2009年
石狩レポート#121(2009年12月19日)
冬の石狩浜では、海から強い季節風が吹きます。
風ではがれた積雪のかけらがコロコロと雪の上を駆け上がると
ちいさな雪玉が、いくつもできあがります。
自然に雪ダルマもできるかも?
石狩レポート#120(2009年12月6日)
まだまだ続くエチゼンクラゲの漂着。
この日は、多いところで海岸線50メートルほどの間に浮遊・漂着を合わせて25個体を確認!
石狩レポート#119(2009年11月18日)
ガラスの浮き玉。これが見られるようになると、冬の始まり。
石狩浜にもときどき漂着しています。
今はほとんどがプラスチック製に代わってしまいました。
もうすぐ、こんな風景も見られなくなるかもしれません。
石狩レポート#118(2009年10月18日)
エチゼンクラゲ。傘の直径は約1メートル。
石狩にもとうとうやってきました。
波間を漂っているものや打ち上がったものなど、この日は全部で8個体を確認しました。
石狩レポート#117(2009年10月10日)
石狩浜から南西に見える、余市岳(中央、1488m)。
たぶん今年初、冠雪を確認しました。
反対側(北側)に見える暑寒別岳と群別岳もこの日に冠雪が見られました。
石狩レポート#116(2009年9月27日)
9/26、27と、資料館のそばでは「石狩さけまつり」。
石狩浜でも、そろそろサケ釣りの人が見られるようになりました。
石狩レポート#115(2009年9月16日)
もうすぐ秋分の日。日没時間はぐんぐん早くなっています。
空気も秋になって澄んできました。
石狩砂丘はすでにススキでいっぱいです。
石狩レポート#114(2009年8月22日)
巻雲。いわゆる筋雲です。
成層圏に近い高空にできる雲で、春・秋によく見られます。
今年の夏も、もう終わりでしょうか。
石狩レポート#113(2009年8月12日)
石狩川河口にできている砂州。
もう1ケ月以上、継続して存在しています。
※石狩レポート#111(2009年7月1日)をご参照ください。
形はどんどん変わっていますが、しだいに大きくなっているようです。
石狩レポート#112(2009年7月18日)
開催中のテーマ展「頭骨」。
初公開!シャチ幼獣の頭骨。写真はその一部、左側の歯。
1歳に満たない幼獣ですが、顎にはゴツい歯が並んでいます。
このシャチは2005年2月に知床・羅臼町の漁港で流氷に閉じ込められて死亡した群の中の1頭です。
石狩レポート#111(2009年7月1日)
石狩川の河口。
陸地の先端から100メートルほど先に、砂が集まった小さな島が。
ウミネコやらウミウやらが休んでいます。
狭いながらも安全な「楽園」でしょうか。
石狩レポート#110(2009年6月20日)
石狩市厚田区の海岸。
後に見えるのは、およそ800万年前~650万年前の地層で、「望来層」と呼ばれています。
20から30センチメートルくらいの間隔で繰り返されている細かい縞模様が特徴です。
この日は資料館の野外講座で地層と化石を観察しました。
石狩レポート#109(2009年6月4日)
石狩市厚田区で見られる地層。
およそ700万年前にできたものです。
上下にある細かい縞もようの地層の間に
厚さ1メートルくらいの黄色い地層が1枚あります。
この時代、何か大きな環境変動が起きたことを物語っています。
石狩レポート#108(2009年5月16日)
浜に漂着していたモクズガニ。
甲の幅が10センチメートル近い、大きい個体です。
両方のハサミに「藻屑」のような毛が生えているのが特徴。
(この写真では毛でハサミが隠れています。)
川で育ちますが、秋になると産卵のために海に降りてきます。
石狩レポート#107(2009年5月6日)
資料館前のサクラが開花!
護衛艦「いしかり」の錨の周りに昨年秋に植えられた苗です。
石狩レポート#106(2009年4月22日)
春の石狩川の河口。
雪融けで増水した川の水が、海に流れ込みます。
(画面の奥、右側が川。)
この時期の河口周辺は、川から流れてきた落葉・枯枝などの植物片で埋めつくされます。
石狩レポート#105(2009年3月28日)
前々回もレポートした、砂茶碗。
※石狩レポート#103(2009年2月4日)をご参照ください。
今春は出現が早いだけでなく、数も多いです。
この日、300メートル歩いただけでこれだけ見つかりました。
石狩レポート#104(2009年2月27日)
石狩浜に漂着していたプラスチック製の容器。
大きさ2から3センチメートルの菱形の穴があいています。
これはウミガメが噛みついた痕だと考えられています。
石狩レポート#103(2009年2月4日)
石狩浜で、早くも「砂茶碗」発見。
砂茶碗はツメタガイの卵嚢(らんのう)。
砂を固めたもので、この中に卵を産み付けます。
例年、春先(3月から4月ごろ)に多く見られますが、
今年は最近4年間の中でもっとも早い出現になりました。
石狩レポート#102(2009年1月8日)
厚田区望来の海岸に見られる地層、「望来層」。
今からおよそ700万から800万年前の地層で、細かい縞模様が見られるのが特徴です。
こんな縞々は、地球軌道の揺らぎや気候変動など、周期的な環境変動で作られると考えられています。
石狩レポート#101(2009年1月7日)
石狩川河口から後を振り返ると、砂丘の彼方に石狩灯台が見えます。
明治25年に造られたこの灯台の位置は、当時は河口の先端でした。
100年ちょっとの間に、石狩川の土砂がこれだけの陸地を作ったのです。
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