石狩放水路

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ページID 1004635  更新日 2025年2月28日

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石狩ファイル0062-01(2006年3月31日)

地図:石狩放水路

茨戸川(ばらとがわ)から日本海に通じる放水路のこと。昭和6(1931)年に生振捷水路(おやふるしょうすいろ)が完成した際、旧流路は茨戸川、マクンベツ川として本流から切り離されました。しかし、下流の運河で本流とつながっていたため、洪水時には、運河を通って水が逆流し、氾濫を起こしていました。

そこで、運河に水門を設けるとともに、茨戸川から日本海へ放水路を掘削することとなりました。工事は、昭和47(1972)年に着手、昭和51(1976)年着工し、昭和57(1982)年に完成しました。完成直前の昭和56(1981)年夏の洪水時には、緊急通水され、大きな効果をあげました。

完成後、茨戸川の水位が2.7メートル低下し、洪水時にも大きな効果が期待されています。

(工藤義衛)

放水路延長 2458メートル
水路幅 50メートル
放水路水門 2門(2段式ローラーゲート)
計画高水量 毎秒500立方メートル

参考文献

  • 北海道開発建設部(監)(1981)北海道開発局治水工事三十年のあゆみ.

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〒061-3372 北海道石狩市弁天町30番地4
電話:0133-62-3711 ファクス:0133-77-5011
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