第2回:木製品 舟形容器(2010年10月)

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ページID 1004805  更新日 2025年2月28日

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写真:発掘時の舟形容器 クマの顔に見える所が指し示されている

発掘された時は、ひっくり返って出土しました。
縄文時代では最大級の舟形容器です。
長さ(ミリメートル)
1017
幅(ミリメートル)
354
厚さ(ミリメートル)
87
樹種
ハリギリ属ハリギリ

勝手なつぶやき

写真では確認はできませんが、小さな穴がたくさん開いています。
なぜだか分かりますか?
実は、木の細い根が突き刺さっていたのです。(資料館で確認してみてください)

この容器の先端にクマの顔のように見える所があります。
資料館では、鏡を置いて見やすくしていますよ。

この舟形容器、ちょうど鮭が入りそうな大きさです。
なにかの儀式に使われたのかしら?
それとも集会の時、ご馳走を入れる器として使ったかしら?

来館者で年配のお客様のお話では、小さい頃こんな舟に紐を付けて川に浮かべ遊んだそうです。

もしもタイムマシーンがあったなら、この時代に行ってみたいなぁ~~
ことばは通じないだろうから、見て確認したい事たくさんあるもの・・・メモメモ
想像するだけで楽しくなっちゃいますね・・・もしかして楽しいのは私達だけかしら(笑)

(まがたまちゃん 2010年10月)

次回は全国でもここの資料館にしかない、柵(さく)を紹介します。

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