知ってほしい!「トラブルシューター(TS)」の世界!

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ページID 1003117  更新日 2025年2月28日

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トラブルシューターとは?

知的障がい・発達障がいのある方の中には、自分の思いがうまく伝えられなかったり、こだわりが強く出てしまったりする方がいます。

これは障がいの特性によるものですが、周囲の理解が得づらいことも多く、時にはそれが誤解を生みトラブルになることもあります。

ところで皆さん、このような人を見たり聞いたりしたことはありませんか?

  • コンビニでお金の使い方や支払いがうまくできない人がいる
  • 話しかけると逃げたりうつむいたりしてコミュニケーションがうまくとれない人がいる
  • スーパーで売り物の商品を手に取ったまま動かない人がいる
  • 周囲を気にすることなく、売りもののパンに指で触れようとする
  • 場の雰囲気に関わらず、むやみに見知らぬ人に話しかける

上に書かれたような人は単純に「困ったことをする人」と言えるでしょうか。

冒頭に書いた「障がいの特性によるもの」と理解すると、このような行動をとってしまう人は、実はどうしてよいか分からない「困っている人」であることに気づいてほしいのです。

トラブルシューター(略して「TS」)とは、そういった「困っている人」やその家族と一緒に解決方法を考えたり、周囲の方の理解や協力を得てトラブルを未然に防ぐ取り組みをおこなう人たちのことを言います。

トラブルシューターと石狩市地域自立支援協議会

石狩市には、トラブルシューターの取り組みを行っている「石狩大地の会」や「トラブルシューター世話人会」がありますが(令和3年広報いしかり12月号:下記添付ファイル)、市内の障がい福祉サービス事業者や相談支援事業者、障がい者関係団体などで構成されている石狩市地域自立支援協議会(以下「協議会」という。)でもこの取り組みの素晴らしさに興味を持ち、トラブルシューター部会を立ち上げ定期的に勉強会が行われるようになりました。

勉強会を重ねトラブルシューターへの理解を深めていき、その成果について石狩市民図書館にてトラブルシューターの紹介パネル展示会を実施したり、協議会内で学習会を開催するなど、徐々にその知名度や活動内容、そして必要性が認識されてきました。

今後もトラブルシューターを先駆的に取り組まれている団体等と共に、誰もが互いに支え合い、障がいのある方もそうでない方も心豊かに安心して暮らせることができるまちを目指し、そして、いつでも頼れるトラブルシューターが身近に存在する石狩市の実現に向け、これからも勉強会を継続していきます。

「トラブルシューター」を知ることは、新たなまちづくりへの一歩となる!

「トラブルシューター」という言葉を初めて耳にする方も多いと思いますが、トラブルシューターとはどういうものなのかを知っていただくことで、障がいのある方の特性を正しく理解し、生きづらさに寄り添った行動をすることなど、安心して暮らせるまちづくりへのきっかけになるかもしれません。

皆さんで “トラブルシューターの輪”を広げていきましょう!

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このページに関するお問い合わせ

福祉部 障がい福祉課
〒061-3216 北海道石狩市花川北6条1丁目41番地1 石狩市総合保健福祉センター「りんくる」
電話:0133-72-3194 ファクス:0133-75-2270
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。