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食品ロスの削減にご協力をお願いします

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月10日更新

チラシ新環境省コラボポスター

 

宴会時の食べきりキャンペーンにご協力を

北海道では、年末年始時期を強調期間とした食品ロスを削減するため「年末年始食べきりキャンペーン」を実施します。

今年度は、コロナ禍であることも踏まえ、外食に加え、テイクアウトやデリバリーなどの利用も多くなることから、「年末年始食べきりキャンペーン」として、実施いたします。

 

キャンペーン期間 令和3年12月1日~令和4年1月31日まで

どさんこ愛食食べきり運動 年末・年始の食べきりキャンペーンポスター [PDFファイル/907KB]

どさんこ愛食食べきり運動 宴会五箇条啓発カード [PDFファイル/389KB]

食品ロスの現状

食品ロスとは?

 「食品ロス」とは、食品関連事業者(食品製造業・食品卸売業・食品小売業・外食産業)や一般家庭から発生する食品廃棄物のうち、まだ食べられる状態にあるのに廃棄されるものを言います。

 

日本での現状は?

 日本では年間2,531万トン※の食品廃棄物が排出されています。

 このうち、食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は、600万トンと試算され、世界全体の食料援助量(年間420万トン)の約1.5倍に匹敵し、国民一人当たりお茶碗約1杯分の食べ物が毎日捨てられている計算となります。

※農林水産省及び環境省「平成30年度推計」

 

食品ロス削減のために

 一人ひとりが 「もったいない」 を意識して行動することが重要

 食品ロスの発生には、様々な原因が複雑に関わっており、ある特定の立場の者に削減の責任があるわけではないことから、特定の者に努力を強いるのではなく、行政と市民・事業者等がその必要性を共通認識し、それぞれの立場で取り組むこと、協力しながら取り組むことを意識して、できることから着実に進めていくことが大切です。

 

 すべての人にできることは? 

  ・食べ物への感謝の心を大切にして、「残さず食べる」など、食についての習慣を身につける

  ・食品ロス問題に関心を持ち、その実態を知り、自分にできることを考える

  ・意識醸成を周囲にも働きかける など

 

  食品関連事業者のみなさまへ 

  市民(消費者)のみなさまへ

 

食品関連事業者のみなさまへ

 年間に発生する食品ロスの約半分が食品関連事業者からのものと言われています。

 

食品メーカー、卸・小売店からの食品ロス

   ・新商品販売や規格変更に合わせて店頭から撤去された食品(定番カット食品)

   ・欠品を防止するために保有するうち、期限切れなどで販売できなくなった在庫

   ・定番カット食品や販売期限切れ食品等の慣行的な返品

   ・製造過程での印刷ミス、流通過程での汚損・破損などの規格外品 など

 

レストラン等飲食店からの食品ロス

   ・お客様が食べ残した料理、製造・調理段階の仕込みすぎ など

   (食べ残しの多い食品は野菜や穀類)

 

食品ロスを減らすためにできることは?

   すべての食品関連事業者でできることとして、次のことが考えられます。

  ・食品廃棄物を計量し、発生抑制の努力目標値を参考にしながら、食品ロスの実態や削減目標を明確にして社内意識の向上を図る

  ・食品ロスの削減に向けた行動計画を策定(可能な限り公表)する など

   ※発生抑制の努力目標値:食品リサイクル法に基づき主務大臣により設定されてる。

 

食品メーカー、卸・小売店にできるとことは?

  ・消費期限、賞味期限は、科学的根拠に基づいて設定することを徹底

  ・納品期限や販売期限は、商品ごとの特性を踏まえて設定

  ・食品メーカーと小売店の取引は買取契約を原則とし、返品がやむを得ない場合はあらかじめ条件を明確化

  ・見切り・値引き販売で売り切る努力をより一層進めて、値引きの理由や品質に問題ないことを積極的に情報提供

  ・食品メーカーと流通業者が連携して精度の高い需要予測による在庫管理を行う

  ・賞味期限間近となった食品や食品衛生上問題のない規格外品は、その性質を理解してもらえる小売店での販売やフードバンク活動への寄付など、できるかぎり有効活用 など

 

レストラン等飲食店にできることは?

  ・お客様の好き嫌いや食べたい量をあらかじめ相談して、料理を提供

  ・天候やイベント開催など来客数に影響のある情報をもとに需要予測を行い、食材の仕入れや仕込みを行う

  ・品質的問題のない食べ残しは、お客様の自己責任であるとわかってもらった上で食べきる目安日時などの情報提供を行いドギーバッグ(持ち帰り容器)の導入を検討する など

 

 

市民(消費者)のみなさまへ

 年間に発生する食品ロスの約半分が一般家庭からのものと言われています。

 

一般家庭からの食品ロス

   ・過剰除去(皮を厚くむきすぎたり、脂っこい部分などを調理せずに取り除いた部分など)

   ・食べ残し(作りすぎて食べ残された料理など)

   ・直接廃棄(冷蔵庫等に入れたまま期限切れとなった食品など)

 

食品ロスを減らすためにできることは?

 市民(消費者)にできることとして、次のことが考えられます。

家庭では

 ・食品の買い置きの状況や消費期限・賞味期限をこまめに確認

 ・家族の食事の都合を確認して作りすぎに注意

 ・食べ切れなかったものは、他の料理に作り変えるなど食材を使い切る工夫を

 

 食品ロス削減基礎編 [PDFファイル/1.59MB]  (消費者庁の啓発用パンフレット平成28年11月版)

 食品ロス削減応用編 [PDFファイル/1.17MB] (消費者庁の啓発用パンフレット平成28年11月版)

 残さず食べてごちそうさま [PDFファイル/932KB] (北海道食べ残し対策「どさんこ愛食食べきり運動」の啓発用チラシ)

 

外食時には

 ・注文時にお店の人に盛り具合や食べられない食材の有無を確認

 ・食べきれないと思ったときは、「小盛りにできますか?」などと注文時にお店に聞いてみる

 

宴会などでは

  幹事五箇条 [PDFファイル/198KB](北海道「どさんこ愛食食べきり運動」の啓発チラシ)

    30・10運動 ~ 食品ロス削減応用編の「宴会編」をご覧ください

 

 

食品ロスの関連リンク

  北海道が進める食育(食べ残し対策「どさんこ愛食食べきり運動」のページ)

  食品リサイクル・食品ロスについて(農林水産省のページ)

 

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