石狩市の海水浴場
石狩ファイル0102-01(2009年9月15日)
愛称「あそびーち石狩」と呼称される石狩浜海水浴場は、札幌市から至近距離にあるため、例年多数の来場者を迎えて、シーズン(平成21年の場合7月11日~8月23日)には大いににぎわっています。日帰り客が多数を占めますが、キャンプを楽しむ来場者もあります。過去4年間の来場者数は下記のとおりです。(石狩観光協会の発表、千人未満切捨て)
- 平成17(2005)年 41.7万人
- 平成18(2006)年 44.8万人
- 平成19(2007)年 36.7万人
- 平成20(2008)年 37.1万人
遠浅の海と砂浜が特長のこの海水浴場は、海岸線800メートル、沖だし30メートルでブイ等によるエリアを設け、更にプレジャーボートや水上バイク等が侵入できない「水域利用調整区域」を設定して、安全を図っています。また、2基の監視塔(高さ約5メートル)、3基の監視台(高さ約2メートル)を設置して、平日6人以上、土曜・日曜・祝日は9人以上のライフセーバーや地元水難救済会による監視員を置き、更に日本赤十字江別支部のボランティアによる監視の応援を得て、水難事故防止に努めています。あわせて、シーズン中、札幌北警察署の臨時派出所が設けられ、砂浜の警戒に当たっています。
水質保持に関しては北海道で実施する水質検査によって、また浜の清掃に関しては毎日の清掃と、場内放送によってゴミ持ち帰り運動やバーベキューの燃え殻処理を呼びかけることで、安全で清潔なビーチの保持に努めています。
今後の課題としては、駐車場の拡充ですが、海浜植物の宝庫である海岸砂丘の保全のために、拡充が難しいのが現状です。
あそびーちと同様に、石狩市の委託によって石狩観光協会が管理運営する海水浴場としては、浜益(はまます)区の川下(かわしも)海水浴場があり、海岸線は620mと「あそびーち」に次ぐ規模を持っています。川下海浜施設(海浜公園)に隣接しており、公園内にはキャンプ場があって人気を呼んでいます。
厚田区には5ケ所の海水浴場があり、規模は( )内に海岸線の長さで示したとおりです。これらは、すべて個人経営で営業しています。
- シップ海水浴場(250メートル)
- 望来(もうらい)南浜海水浴場(200メートル)
- 望来浜中央海水浴場(100メートル)
- 厚田ビーチセンター(140メートル)
- 濃昼(ごきびる)海水浴場(70メートル)
また、石狩北商工会が指定管理者として運営する、厚田海浜プールが平成21(2009)年より営業を開始しました。
(情報提供:石狩観光協会)
(林 迪子)
参考文献
- 石狩市ホームページ
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