講演会 メンタルヘルスのおはなし~自分や身近な人の心の健康のために~(令和7年10月7日(火曜日)開催)
講演会 メンタルヘルスのおはなし~自分や身近な人の心の健康のために~(令和7年10月7日(火曜日)開催)
日常生活におけるこころの持ちようや物事のとらえ方の工夫など、こころの健康を保つためのポイントについて、専門家を招いてお伝えします!
今回の講演会は、会場参加とオンライン参加のハイブリッド形式で開催しますので、ご都合の良い方法で、お気軽にご参加ください。
- 日時
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令和7年10月7日(火曜日)15時~16時30分
- 会場
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石狩市総合保健福祉センター りんくる 2階 交流活動室
(住所:石狩市花川北6条1丁目41-1)
- 定員
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会場参加 50名
オンライン参加(Teams) 30名
- 講師
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医療法人 トルチュ 氏家記念こどもクリニック
精神科医 梅本 萌李 氏
- 申込
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WEBまたは電話から
聴覚や発語に障がいのある方はファクスから
詳細はこちらのチラシをチェック!
こころの健康を保つために
1 こころの不調のサインに気づく
ストレスを受けている状態では、眠れない、お腹が痛くなる、怒りっぽくなるなど、何かしらこころの不調のサインが出ているものです。
自分のこころの不調に気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めにとれるようになります。
下記の不調のサインがないかチェックしてみましょう。
こころのサインの例
・不安や緊張が高まって、イライラしたり怒りっぽくなる
・ちょっとしたことで驚いたり、急に泣き出したりする
・気分が落ち込んで、やる気がなくなる
・人づきあいが面倒になって避けるようになる
からだのサインの例
・肩こりや頭痛、腹痛、腰痛などの痛みが出てくる
・寝つきが悪くなったり、夜中や朝方に目が覚める
・食欲がなくなって食べられなくなったり、逆に食べすぎてしまう
・下痢したり、便秘しやすくなる
・めまいや耳鳴りがする
(知ることから始めよう こころの情報サイト、こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~より作成)
2 セルフケアをする
こころの不調のサインに気づいたら、セルフケアをして、自分のこころをいたわりましょう。
自分のできることから、ストレスをため込んでしまう前に実践することが大切です。
こころのセルフケア7か条
規則正しく食事をする
食事の偏りは、こころにも大きく影響します。
夜更かしせず朝起きて日光を浴びる
朝に光を浴びると生活リズムがリセットされ、良質な睡眠がとれます。
適度に体を動かす
適度な運動は、免疫力や心肺機能を高めると言われています。
気持ちを自由に書き出してみる
素直な気持ちを紙に書き出すだけでもOK。大切なのは、よかった!嬉しかった!などのプラスの気持ちも書き出すことです。
小さな「ご褒美タイム」をつくる
生活様式が変化している中で、「好きなこと」「楽しいこと」は忘れがち。趣味の音楽やスイーツなど、こころが喜ぶご褒美タイムをつくりましょう。
安心できる人に素直な気持ちを話してみる
ストレスを感じた出来事を人に話してみると、自然と思考が整理されて、気持ちが落ち着いてくるものです。
ストレスはためこまずにこまめに発散する
汗、声、涙、笑、排泄など、出すもの出してストレスを追い出しましょう。
(一般社団法人 日本精神看護協会 こころの看護便ポスターより作成)
3 相談する
辛い時、困った時は、一人で抱え込まず、まずは家族や友達、職場の同僚など、身近な人に相談してみましょう。
こころと体の不調が続く時には、早めに専門家に相談するようにしましょう。
医師や公認心理師などの専門家や、地域の精神保健福祉センター、保健所、職場の健康管理センター、自治体の相談所など、相談できる場所はたくさんありますので、ぜひご活用ください。
下記リンク先では、年代や悩みに合わせた電話・SNS相談窓口を紹介しています。
下記PDFでは、石狩市内や近隣の相談窓口について、相談の内容ごとに掲載しています。
どこに相談したらよいかわからない場合は、下記リンク先をご活用ください。
NPO法人自殺対策支援センターライフリンクが運営している全国の相談機関を検索するサイトになります。
悩みの種類に合わせた相談機関を見つけることが出来ます。
自死遺族の方へ
自死遺族の方のための相談窓口、交流会の紹介を行っています。
詳細は、下記PDFをご覧ください。
こころの健康に関する情報サイト
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こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~(厚生労働省)(外部リンク)
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働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳(厚生労働省)(外部リンク)
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知ることから始めよう こころの情報サイト(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所)(外部リンク)
石狩市の自殺対策について
石狩市では、自殺対策基本法に基づき、「自殺総合対策大綱」の趣旨を踏まえて、自殺対策を「生きる支援」として総合的に推進するために、「石狩市自殺対策行動計画 誰も自殺に追い込まれることのないまちを目指して」を策定しました。計画期間は、令和元年度から令和10年度までの10年間です。令和元年18.5の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)を、令和10年度までに13.0とすることを数値目標としています。
自殺対策は、家庭や学校、職場、地域など社会全般に深く関係しており、関係機関や地域の方々と連携や協力をする必要があります。また、平成21年度より講演会などを開催し、うつ病、睡眠障害などの「こころの健康」に関する知識を広く市民のみなさんに知ってもらう機会としています。さらに、各種相談窓口の周知に努め、ゲートキーパー養成研修等を開催していきます。
ゲートキーパー養成研修について
石狩市では、身近な人が悩んでいた際に、話を聞き、受け止め、専門の相談機関や医療機関に繋ぐ役割を持つ「ゲートキーパー」の養成研修を開催しています。
ゲートキーパー養成研修は、これまで市内医療機関や介護事業所の職員、消防職員、民生委員の方々などを対象として開催しました。ご要望があれば、町内会や高齢者クラブなどの地域の団体にも、出前講座として実施しています。少人数からでも開催できますので、お気軽にお問合せください。
まちづくり出前講座からもお申込みいただけます。
「ゲートキーパー」については、下記リンク先からも学ぶことができます。
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このページに関するお問い合わせ
健康推進部 健康推進課
〒061-3216 北海道石狩市花川北6条1丁目41番地1 石狩市総合保健福祉センター「りんくる」
電話:0133-72-3124、0133-72-6124 ファクス:0133-75-2270
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。