事業「高温超電導直流送電システムの実証研究」・「高温超電導技術を用いた高効率送電システムの実証事業」は、世界でもトップレベルである日本の超電導技術の実用化を加速するために行われる実証であり、超電導直流送電による省エネ効果を検証する等より実用化に近い環境で実験を行っております。
超電導直流送電技術は、将来的には直流電流多消費型産業での活用や、長距離送電への活用が見込まれており、世界各国からの視察・問合せがくるなど、石狩発の技術が国内にとどまらず、海外においても活用する動きが進んでおります。
石狩市としては、本プロジェクトを推進するため、地元の産官学を中心とした石狩超電導直流送電プロジェクト推進協議会を平成25年2月15日に設立しました。推進協議会の構成として、産については、さくらインターネット株式会社、石狩開発株式会社、学については、中部大学、北海道大学、そして官については北海道、小樽市、石狩市(事務局)となっております。
これまでもえりすテレビを活用した敷設作業や・実証状況の映像コンテンツを作成して市民の皆様にも市内で行われている最先端技術の取組みをお知らせしてきました。今後は、実証事業実施主体者、推進協議会、そして、超電導に携わる企業・研究者等の連携によりプロジェクトを推進していく予定です。
出典:石狩超電導・直流送電システム技術研究組合※
電気抵抗が0になる超電導技術の応用として、実用化の期待が寄せられている「超電導ケーブル」。
平成24年に中部大学超伝導・持続可能エネルギー研究センターの山口教授が本市を訪問し、「超電導直流送電」の実用化に向けた本格的な実証を石狩市をフィールドとして行いたい旨の提案を受けました。
石狩超電導直流送電プロジェクトは、超電導直流送電技術と石狩湾新港地域が有するLNGや再生可能エネルギー等の多様なエネルギーソース・環境配慮型データセンターを始めとするポテンシャルを有機的に活用し、新たな地域価値を創造するためにスタートしました。
※石狩超電導・直流送電システム技術研究組合・・・平成26年1月に千代田化工建設株式会社、住友電気工業株式会社、中部大学、さくらインターネット株式会社の4者により設立。
平成29年4月より日揮株式会社、JFEスチール株式会社、中部大学、さくらインターネット株式会社の4者へ。
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このページに関するお問い合わせ
環境市民部 環境課 環境政策担当、ゼロカーボン推進担当
〒061-3292 北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2
電話:0133-72-3698 ファクス:0133-75-2275
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