水質等のQ&A よくある質問
質問質問28 アルミ製容器が黒くなる
回答
原因
通常のアルミニウム製品の表面には腐食防止用にアルマイト加工されています。そのアルマイト被膜が劣化し、アルミニウム素地が露出して水中の酸素と酸化反応して水酸化アルミニウムの被膜が形成されます。さらに、この水酸化アルミニウムと水道水に含まれる微量の鉄や銅とが反応し黒色に変色したことが原因です。一般に「アルミニウムの黒変化現象」といわれています。
対策
腐食防止用のアルマイト被膜は、非常に薄く、強い洗浄や煮沸の繰り返しなどにより剥がれてしまいます。アルマイト加工されたアルミニウム製品は、金属たわしや粒度の粗いクレンザーなどを使用せず、傷をつけないよう丁寧に扱って下さい。
また、水を継ぎ足しして繰り返し煮沸することもアルマイト被膜には良くありません。
アルミニウム製品は長期間の使用ではいくら丁寧に扱っても「アルミニウムの黒変化現象」は避けられないとお考え下さい。
参考
アルミニウムの黒変化現象が起きても、水道水自体に問題はありません。
このページに関するお問い合わせ
水道部 水道施設課
〒061-3292 北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2
電話:0133-72-3135 ファクス:0133-75-2273
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。