水質等のQ&A よくある質問
質問質問3 水が白く濁っている(しばらく放置しても濁っている)
回答
原因
屋内給水管に亜鉛メッキ鋼管を使用している場合、管から亜鉛が溶け出し、水が白くなることがあります。この場合、火に掛けるとより一層白くなったり、表面に白い油膜が浮いたように見えたりすることもあります。
また、水道工事が行われた場合、水道本管の内部に溜まっていた濁質が、一時的に流出したことにより、水が白く濁ったり、茶褐色になったりすることもあります。
対策
水道工事が原因と考えられる場合は、市の水道施設課(電話:0133-72-3135)に連絡して下さい。
それ以外では、亜鉛メッキ鋼管から亜鉛が溶出したことにより白濁したと考えられます。この現象は、管内に水が長時間滞留していたときなどに発生しやすく、長期間使用していなかった時や朝の使い始めに見られます。
また、配管内の腐食がかなり進行していると亜鉛が溶出しやすくなり、同時に赤水の発生も見られる場合があります。
使い始めの水で水道水が白濁している場合は、雑用水として利用するなど、飲用しないようにして下さい。根本的に解決するには、配管を取り替えることが必要になります。
参考
亜鉛は水道法で水道水の水質基準が決められています。
水質基準 亜鉛:1.0ミリグラム/リットル以下であること
この基準は、人への健康上の問題から決められたものではなく、基準値以上になると、味が悪くなったり水道水が白濁したりすることから、水道水を利用する上で好ましくないため決められたものです。
亜鉛が含まれる白い水を誤って飲んでしまっても、極めて大量に飲んだ場合を除いて健康上特に問題ありません。亜鉛は人体にとって必要な成分の一つであり、必要以上に摂取した場合には、体外に排出されます。
このページに関するお問い合わせ
水道部 水道施設課
〒061-3292 北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2
電話:0133-72-3135 ファクス:0133-75-2273
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