◆◆◆ 石狩ビーチコーマーズ/冬の漂着物 ◆◆◆
2005年2月20日(日) くもり/晴
2004年7月に続き、2回目の開催となる、石狩ビーチコーマーズ。真冬の日本海には、北西からの季節風によって、夏よりたくさんの漂着物がやってきます。今回のビーチコーマーは19人。石狩浜海水浴場から石狩灯台の近くまで、浜を歩きました。
この日は幸い風は弱く、気温もそれほど低くなく、穏やかな気象状況でしたが、前夜の降雪が砂浜を覆ってしまい、漂着物さがしにはちょっと苦労しました。それでも、いろいろな漂着物を採集して帰還。砂丘の風の会(ボランティア)のみなさんが用意してくれた甘酒で温まり、本日の収穫の品評会を行ないました。
この日の参加者のみなさんが採集した漂着物は、資料館の「浜辺からのメッセージ」コーナーで展示中!
次の「石狩ビーチコーマーズ」(石狩浜で漂着物を拾い、考える、野外観察講座)は、2005年4月後半に開催予定です。
ロシアの酒ビン
(中川さん)
ペットボトル(ミネラルウォーター)ロシア製。だれかが一度見つけた物だけど、置いてってくれて、ありがとう!
(ちひろさん)
ペットボトル。色がきれいです。
(今井さん)
ヒトデ。陶器を見つけたかった。
(北村さん)
ハート型の小石。海からのラブレター?!
(M.Y.さん)
木っぽいし…? 石? 木+石÷2?
(舞夢さん)
オレンジのプラスチック(?)製。日本製でなければいいな…。
(ちひろさん)
さら。
(將喜さん)
ウキ。たのしかった。
(一郎さん)
ビン(缶?)の底。コールタール状の物におおわれて不明。外国製ならいいな…。
(哲朗さん)
魚をとるワナかな?
(石井さん)
コンテナ(ザル?)に、かわいいエボシガイがびっしり付着。
謎の大型動物の死骸の一部。毛皮に肉もちょっと付いてます。トドにしては毛が長いし…。クマ?
このほかにも、貝殻、身の入った貝、石炭、オオアマモ(海草)、クラゲの子ども、船舶用500W電球など、たくさんの収穫がありました。
漂着物はただのゴミ(!?)かもしれませんが、動物の骨、空き缶、ライター、ガラス、貝殻、流木などテーマを持って集めると、立派なコレクションです。集めるだけでも楽しさがありますが、考えたり、探ったりするところにも楽しさがあります。次回は(も)、ご参加ください。
本日の収穫を前にして、海のことを考えるビーチコーマーたち。