薪ストーブは正しく使用しましょう!
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月6日更新
適切な燃料を燃やす
- 薪やペレットを選ぶ際は原料の由来に注意し、化学処理のされていない無垢の木材を使いましょう。建設廃材には防腐剤や接着剤や塗料などが含まれる場合があり、また農薬が付着した樹木もあります。また、その他の廃棄物も燃焼時に有害成分が発生するおそれがあるので使わないようにしましょう。
- 十分に乾燥した燃料を使いましょう。燃料の含水率が高いと、不完全燃焼が起こりやすく、PMやPAH、VOC、COなどの有害物質等を含む排ガスがより多く放出されることとなります。
ご近所への配慮を忘れずに
薪ストーブの煙や臭いなどに関するご相談が寄せられています。ご近所の迷惑にならないよう配慮し、次の5か条を守って正しく使用しましょう。
1.よく乾いた無垢の燃料を使いましょう。
2.熱効率の高いストーブを選び、正しく設置して性能を発揮させましょう。
3.可燃物からの離隔距離を守って、火事を起こさないよう注意しましょう。
4.こまめに清掃し、シーズンオフには点検しましょう。
5.ストーブの煙や臭いがご近所の迷惑にならないようにしましょう。
(環境省「木質バイオマスストーブ環境ガイドブック」薪ストーブ・ペレットストーブの環境にやさしい使い方5か条 https://www.env.go.jp/seisaku/list/air_sonota.html)
薪ストーブでごみを燃やしてはいけません!
薪ストーブで廃棄物(ごみ)を焼却することは法律で禁止されています。廃棄物(ごみ)を燃やすことによる煙や臭いが原因で、ぜんそくになったり、窓が開けられない、洗濯物に臭いがついて困るなど、ご近所に迷惑がかかり、また、有害物質発生の原因にもなりますので、薪ストーブで廃棄物(ごみ)を燃やすのは絶対にやめましょう。