いしかり砂丘の風資料館の
展示物を“勝手に”紹介
資料館2階では石狩紅葉山(もみじやま)49号遺跡(主に5000年前から4000年前)に出土した木製品ほかを展示しています。国内最古のサケの漁労施設で縄文時代では初めてのものです。
木製品発掘当時は新聞・TV取材陣がわんさか来ていましたよ。
詳しくお知りになりたい方は、当時の発掘を担当した学芸員にお尋ねください(月・水曜日は館にいる確率が高いかも)。
私たちボランティアガイドは、土・日曜日11:30〜15:00頃までだいたいいます。
第1回 木製品 柄付容器(えつきようき)
保存処理前の柄付容器は処理されるまで水の中で保存されていました。
私達が発掘した時はみずみずしくふっくらでも、
展示してあるものはスリムになっちゃってうらやましいわ〜
長さ(mm)
幅(mm)
厚さ(mm)
樹種
278
117
42
クワ科クワ属
【勝手なつぶやき】
お母さんが台所の隅に掛けて使っていた物なのか、
それともお父さんが腰にぶら下げて、漁に出て水を飲んでいたのかしら?
あなたもぜひ資料館で実物をご覧になり、想像してみてはいかがですか?
ここには、確かに4000年前の人々の生活の匂いがします。
あったかで愛おしく思える展示物が待っていますよ。
(りんごちゃん・まがたまちゃん 2010年9月)
次回は
舟形容器
を紹介します。
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